韓国に対する今回の措置は、規制、禁輸でなくただの運用変更です 2 (11093) |
- 日時:2019年07月02日 (火) 14時59分
名前:コスモス
まず、輸出品目については2種類あります。
・リスト規制 ・キャッチオール規制
前者はどこの国だろうが関係なく安全保障上輸出に個別許可が必要。 後者はリスト規制には該当していないものの 大量破壊兵器やその他兵器の開発等につながる恐れがある 物品や技術について個別の許可を求めるものとなります。
で、キャッチオール規制のホワイト国として いろいろな品目をひとまとめに つまり包括的に 「この国には無条件で出してOK」 としてきたわけです。
韓国はそのホワイト国に指定している27国に含めていたわけです。
今回の措置は「ホワイト国から韓国を外して」いくことと リスト規制の3品目について韓国については他の通常国と同じように 個別に輸出許可を取らなければいけないように変更しますよ。
という話になります。
輸出規制ではなく、 「韓国を通常国にランクダウンさせたからきちんと輸出には許可とってね(にっこり)」
というだけなんですね。
で、「というだけ」といいつつも これで個別に許可を取る必要ができたわけですが 通常90日程度はかかるところとなりますから 韓国にとっては痛手でしょう。
特に韓国は半導体関係、 サムスンへの依存度が非常に高い経済構造ですからね。
かといってフッ化ポリイミドとレジストについては 日本が世界の生産量の9割を占めているので 韓国が他の国からの輸入に切り替えようにも簡単にできることではありません。
また、世界的に需要が逼迫している事情もあるので 「急いで作りたかったら日本に工場でも作ったらいいんじゃないっすかねー?」 と鼻をほじりながら放置でいいんじゃないかと思います。
ホワイト国から外れたというただそれだけですが、 韓国にとっては他の国からは韓国の経済に対して不信感をもつようになるでしょう。 なにせ半導体への依存度が極端に高いわけですからね。
(つづく)
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