《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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〈tradition〉(それが伝統だから)本来はそれで済む話なのでは… (11439)
日時:2019年10月26日 (土) 07時20分
名前:破邪顕正


私の知人が、フランス人の先生のもとでフランス語を本格的に学んでいます。

その知人が、こういうことを話してくれました。

〈フランス人は、日本に来ると、みんな、ずっと日本にいたいと思うようになってしまう。

それはどうしてか。

フランスでは、政治の問題をはじめとして、何でもすぐに闘論≠ノなってしまう。

それでとても疲れてしまう。

ところが、日本に来ると、みんな話を聞いてくれる。

日本人は、こちらが居心地がいいように、常に配慮してくれる。

それでどれだけ心が癒されるか。

だから、ずっと日本に居たいと思うようになるんだ。〉

そういう話でした。

先日、亡くなったシラク元大統領が大の日本贔屓であると言われましたが、それは何もシラク大統領に限ったことではない。

普通のフランス人も、日本を好きになるのだということを知りました。

そう言えば、柔道人口は、日本よりもフランスの方が多いという話しを聞いたことがあります。

その知人との話で、最も興味を覚えた話がこれです。

何でも、そのフランス人教師が、女性天皇を認めないのは男女同権の時代に逆行すると意見したのだそうです。

そのとき、知人は、女性天皇が歴史上、いないわけではない。

ただ、女系天皇を認めていないだけだ、そう言おうと思ったそうですが、自分の覚束ないフランス語で、その違いを説明できる自信がなかった。

で、知人は、どうしたか。

一言、こう言ったのだそうです。

〈tradition〉(それが伝統だから)

それを言った瞬間、そのフランス人教師は両手を広げて、「分かった」と言ってくれたそうです。

考えてみれば、歌舞伎の世界にも、女性はいません。

男性が女形を演じているわけです。

そもそも、女性の神父さんというのもいないわけです。

女性の法王だっていません。

つまり、伝統≠フ世界においては「男女同権」という今日的モノサシではかれないこともあるということです。

それを闘論″Dきのフランス人が瞬時に理解したということ、それがとても印象的でした。

〈tradition〉(それが伝統だから)

今の女性天皇、女系天皇の問題も、本来、この一言で片がつくのではないのかと改めて思ったことでした。




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