日本代表のエピソードから やはり彼らは素晴らしい! (11372) |
- 日時:2019年10月09日 (水) 15時15分
名前:コスモス
「今や、俄ラグビーファンで日本中が沸き返っています」
とおっしゃっているように、私もその中の一人です。何故なら、最近になく、力一杯君が代を歌い、正々堂々と日本男児らしく戦う彼らの姿に、励まされるからです。
最近見た民放の中で、彼らのエピソードを幾つか紹介しておりました。どれも素晴らしいものですが、彼らが元々外国人であることを考えると、より感動します。
まずは国歌君が代のことですが、勿論最初は彼らにとってもチンプンカンプンでしたでしょう。
そこでまずローマ字で歌詞を覚え、次にその内容を学びました。中でも「細石の巌となりて」の意味を教えて貰った時に、「これは僕たちの事だ!」と、深く心に響いたそうです。
細石が大きな岩になるように、皆でスクラム組んで一つになって頑張ろう! ということで、宮崎県の日向市まで、その巌を見学に行ったそうです。
これは本当の事なのだと知ると余計嬉しくなり、さらにやる気が出て来た。 だから試合で歌う前から涙が流れる選手もいるそうです。その一人、レメキ ロマノラヴア選手は、「この国の為に戦うんだと思うと、涙が流れる。だから僕は日本のジャージを着ているんだ」と言っているそうです。強い愛国心ですね。
彼は監督などから「もっと間合いを取れ!」と言われた時、意味が解らなかったので、もっと日本語を学ぼうと、小学生低学年用の漢字ドリルを買って来て、一所懸命日本語を勉強したそうです。
日本代表のまとめ役、リーダーのリーチマイケルは、5歳からラグビーを始め、北海道札幌の高校に留学しました。来日1年後に、ニュージーランドの祖父から電話があり、「家が火事で焼けてしまったよ」と告げられた。
周りは心配して、帰りなさいと勧めたが、彼は、「帰りません。家族はみんな無事だった。それだけで充分です。僕は日本にあるこれだけになってしまったけど、ここで一所懸命頑張ります」と言って帰らなかった。
それを知った高校のチームメイトや父兄など皆が、彼に内緒で募金を始めた。70万も集まったので、彼に内緒でそれをニュージーランドの実家に送った。
それを知った彼は物凄く感動して、これからは僕が恩返しをする番だと、現在の日本代表のリーダーになり、先頭に立って活躍している。英語も日本語も堪能な彼は、選手の言葉の架け橋になっている。奥さんは日本人で、カフェも経営しているそうです。
日本人の姫野和樹選手は180センチで100キロを超える巨漢ですが、物凄い力持ちで、高校の時は先生から「お前は本気出すな。相手に怪我をさせるから」と言われていたほど。
あるとき教室で先生と腕相撲をしていたら、「バキッ」というものすごい音がして、先生の右手の靭帯を切ってしまった。その彼も今回も物凄い活躍をしている。もっと日本の歴史を知りたいと、『日本国紀』などを読んで、勉強しているそうです。
この夏も暑かったのですが、湿気も多い日本に慣れようと、41度の風呂に25分入って訓練しているそうです。
このような彼らが次にぶつかる相手は、強豪のスコットランドですが、人口530万人の北海道と同じほどの広さの国です。
台風が心配されていますが、試合が出来ない時は引き分けとなり、決勝に進出できますが、何とか試合したいと彼らは望んで練習に励んでいます。
やはり世界的指揮者カラヤン氏が、世界一の国歌だと認めた「君が代」には、心を込めて歌うと、強い力を与えてくれる素晴らしい国歌だと思います。
私が驚いたのは、この放送の時、スタジオの日本人の誰ものが、細石と巌の意味を知らなかった事です。何という事でしょう。息子に訊いたら、学校では全然意味を教えてくれないのだそうです。
彼らの為に皆で応援しましょう! 有難うございます。
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