「 全(すべ)ての生物、ところを得(え)て、相 犯(あいおか)さざるは 神の道なり 」 (11619) |
- 日時:2020年02月05日 (水) 08時55分
名前:明鏡
表題は 『 光の泉 』 昭和53年4月号 の体験談の中に出てくる言葉である。
体験談によると、木村さんという稲作の農家の方が、消毒の農薬を使わずに、
自然の肥料で やってみよう、ということで、田んぼの中に
「 全(すべ)ての生物、ところを得(え)て、相 犯(あいおか)さざるは 神の道なり 」 という
言葉を木の板に 書いて 立てて おいたところ、他(ほか)の田んぼの農家では、10回以上も
消毒しても害虫にやられたが、木村さんのところでは、その年ばかりではなく、次の年も、
又 次の年も 消毒なしで 立派に稲を作ることが出来たという体験談である。
以下、『 生命の實相 』 万教帰一篇 新編版 第21巻56〜57頁、 頭注版 第12巻129〜130頁 より。
「 すべての生物、その所を得(え)て、相 侵(あいおか)さざるは 神の道なり 」
この言葉は 実相を描いた言葉です。・・・・・・
‘ 全ての生物その所を得て、自からの生活を楽しみ生きつつ相(あい)侵さない
至妙の大調和の状態は 既にあるのです。’ 既にその大調和の世界が そこにある実相を、
堀徳蔵さんが その言葉を書くときに憶念(おくねん)せられた。
「 衆生(しゅじょう)実相(ほとけ)を憶念(おくねん)すれば、実相(ほとけ)衆生を憶念す 」
という言葉がある。堀徳蔵さんが実相を憶念されたから、・・・・・
一切の生物が大調和の実相が 現象界に顕現したのであります。・・・・・
真理の言葉、即ち「 真言(しんごん) 」 の力というものは偉大な実現力のあるものであります。
キリストも 「 天地は滅(う)せん、されど吾が 言葉は失(う)せず 」 といっています。
これは 真理の言葉の力の如何(いか)に偉大なものであるかを物語っているのであります。
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