《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生三十四年祭を謹んで齋行させていただきました!(生長の家社会事業団) (11049)
日時:2019年06月17日 (月) 12時57分
名前:護法の天使

本日(令和元年6月17日)、公益財団法人生長の家社会事業団では、午前10時半より、東京都国立市の谷口雅春報恩全国練成道場の1階拝殿において、理事長はじめ役員一同並びに青梅市ほか東京多摩地区を主とする信徒の方々にご参集いただき、「谷口雅春先生三十四年祭」を厳粛に齋行させていただきました。

 以下は、聖経「甘露の法雨」の一斉読誦のまえに謹んで谷口雅春先生のご神霊に奏上させていただいた「祭文」です。

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  大聖師谷口雅春尊師三十四年祭 祭文

 是(これ)の谷口雅春先生報恩全国練成道場を斎(ゆま)はり清(きよ)まはりて奇御魂(くしみたま)幸(さき)はふ御霊(みたま)と御床(みゆか)に座(ま)さしめ奉りて斎(いつ)き奉る 大聖師谷口雅春尊師 解脱名 實相無相光明宮大真理説授正思惟大聖師の御前に 公益財団法人生長の家社会事業団理事長 久保文剛 慎み畏(かしこ)み敬いて白さく

 現世(うつしよ)においては『生命の實相』の大真理を衆生に宣布せる聖使命ををさめ奉り 定まれる御寿命(みいのち)のかぎりにやありけむ昭和六十年六月十七日 御年九十一歳を一世(ひとよ)の限りと 泰然として安らけく 天寿を完うせられて 大聖師谷口雅春尊師はいと高き神霊界に還り昇りましぬ

 思へば 尊師は新嘗祭の前日にあたる 陰暦十月の満月が西の山の端(は)にさしかかりながら光を失はず 東には昇る太陽が雲を破り ともに天空に輝きて その御誕生を天地万物ことごとく祝福するがごと 太陽と月との光に照らされつつ 神霊に見まもられて 明治二十六年十一月二十二日 兵庫県烏原(からすはら)村にて此(これ)の現世(うつしよ)に生(あ)れまし出(いで)給ふ

 以来「生長の家」立教に至るまでのお若き年月(としつき)は人類救済の道を希求しつつ 血の滲(にじ)むやうな求道を積み、思索を重ね祈りつづける浄化の日々を送り給ひぬ

 しかして昭和五年 凡ゆる分野にわたる魂の遍歴を経て 所与の生活体験を通して命懸けの求道と骨身を削る「上求菩提」の彷徨の極みありて久遠実在の神の生命 佛の生命を今ここに生きるなり≠ニの天地を貫く幽の幽なるもの 久遠生命なるものとの稲妻(いなずま)の如き邂逅(かいこう)の瞬刻限(しゅんこくげん) 唯神実相を大悟せられ 歓びを人々に分(わか)つべく「自分は今 生長の火をかざして人類の前に起つ……自分の身体が燃え尽すまで蝋燭のやうにみづからを焼きつつ人類の行くべき道を照射する」との宣言とともに敢然と立ち給ひて 釈迦・キリストの御教えをも完成する人類最後の最高の真理を掲げ給ひて 生長の家人類光明化運動を創始せられてより 半世紀以上の永きに亘りて聖使命を遂行せられ給へり

 創世記のエデンの楽園追放以後、人類を悩ましたところの「罪」と「病」と「死」との三暗黒 諸々の人類の苦悩をみそなはし 生長の家の大神の神導(かむみちび)きの随(まにま)に広大の慈門を開き給ひて人間神の子≠フ神性を開顕(かいけん)し 佛性を礼拝し 中心帰一 万教帰一 万物調和 恒久平和の神一元なる「生長の家」の大真理を 宝玉(ほうぎょく)の如き言の葉をもちて 或は 神筆(しんぴつ)もて聖典 神誌となして 人類の苦悩を消滅し滅罪清浄ならしめ給ふ その御光は遍(あまね)く 国内(くぬち)はもとより外国々(とつくにぐに)に至るまで照り輝きて 人類渇仰(かつごう)の慈雨として迎へられすべての宗派を超越し天翔(あまかけ)り国翔(くにかけ)りて 全ての人々のうちに「神の子としての人間の実の相(すがた)」を顕(あらわ)し出(い)だし 物質を越え肉体を超越して霊的人間なる自覚と尊厳とを恢復(かいふく)し 迷ひより出(い)でたる 暗黒は消え 醜悪は滅し 病は癒え 悲しみは慰められ 苦しみは和らげられて 神秘なる体験となり 奇蹟ともなりて計り知れざる あまたの人々を救ひ給へり

 さらに 立教以来一貫して変わることなく 神の国の「中心帰一の真理」を唯一地上の国家として顕したる 万世一系の天皇(すめらみこと)に帰一せる「真理国家・日本」の実相を 「大和の国・日本」の理念を縦横無尽に説き給ひて 日本国実相顕現運動の陣頭に起ち給へり 

 とりわけ 大東亜戦争の敗戦により 意気消沈する人々を鼓舞し励まされ 愛する祖国の再建にいち早く踏み出し給へり しかして 昭和二十一年一月 財団法人生長の家社会事業団を設立し給ひ 天皇中心国家護持をはじめとする十項目に亘る「生長の家社会事業団設立の大構想」を掲げ給ひ 戦後の人類光明化運動の発進を宣言せしめ給ふ

 かかる尊師の憂国のたたかひは 国を想う数多(あまた)の人々に勇気と希望を与へ給ひ 日の丸掲揚の運動となり給ひ 紀元節復活の運動となり給ひ 占領憲法の無効 大日本帝国憲法復原改正の運動となり給ひ 胎児の生命を救ふ 優生保護法改廃の運動となり給へり その火は燎原の火の如く燃え拡がりて 一大国民運動となり給へり

 尊師がこの地上に生(あ)れまして 久遠の昔より実在の世界にありし「生長の家」が地上に出現し 此の世界は新生変貌し 新しき智慧 新しき生命 新しき宇宙 新しき光が照らし出され 存在の真実は開顕せられたり

 まことにも 尊師が『生命の實相』を詳(つまび)らかに明らけく慈愛もて導き給ひし御教への御恩は 限りなき感謝を捧げてもなほ尽くし難く忝(かたじけな)き極(きわ)みにこそ有(あり)ける
 現世(うつしよ)にありて神みる如く 尊き真理の光 雲表(うんぴょう)に聳(そび)ゆるが如くに掲げし 気高くも 清(きよ)らけき御姿(みすがた) 御働(おんはたら)き 千歳(ちとせ)もかも 万代(よろずよ)もかもと瞻仰(せんぎょう)し 祈りて在(あ)りけるも

 今 斯(か)く 神去(かむさ)りませる尊師をしのび奉(たてまつ)れば 万感胸に迫れり 

 されど 尊師は 天かけり 「永遠の谷口雅春先生」を信じ仰ぐ 吾らの御許に その気高き 清らけき御姿を顕し給ひて 『生命の實相』の根本真理を説き給へり 吾ら耳を澄まし 心を浄め ひたすら尊師の御声を聴き 尊師の御姿を日々讃仰して已まず

 しかれども 三代目総裁率いる教団は 米中衝突危機の激化 中共による東シナ海・南シナ海における領土侵犯 北朝鮮のミサイル危機等 一触即発の危機的国際情勢を無視等閑し 安倍内閣打倒を標榜する左翼政党の支持と護憲の過れる方針を表明せり そは「天皇国日本を守護せよ」と信徒を鼓舞されし尊師への許されざる背教(はいきよう)背信(はいしん)の極(きわ)みなり

 さらに 尊師谷口雅春先生に天降り給ひて「人間神の子」の真理と神想観を授け給ひ 『生命の實相』聖経『甘露の法雨』を与え給ひ 天皇国日本の実相を説き給へる生長の家大神 住吉大神を 信仰の中心(ちゆうしん)座(ざ)から外し 新たなる神を中心におくとの暴挙を行へり 

 かかる背教背信の暴挙の数々は もはや現教団が尊師谷口雅春先生創始の宗教とは全く異なる宗教へと変貌(へんぼう)せる重大なる証左なり

 本年 御代替わりの時を迎え 畏くも 新帝陛下におかせられましては 五月一日「劍璽等承継の儀」並びに「即位後朝見の儀」厳かに執り行われ 国民等しく 奉祝の慶び国内(くぬち)に漲れり
 さらにまた 忠臣安倍晋三内閣総理大臣のもと 尊師のご悲願たる「正統憲法」実現に向けたる国民運動 澎湃と(ほうはいと)して勃興せしめ給い 自衛隊銘記をはじめとする「憲法改正」の絶好の機会到来せり

 かかる時 尊師の説かれ給ひし 天皇国日本の実相顕現を希求せられし珠玉の御論考、祖国再建・国家救済の諸施策は 闇を消す光のごとく 今の世を救ふ不朽の大真理として 益々その光六(りく)合(ごう)に照り徹らせり

 今こそ、尊師畢生の大業として建立せられし「鎮護国家出龍宮住吉本宮」の理念開顕の時来たれり 吾らこころ空しふして 住吉大神の御顕齋を仰(あお)ぎ奉(たてまつ)りて「鎮護国家」の聖なる使命を果たすべき時を迎えり

 公益財団法人生長の家社会事業団は 尊師谷口雅春先生創始の教えを歪みなく純粋にその全相において継承せる「生長の家」の名を冠する 唯一無二(ゆいいつむに)の正統なる法人なり 

 さればこそ 吾らは 谷口雅春先生より託されし 願いと使命果たすべく 五大事業に取り組めり

 一に 『生命の實相』等の著作権を護り抜く事業なり 新編『生命の實相』全六十五巻中三十六巻 刊行されたり

 二に 谷口雅春先生報恩練成会の開催なり そは 神癒と奇蹟ある練成会♀J催を希求せる信徒に応える一大事業なり
 御代替わりの新生の時 本年一月十八日より二泊三日に亘り ついに「第一回谷口雅春先生報恩全国練成会」は創始せられ 一五〇名のまめびと 集まり来たりぬ
 続く三月 全国二十七都道府県より 参加者集いて 第二回練成会開催せられ 神の子の新生の喜び道場に溢れたり

 三に 尊師の御教えを正しく生きる講師の養成事業なり 正しいみ教え学ぶ「生長の家教義」研修講座 全国十三会場にて開催せられ 千百十八名聴講し 二百九十名の講師生まれたり 

 四に「児童養護施設生長の家神の国寮」の運営なり そは 虐待等苦しめる児童を養護支援し 薄幸の子ども達を「神のいのち」として礼拝し 立派な日本人として自立せしめる 聖なる事業なり

 五に 「谷口雅春先生記念図書資料館」分館設置の事業なり そは全国四十七都道府県に 「神殿」『生命の實相』はじめ 尊師の珠玉の聖典を閲覧供与する分館即ち「神殿」を建立する大事業なり

 希(こひねが)はくは 大聖師谷口雅春尊師三十四年祭を爰に 巌(いか)しく仕奉(つかへまつ)り神縁あつき公益財団法人生長の家社会事業団に縁(ゆかり)も深き諸人等(もろびとら) 多(さわ)に参(まいき)集(つど)ひて種々(くさぐさ)の味はいよき物を捧げ 教へ導き給へる真理の御言葉 聖経『甘露の法雨』を誦し奉り 永遠不滅なる尊師の生命の實相を観じ 報恩感謝の想ひもあつき誠心(まごころ)もちて 人類光明化の霊の使徒(みつかい)としての自覚を愈々(いよいよ)深め 尊師の生長の家立教の精神に想ひを致し 人類救済の誠を尽さむとの決意も新たに 使命邁進(まいしん)の秋(とき)は今≠ニの堅(かた)き誓ひをこめて 神の聖業なる公益財団法人生長の家社会事業団の掲げたる「創立七十年を記念せる五大事業」を一層伸展拡大せしめ給ひて 久遠永遠なる『生命の實相』の大真理を述べ伝ふ使命を神導(かむみちび)き給ひ 光明無量にして十方世界を照らし 人類光明化・日本国実相顕現の聖なる生長の灯(ひ)を弥益々(いやますます)に燦然として輝かしめ給へと畏み敬ひて白す


有難うございます (11051)
日時:2019年06月17日 (月) 17時25分
名前:コスモス

 合掌 有難うございます。

 いつも大切な事をお教え頂き、有難うございます。今後ともよろしくお願い致します。再拝

コスモス様ありがとうございます (11055)
日時:2019年06月18日 (火) 07時35分
名前:護法の天使

コスモス様ありがとうございました。



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