《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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たまにはピアノの一音一音が声を出して歌っている楽しい演奏をどうぞ。 (11163)
日時:2019年08月11日 (日) 16時29分
名前:管理人

モーツァルトのトルコ行進曲は小学校の音楽の時間に聞くことがある有名な曲ですが、

たまたまYou Tubeで知りたい音楽をさがしていたら、ピアノの一つ一つの音が声を出して歌っている珍しい演奏を耳にしました。

ピアノが音を出しているのではありません。ピアノから出た一音一音が声を発して歌を歌っているのです。

「モーツァルト ソナタ11番 トルコ行進曲 聴き比べ」
https://www.youtube.com/watch?v=N5P6ustD2rc&t=472s
の3分36秒から、グレン・グールドというピアニストがトルコ行進曲を弾いています。

これを聞いた最初はあまりに遅いテンポに驚きますが、そのテンポと対位法という演奏法(詳しいことは知りません)の効果で、すべての音が声を出して歌を歌っています。特にきらきら光る高音が一つ一つ声を発して歌っています。管理人はこのような演奏を聞いたことがありません。ほとんどの演奏は重厚・切れ味抜群というようにピアノで曲を聞かせる演奏で、ピアノから出た音に歌を歌わせる演奏ではありません。グールドは毀誉褒貶こもごも至るピアニストですが、この演奏は質が違うと思います。

さて、ここ一か月ほど、ほかの掲示板で「実相の世界に国境があるのか無いのか」というテーマで意見が飛び交っていたようですが、ほとんどの御意見は「まず谷口雅春先生の教えを調べよう」という当たり前の態度を忘れて自分勝手な意見を出し合っていたようです。

本掲示板では有り難いことに破邪顕正さんが
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=2649
の子記事、「神の前には国境はない? (11119)」
を投稿して、

>「神の前には国境はない」というのは一つの概念であって、本当は国境があるのであります。大体神様の世界が全然空であり無であり、空気のようにしきりも何にもないものだという物の考え方は抽象概念であって、実相を知る考え方ではないのであります。

という谷口雅春先生の御言葉を提示してくださっています。

おそらく「国境」というと「冷たい」「戦争」などを連想する人が多いのではないかと思います。しかし「個」の輪郭がはっきりしてこそ他の「個」を助けたり協力したりして「全体」を生かすことができるものです。また、「国家」や「日本」を物質的なものとして考えてしまうから「個→争い」と思ってしまうのです。生長の家の人間は聖経『甘露の法雨』にある、「神の国は汝らの内にあり」「外にこれを追ひ求むる者は夢を追ひて走る者にして永遠に神の国を得ることあたはず」という聖句を知っているのだから、その意味を体が納得するまで徹底して掴もうと努力するべきなのではないでしょうか。




ピアノの音も物質(波動)ですが「全体」と「個の生かしあい」を考えるときの参考になるようです。グールドの一音一音がそろって歌を歌っている演奏を聞いて楽しみながら、地球全体を生かす国境(さらに日本の国境)というものを考える事も良いのではないでしょうか。





懐古 (11167)
日時:2019年08月12日 (月) 23時53分
名前:立葵

合掌
グレン・グールドさんの演奏を楽しく聴かせていただきました。

高校生の時までピアノを習ってをりましたが、中でもこのトルコ行進曲を第三楽章に持つモーツァルトのk.331 ピアノソナタ第十一番は、第一楽章の主題と六つの変奏曲とから成る美しいメロディーから始まって忘れがたく、ピアノを習はせてもらって一番良かったと思ふ曲です。

ピアノの音が声を出して歌ってゐる、確かにその通りだと思ひました。
ただ、管理人様の感じられた"声"と同じかどうかはわかりません。

私は絶対音感などと云ふ高尚なものではないと思ひますが、幼少の頃より、ドレミの音がそのままドレミといふ語(歌詞?)に聞こえてしまふのです。
ですから、トルコ行進曲も
シラ♯ソラド レドシドミ
と、音名が歌詞のやうに聞こえてきます。
そしてグレン・グールドさんの演奏は、他の奏者が超絶技巧的なテンポで駆け抜けるのとは一線を画してゐて、一音一音を丁寧に響かせてゐると感じました。

達人が遅めのテンポで聴かせるのとは段違ひで、私は手が小さくてオクターブがやっと届くのが精一杯でした。
そのため、トルコ行進曲がオクターブの連続で盛り上げていく曲であることは、それだけで心が折れさうになり、ともかくも外さないで弾いて先生からマルをいただくために、身の丈に合ったテンポで仕上げることしかできませんでした。
それが、奇しくもグールドさんのテンポに近く、親近感を覚えました。

再拝

旧かなづかひ(歴史的かなづかひ)で書いてくださってゐるので、本掲示板の品格と格調が上がります。ありがたうございます。 (11172)
日時:2019年08月13日 (火) 19時11分
名前:管理人

立葵様

丁寧にご感想とご自身の体験を知らせてくださり、ありがたうございます。

管理人は子供のころからピアノを習ったことがないのですが、手の小さい子供がピアノを自在に弾きこなすのは大変なことだらうと想像がつきます。御苦労様でした。(私ならば遊びたいのでおそらく止めてゐます)。

それにしても、いつも格調高い歴史的仮名づかひで投稿してくださり、ありがたうございます。ご投稿の内容も文化的かをりが漂ふ題材に絞ってくださってゐるやうなので、本掲示板が宗教と政治に文化の厚みも加はって本来の生長の家ネット板の様相に何とか近づいてゐるのではないかと、管理人は勝手に喜んでをります。

今後も正統な歴史的仮名づかひによる優美・優雅なご投稿をお願ひいたします。いづれ歴史的かなづかひの国民的運動を起こさなければならないと思ってゐるのですが、残念ながら之は憲法改正(実質的な復古改正)よりも難しいのではないか…と思はれます。

そのためにも実際に歴史的仮名遣ひで書かれた文章を閲覧者の皆様に読んでいただき慣れていただく必要があるので、立葵さんのご投稿は極めて大きな意義を持ってゐます。よけいなお節介かもしれませんが、今後とも歴史的かなづかひだけでご投稿をお願ひいたします。もしご希望ならば正漢字で投稿されても全く問題ありません。

よろしくお願ひ申し上げます。

管理人 拝





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