《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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和田一夫氏の訃報に接し、深い感慨とともに (11199)
日時:2019年09月04日 (水) 11時18分
名前:祝生長の家本流復活

  以下申し上げることが皆様へ少しでも不快感をもたらすようであれば、どうぞ御削除くださいませ。ただ書き込んだ者としては、しかるべき方々から高い宗教的見地に立った御回答を賜りたく深く念じてやみません。

  和田一夫さまが満90年を超える長い生涯を閉じられました。実業家としての功罪得失は、経済学や経営学の関係者によって今後緻密に評価がなされて参りましょう。私がこの掲示板につどう皆様に教えを仰ぎたいのは、やはり信仰者としての和田氏のお姿であり、そして、いかにも申し上げにくいことながら22年前のヤオハン倒産の宗教的、信仰的な意義であります。

  私は左翼的な思想には少しも共鳴しませんが、凡夫なるがゆえに、『劇画ヤオハン』に出てくる
  「一部の若者が待遇改善を求めて労働組合を起こしたが、経営陣はもとより、他の社員らからも共感を得られず雲散霧消」
という場面に関しては、ヤオハン倒産の報に接した際、
  「ひょっとして、この若者たちのほうが正しかったのではないか?」
という俗念を、日教組教育を受けた世代の一人として、抑えることができませんでした。

  皆様の運動は今後いよいよ多くの人々の共鳴を得て、上昇の一途を辿ることと信じております。だからこそ、いわばアキレス腱とも申すべきこの問題に関して、今のうちから左翼や一部の他宗教(特に創価学会や韓国系キリスト教団)などからの「冷やかし」にどう対処すべきか、御討論あってはと念じております。

  和田さまも人間であり、また、男ばかり5人兄弟のご長男でいらしたがゆえに、欠点が出なかったとは言い切れません。元社員を集めて晩年に開催なさった「おわびと感謝のパーティー」で、このあたりのことを含めてどういうお話をなさったのか、
    「まじめな苦しい興味」(谷口雅春先生ともゆかり深かった倉田百三の言葉)
をどうにも禁じ得ません。

   繰り返しになりますが、私が今般こうして書き込ませて頂いた文面が少しでも皆様へ不快感をもたらすようであれば、管理人さまにはどうぞ即刻御削除あらんことを。幾重にも皆様とその運動のますますの御隆昌を念じ上げつつ、質問の筆を擱かせて頂きます。

祝生長の家本流復活様。ご投稿、ありがとうございます。 (11200)
日時:2019年09月04日 (水) 23時08分
名前:管理人

祝生長の家本流復活 様

ご投稿、ありがとうございます。

管理人は拝読しても不快感を感じることはありません。
一般閲覧者の方々も同じだろうと思います。
今後もご自由に投稿をお続けください。

以前から感じていたことですが、祝生長の家本流復活様は教団や本流諸団体の外から本来の生長の家の教えを応援して、その復活を願ってくださっているようです。

それで結構です。人それぞれに置かれた立場や能力さらに使命がありますので、ご自身で納得できる立場でご投稿ください。

ついでに、お願いを一つ…。

いつも大きな観点と高度な知的判断力を伴った問題意識から貴重な提言を下さっているのですが、ときには積極的かつ具体的な提言や情報を提供してくださると幸いです。

たとえば、現在、香港のいわゆる民主化問題で香港の学生たちが活動していて、なかには逮捕された学生もいますが、中国の拡大進出路線を考えると香港の問題は明日の台湾の問題、台湾の問題は明後日の沖縄の問題です。

それで台湾の民意とくに学生の意識や大学の状況などを具体的に知らせてくださると有り難いと願っています。

ぜひ一つご検討を…。

管理人 拝



祝生長の家本流復活様 (11212)
日時:2019年09月07日 (土) 12時49分
名前:糞土方

貴方の疑問は当然と思います。
それを不快だの左翼思想だのと排斥するような偏狭な人は、谷口雅春先生に帰りましょうと謳うここに居ないと信じますが、どうでしょう。
ともかく、私も貴方と同じ感想を抱きました。
従業員へ入信を強要するなどのエピソードは、まさに経営者側こそ左翼党派的な圧政を敷いていたと思えます。
共産主義に自由はありません。
労働者が待遇を自分たちで考えて改善していこうと努力することも許されず、もちろん信教の自由も無く、ひたすら党と偉大なる指導者同志のために奉仕することを強要されるわけです。
文句を言えば反革命のレッテルを貼られて収容所行き、建設的な提言さえも粛清の対象になる恐怖政治こそ共産主義の本質として歴史が証明しています。
どっちが左翼かといえば、従業員を宗教的理想の名の元に好き勝手にコントロールしようとしていた経営者じゃないですか?
ヤオハンに限らず、日本の働き方は社会主義的と指摘されていますが、そのいい例なんじゃないかとおもいます。
共産主義もカルトも理想の名の元に自由を圧殺するんです。
生長の家がカルトと偏見を持たれる責任の一端は、信徒にあると思います。
倒産後に和田氏がどのように経営者としての半生を総括して生長なさったかは知りませんが、ヤオハンの共産主義国さながらのワンマン体質は全く評価出来ないと思うのが自然でしょう。

もうひとつ (11213)
日時:2019年09月07日 (土) 12時51分
名前:糞土方

谷口貴康先生のブログの過去記事もご覧下さい。
なにか参考になるかもしれません。
ここにリンクを貼るのは控えさせていただきます。
「重要リンク」から行けます。

ブログ 中韓を知りすぎた男より (11216)
日時:2019年09月08日 (日) 15時39分
名前:水仙

中国にはめられたヤオハン
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1225.html

http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1226.html

和田氏お亡くなりになっていたのですね。
つい最近『中韓を知りすぎた男』というブログで話題になっていました。
ご冥福をお祈りします。


皆様の懇篤なお返事に深く感謝 (11218)
日時:2019年09月09日 (月) 10時40分
名前:祝生長の家本流復活

管理人さま

  お察しのとおり、私は信徒として生長の家に属したことはただの一日もありません。ただ、いわゆる「文章家」としての谷口雅春先生を敬慕することにおいては人後に落ちぬつもりでおります。その先生の御著作の流通を妨げる者は、たといお孫さんであっても、いや、お孫さんだからこそ許せないのであります。
  「文章家」とは文語文、および文語文をベースとした口語文を流麗に書き上げる一群の人びとを指す概念であり、思想傾向の左右を問いません。亡き山本夏彦氏がその晩年の著作の随所で、戦前まではこういうジャンルの文筆家が社会のあちこちにいらしたことをなつかしんでいらっしゃいます。

  なお、台湾香港に関する卑見はいずれまた申し述べます。今しばらくお待ちくださいませ。


糞土方さまへ

  私と同じ考えをお持ちでいらっしゃるとのこと、喜びに堪えません。ありがとうございます。ヤオハンと和田さんを教理上どう見るかということは、皆さまの運動にあっては、他のどのテーマにもまして、アキレス腱的な重みを帯びるものと愚見されます。それであるいは皆さまの不興を買うかもしれぬことを重々承知しつつ、敢えて文字にさせて頂きました。どうか今後ともよろしく御教示のほど。


水仙さまへ

  なつかしい辻本さんのブログ、ひさびさに拝見しました。大手マスコミが中国や韓国の顔色を恐れるあまりなかなか報じない、あれらの国々の実態を、御自身の体験をもとに、真摯かつ詳細に語るお姿に、あらためて深い敬意を覚えました。ヤオハンさん、和田さんの悲劇を繰り返さないために、一層「敵を知り、おのれを知る」歩みを続けて参りとうございます。どうか今後ともよろしく御教示のほど。

「祝生長の家本流復活」様。ご返答をくださり、ありがとうございます。ついでに一つ教えていただけたら幸いです。 (11220)
日時:2019年09月09日 (月) 16時22分
名前:管理人

「祝生長の家本流復活」様

ご返答をくださり、ありがとうございます。

現総裁に対するお怒りの理由が管理人の気持ちに通じる所があることに「やはり」と思いながら、それゆえに雅春先生の大きさを改めて感じさせられました。

香港・台湾に関する情報やご意見を楽しみに待っています。

ところで11218の御投稿を拝見していて「おや?」と思ったことが一つありましたので、さっそくですがご教示をいただけたら幸いです。

それは、

>「文章家」とは文語文、および文語文をベースとした口語文を流麗に書き上げる一群の人びとを指す概念であり、思想傾向の左右を問いません。亡き山本夏彦氏が…こういうジャンルの文筆家が社会のあちこちにいらしたことをなつかしんでいらっしゃいます。

というご投稿文についてです。

はたして思想傾向が左の人で文語文をベースにして文章を書いた人がいたのだろうか。左の人は思想的にほぼ必然で現代仮名遣いや口語体を支持することになりそうなのに…。それとも無頼派と呼ばれた文士たちのことだろうか。無頼派ならば文語体ベースもあるかもしれないが…という疑問です。

べつに祝生長の家本流復活さんを批判しているわけではありません。それどころか管理人の考えを変更するきっかけになるかもしれません。どちらにしても管理人の勉強になるので御教示をいただけたら有り難い次第です。

なお、

文春社の月刊誌『諸君!』でしたか連載の「笑わぬでもなし」を楽しみに拝読していました。山本夏彦さんが取り上げた文士の名前でも結構です。

よろしくお願いいたします。


管理人 拝



おわびと御説明 (11223)
日時:2019年09月10日 (火) 10時42分
名前:祝生長の家本流復活

管理人さまへ

  懇切なお返事に深く感謝致します。と同時に眼光するどく拙い書き込みをお読みくださり、汗顔致しております。確かに山本夏彦翁の定義なさった「文章家」とはあくまでも文語文をつづり、格調高く所説を述べる人々を指しております。山本翁がその典型として挙げた人物のうち、一人は『樋口一葉全集』編集中に病に倒れた斎藤緑雨であり、今一人は……なんと人もあろうに、あの幸徳秋水であります。皆様も私も後者にはどうにも抵抗を覚えます。

  しかしながら、社会主義にまだそれほどかぶれていなかった頃の幸徳が流麗な文語文で所説を自在に述べており、だからこそ田中正造が明治天皇へ直訴する際の上奏文を縦横に添削してもらうべく幸徳のもとを訪ねたのもゆえなしとしません。幸徳は自他ともに認める社会主義者となってのちも、例えばトルストイの戦争反対論を批判を交えつつ讃嘆した一文などで、山本翁のいう意味での「文章家」としての片鱗を見せております。

  さて、近年、上記の斎藤緑雨を記念する文学賞が設けられ、私がこれまた多年来私淑してきたY先生が見事受賞なさいました。そして授賞式の席上、

  「同県人の緑雨さんのあとを受けて『文章家』として引き続き精進して参ります」

とおっしゃいました。はて、困りました。Y先生の文章はいちおうすべて口語であります。ただ、半世紀を超える短歌学習・実作の成果を反映し、きわめて歯切れのよい、散文詩とさえ言い得る響きを帯びていることも否定できません。

  そこで私、匿名の書き込みという心やすさから、山本夏彦翁による「文章家」の定義を拡大解釈いたしました。なればこそ、管理人さまに疑念を与えてしまったかと存じます。

  すなわち、「文語文による」(山本翁)をば、「文語文と文語文を継承する口語文」という意味に拡大解釈し、そして、「基本的には漢文訓読語など伝統的な語彙とその背後の伝統的思想を盛る」(山本翁)をば、「思想の左右を問わず」と拡大解釈したのでございます。管理人さまの眼光の鋭さにただただ敬服し、まるで閻魔さまに悪業の数々を照魔鏡で示される地獄の罪人のような心境でございます。

  こんな拡大解釈を敢えてしたのも、上記のY先生の存在あればこそです。このお方の文章は、緑雨や秋水、さらには夏彦翁の系譜を受けた「文章家」のそれと評して間違いないものと信じます。ただ、そこに盛られた思想は、私どもよりも明らかに左傾した思想を示しておられます。

  とは申せ、Y先生の左傾思想は決して、雅宣氏のそれのような、いわゆる「サロン左翼」、「ワイングラスを傾けつつ革命を語る」(後者は亡き羽仁五郎氏を揶揄した名文句です)などでは決してございません。

   Y先生の左翼思想、それはいろいろな事情からやむなくネオン街で働くことになった貧しい女性たちや、人生の裏街道を走って来たお店の男性スタッフらへ、彼らの人間的な弱さをもひっくるめてすべてを包容し、そのうえで、ときの政府の無策無能を憤ったが果ての左傾思想ではないか…と拝しております。私こと、このY先生が今後何らかのご縁で、日本国の真姿実相を発見されることをいつもはるかに念じております。


   以上、管理人さまからの恐ろしいほどに鋭き御疑問に対し、いささかなりとも答え得たのであれば幸甚でございます。御疑念あらば引き続き御下問あらんことを。心からの感謝とおわびとを胸に、取り急ぎおわびとお返事とまで。

丁寧な御説明、ありがとうございます。よく分かりました。 (11229)
日時:2019年09月11日 (水) 00時57分
名前:管理人

祝生長の家本流復活 様

早速のご説明、ありがとうございます。十分に理解しました。
本流応援団のなかに「祝生長の家本流復活」さんがおられること、大変心強い思いがします。

また、ご説明文のなかに、「日本国の真姿実相」という普通の学者知識人がつい使用を躊躇してしまう言葉があったことを嬉しく、また有り難く感じました。ありがとうございます。



なお、管理人は閻魔さんとの親戚関係を持っていませんのでご安心ください。またのご投稿を楽しみにしております。



管理人 拝





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