《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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亀卜≠ノ思う…伝統を守るには、まずは「守る」との意志から始まる?! (10977)
日時:2019年05月15日 (水) 08時52分
名前:破邪顕正


13日、宮内庁は、天皇陛下の即位に伴う一世に一度の伝統儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」で使う米を収穫する2つの地方について、「亀卜(きぼく)」と呼ばれる亀の甲羅を使った宮中に伝わる占いの結果、栃木県と京都府が選ばれたと発表しました。

ここで用いられるアオウミガメの甲羅について、こんな記事が目に留まりました。

〈絶滅危惧種なのにどうやって入手?…

宮内庁によると…アオウミガメを含む全てのウミガメは、国際的な商取引を制限するワシントン条約の対象になっている。

国内でも環境省のレッドリストで「絶滅の危機が増大している」とされる絶滅危惧II類に分類されている。

調達に向けた検討が始まったのは2017年末ごろ。

甲羅を確保しようと市場調査を進めるうちに、べっ甲製品を作る会社が、東京都の小笠原村に住む漁業者から甲羅を調達していたことが分かった。…〉

昭和から平成の御代替わりにおいても、同様の問題がありました。

八方手を尽くして、やっと小笠原の水産試験場で、たまたま自然死したアオウミガメ2匹が発見された。

宮内庁の職員が喜び勇んで、上皇陛下に亀の発見を報告すると、こうご下問になった。

「私の即位の為に殺したのか」と。

職員は「そうではありませんのでご安心下さい」とお答えしたそうです。

今回、私が申し上げたかったのは、「伝統」を守るということは、かくも大変な苦労がつきまとうということなのです。

「亀卜」に拘るから、そういう苦労が絶えない。

どうせ、占いで決めるのだから、あみだくじでもいいではないか?

また、秘儀≠ニいうのも、今風ではない。

「知る権利」への冒涜だ。

当然、そういう発想、そういう批判が出て来ても、何らおかしくはありません。

しかし、そう変えた瞬間、どうなるでしょうか。

何の宗教的な荘厳さも、権威も消え去ってしまうのではないでしょうか。

長い間、続いてきたものを、今の考え、今の価値観で推し量ることの危険性がそこにはあります。

何としても「伝統」を守る、その意志なくして「伝統」は守られることはない、と言いたいのです。

「男系」についても、同様のことが言えると思うものであります。



古(いにしえ)から続く「秘儀」が天皇を天皇たらしめるのだ (10978)
日時:2019年05月15日 (水) 09時24分
名前:破邪顕正


標題は、「週刊新潮」2019年5月2・9日号に掲載された中にあった言葉です。

これは実に重要な指摘であると思います。

何が、天皇を天皇たらしめているのか、その根本的な問いに対しての解となっていると思えてならないからです。

大事な箇所を引くことにいたします。

〈令和の時代は5月1日に幕を開けたが、「即位の礼」はまだ終わりではない。

10月22日の「即位礼正殿の儀」、11月に予定される「大嘗祭」を経て、新天皇は名実ともに真の天皇となるのだ。〉

まず、名実ともに真の天皇≠ニいう表現が重要です。

法律上では、既に、即位なされましたから、天皇であられます。

しかし、それだけでは名≠セけであって実≠ェ伴わない、だから真の天皇≠ニは言えないということなのです。

その実≠アそ、宗教的、信仰的世界のことなのです。

それが、「大嘗祭」であります。

この「大嘗祭」を経ない天皇は半帝≠ニ称されてしまうほど、実に重要な祭祀なのです。

で、続けて「週刊新潮」はこう言います。

〈なかでも関心を集めるのは「メディアはもちろん、宮内庁職員も立ち会えない」(皇室担当記者)大嘗祭の「秘儀」である。

天皇陛下は毎秋の新嘗祭で天照大御神をはじめとする神々に新穀をお供えし、感謝を捧げる。

そして、即位後初の新嘗祭を「大嘗祭」と呼ぶ。

「数ある宮中祭祀のなかでも大嘗祭は最大のお祭りです。

この祭祀のために大嘗宮が特別に造営されます」〉

更に、重要なのが、この「大嘗祭」に臨まれる陛下のご姿勢なのです。

〈大嘗祭には午後6時30分から始まる祭典と、翌日午前0時30分から始まる祭典がある。

祭祀が執り行われる御殿の中で、儀式に携わるのは新天皇と2人の采女(うねめ)のみ。

灯明が微かに照らす暗がりのなかで、厳かに進められる儀式の中身は、

「すべてが明らかにされているわけではありませんが、陛下自らが御告文を読み上げられた後、神々にお供えした神饌と同じものを召し上がります。

これは“御直会(おなおらい)の儀”と呼ばれ、食事を共にすることで神々から精神的な力を授かるのです。

また、合計4時間近くに及ぶ儀式のほとんどを陛下は正座で過ごされますが、これは神職でも過酷なこと。

上皇陛下は新嘗祭が近づくと、普段テレビをご覧になる時も正座されておられたと、聞き及んでいます」

 古(いにしえ)から続く「秘儀」が天皇を天皇たらしめるのだ。〉

読まれて如何ですか。

私どものことを引き合いに出すのは、実に恐れ多いことですが、「神想観」を実修させていただいて、正座の大変さは身にしみて感じています。

日々の修養があって、初めて、正座を克服することができます。

それを何と、陛下は「合計4時間近くに及ぶ儀式のほとんどを陛下は正座で過ごされます」と言うのです。

そのために、「上皇陛下は新嘗祭が近づくと、普段テレビをご覧になる時も正座されておられた」

当然、上皇陛下の、このご姿勢は、新帝陛下にも間違いなく受け継がれていくものと確信します。

「即位後朝見の儀」において、新帝陛下が仰られた「上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励む」との御言葉は、まさしく、このようなことをも含むものであると思うからです。

改めて、「伝統」を守りぬくとは、まさにこういうことなのだと、思った次第です。

さればこその「天皇」なのです。

こういうことを知れば知るほど、「男系」を護持しなければならないとつくづく思うものであります。



一度切れた歴史はつなげない=i寛仁親王殿下) (10982)
日時:2019年05月16日 (木) 08時18分
名前:破邪顕正


126代にわたり、例外なく続いてきた「男系」継承の伝統を途絶えさせていいのか?

すべてはこれに尽きます。

小泉内閣のとき、「女性天皇」「女系天皇」容認へと大きく舵を切ろうとしたことがありました。

それが、一気にしぼんでしまったのは、ご存じのように、悠仁親王殿下のご誕生があったからにほかなりません。

そのときの様子を伝える記事が目に留まりました。

〈平成18年2月、宮内庁が秋篠宮妃紀子さまのご懐妊の兆候を発表した際、女性・女系天皇を認める皇室典範改正に熱心な当時の小泉純一郎首相と、慎重派の安倍晋三官房長官との間でこんなやりとりがあった。

安倍長官「誠におめでたいことですが、これで皇室典範改正はよくよく慎重にしなければならなくなりました」

小泉首相「なぜだ」

安倍長官「生まれてくるお子さまが男子でしたら、皇室典範改正は正統な皇位継承者であるこのお子さまから継承権を奪ってしまうことになります。(皇子同士が皇位継承で争った)壬申(じんしん)の乱になりかねません」

小泉首相「…そうか」〉

「男系」を護持し続けて来た、これまでの悠久の歴史に思いを馳せ、その伝統をどうしたら守り抜けるのか。

本来ならばそこにこそ叡智を結集しなければならない筈です。

ところが、一方に、その伝統を、何とかして壊したいと思う人達がいる…。

伝統を壊して、いったい、その先に何を目論でいるのか。

「女系」天皇を推進する人たちの、日頃の考え方、思想性を具に見ていけば、その心底に蠢いているものが見えてまいります。

その顔ぶれをとくと御覧いただきたいと思う次第です。


我が国の伝統は守り抜くべし (10983)
日時:2019年05月19日 (日) 17時51分
名前:堺大好き

破邪顕正様、初めて投稿致します。126代目の新帝陛下の御即位により、令和の御代が始まりましたが、破邪顕正様がおっしゃる通り、「男系」で継承されてきたこの素晴らしい悠久の歴史を心に刻み、旧宮家の皇籍復帰を含めて、どうすれば「男系男子」の皇統が守られるかをまず第一に考えるべきで、「女性宮家」や「女系天皇」を推進する方は改革という名の革命思想家であり、日本国を解体させようとしているとしか思えませんね。



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