今回の「通達」は、かつてのレッドパージ≠フ逆バージョンを想起させました! (11417) |
- 日時:2019年10月22日 (火) 10時42分
名前:破邪顕正
「護法の天使」さん、投稿、ありがとうございました。
本人ではない、母親が自民党支持者だからという理由で、辞任を余儀なくされた…そんなことは、法律に詳しくなくとも、一般常識で考えても異常≠ニいうほかはない。
しかも、それが、日本共産党であるならばまだしも、宗教団体で起きたということが異常≠セと思うのです。
屋上屋を重ねるようですが、だからこそ、今の教団は、宗教団体ではない、日本共産党のような左翼政治集団だと言うのです。
つまり、これは標題にも掲げましたが、かつてのレッドパージ(アカ狩り)≠フ反対、即ち愛国者パージ≠ネのではないのか。
今回の【通達】で、教団は、こう言っています。
〈…生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生監修『憲法を知ろう』をテキストに、安倍政権を支持しない理由を深めるための指導を実施して、幹部・会員に本部方針の遵守の徹底をお願いいたします。〉
それでは、『憲法を知ろう』にはどう書いてあるか。
〈「人間は神の無限の表現として一人ひとりがかけがえのない絶対的価値を持つ」と考える生長の家の“人間・神の子”の教えも、基本的人権が尊重されるべき重要な根拠となります。
その基本的人権を保障するのは、立憲主義ですから「“人間・神の子”は立憲主義の基礎」だと言うことができるのです。〉(『憲法を知ろう』11頁)
この方針を遵守≠キると、親が自民党支持者ならば、役職を辞めなければならないということになるというのが、どうも教団の考え方のようです。
現場では、『憲法を知ろう』と今回の【通達】とは相矛盾するのではないのか、その声をぜひ、あげてほしい。
遵守≠キればするほど、今回の【通達】のオカシサがますます露わになる、それほどまでに今回の【通達】は重大な問題を孕んでいると思うからです。
前に『日本会議の研究』を聖典扱いして、心ある信徒が教団から離れたことがありましたが、今回の【通達】でもまた、同様の事態が起きても何ら不思議はない、そう思っています。
誰が読んでもオカシイと思う【通達】を、平然と全国に出せるというのは、もはや教団内には誰一人として、それをオカシイと言える常識≠キら息絶えてしまっているということではないでしょうか。
かねてより、今の教団は総裁独裁体制≠ナあると評してまいりましたが、その毒がますます教団全体に回ってしまっているという気がしてなりません。
すべては、愛国の柱であった生長の家教団を左翼政治集団に変えようと画策した総裁の無理筋が全ての根因であるというのが私の見方です。
「無理が通れば道理が引っ込む」
それを地でいっているのが今の教団です。
もう一度、生長の家の道理を取り戻す!
その使命が「谷口雅春先生を学ぶ会」にはあると私は確信しております。
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