《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「第21回 公開憲法フォーラム」に参加してまいりました! (10933)
日時:2019年05月03日 (金) 18時30分
名前:破邪顕正

今年も、安倍・自民党総裁のビデオメッセージがありました。

自民党の党是である憲法改正の実現に向け、総裁自らリーダーシップをとるとの決意表明だと受け取らせていただきました。

今回、最も、大きな拍手を浴びたのは、ナザレンコ・アンドリー(共愛学園前橋国際大学 留学生)さんの発表であったように思います。

日本共産党が言うように、軍備をもつと相手も警戒して戦争につながる。

だから軍備をもたず、もめ事があれば、すべて話し合いで解決をはかる。

所謂、このような平和ボケ≠ヘ、何も、日本の専売特許ではなかった。

実は、かつてのウクライナがそうであった。

で、その結果、どうなったか。

ロシアに攻め込まれ、領土を奪われ、未だに戦禍が絶えない。

日本共産党の皆さんには、ぜひ、その主張をウクライナで展開してほしい。

それが本当に通用するか、自ら確かめたらいい。

現実的に、「平和」をもたらすには、抑止力しかない。

そして、最大の抑止力とは、国民投票で、自分達の国は自分達で守る、その気概を見せること。

だから、憲法改正が必要なのです。

以上、私の記憶にあるまま、彼の発表の要点を書かせていただきました。

祖国・ウクライナの惨状を目の当たりにしての、自らの体験に基づいた発表は、実に説得力がありました。

平和ボケ≠ゥら目が覚めるには、やはり現実をつきつけるのが一番なのだと改めて思った次第です。

もう一人、私の心に響いたのが長島昭久・未来日本代表の挨拶でした。

先月末、台湾に行って、蔡英文総統をはじめ、政府の要職の何人かと会談してこられた。

そこで感じたのが、台湾の到るところに、中国の工作が入り込んでいるということ。

実は、私の知人が、今、台湾に留学中です。

先日、会った折、同様の危機感を、彼も表明していました。

次の総統選挙では、このままではおそらく国民党から選ばれるでしょう。

そうなったら、台湾は第二の香港になってしまう…。

台湾がそうなったら、次は沖縄の番です!

そんな話を彼から聞いていたので、鬼気迫る長島代表の表情には、私も思わず襟を正さずにはいられませんでした。

長島代表が最後に言われたこの言葉。

力のない外交は単なる美辞麗句でしかない!

とにかく、今は、自衛隊をしっかりと憲法に明記する改正案を国会で発議し、国民投票で実現させる。

それをもって、隣国に対する強力な抑止力となす、それが喫緊の課題であると思った次第です。


今、ネットで、ナザレンコ・アンドリーさんのスピーチが話題となっています! (10937)
日時:2019年05月06日 (月) 17時10分
名前:破邪顕正


ネットを検索していると、そのときのスピーチが視聴できますので、ぜひ、御覧いただき、憲法改正に向けてのうねりを巻き起こすことにお役立ていただければと思います。

以下、筆録したものをご紹介します。

〈ご紹介に預かりました、ナザレンコ・アンドリーと申します。

私は5年前、ウクライナから参りまして、おそらく憲法改正の議論が最も活発していた時期を日本で過ごしました。

なので、「平和」と「戦争」という言葉を何度も耳にしました。

数年前、ロシアに侵略され、一部の領土を奪われ、今なお交戦が続いているせいで毎日毎日、新しい犠牲者が出ているウクライナの出身者だからこそ、どうしてもその議論に関心が向きます。

護憲の方々が軽々しく脅し文句として使っている「戦争」という言葉は、私の祖国の現状だからです。

そしてその改憲に反対している方々の主張は、ウクライナが犯した過ちと非常に似ているので、強い危機感を覚えました。

簡単に言えば、自称平和主義者は何と言っていますかというと、軍隊を無くして隣国にとって脅威にならなければ攻められないと。

どんな争いでも、平和を訴え、話し合いすれば解決できると。

集団自衛権を認めたら他国の争いに巻き込まれるから危険だと。

では、ウクライナは侵略される前までにずっと取ってきた政策と比較してみましょう。

1991年、ソ連から独立した時に、ウクライナにはたくさんの核兵器と100万人の軍隊がありました。

しかし、維持費がかかるし、隣国に警戒されてしまうし、危険なので、ウクライナは全ての核兵器を譲りました。

代わりにブダペスト協定書という国際条約を結び、自国の防衛を他国に委ねてしまいました。

そして100万人の軍隊を20万人に、つまり5分の1に軍縮しました。

しかも、大国の対立に巻き込まれないように、NATOのような軍事同盟にも一切加盟しませんでした。

日本共産党の考える平和主義はまさにこれではないでしょうか。

こんな政策は素晴らしいと考えている方を、是非、ウクライナの前線に連れて行きたいです。

戦火で燃え尽きた村の廃墟、ミサイルが落ちている中で学校の地下に隠れている子供、20歳までさえ生きられなかった戦没者のお墓を見せて聞きたいです。

貴方が望んでいる日本の未来はこれなのか?

戦争は言葉によって止められるものなら、その言葉を教えてくださいよ!

安全な日本にいる時だけは戦争のことばかり話しているのに、どうして実際の戦地に一度も平和の精神を伝えに来たことないのですか?

抑止力を無くして平和を得た国はないでしょう。

そして抑止力というのは物理的な物だけではありません。

もし国民投票の際、何千万人もの日本人は投票所にきて、「改憲賛成」に票を入れたら、「我々は外国によって強制的に押し付けられた法律を認めない。

自分の国を自分で治めるのだ。

自衛隊はこの日本を守っているように我々も自衛隊に協力し自衛隊員の権利を守る」という意味になります。

そういう強い意志を示すことこそは最大の抑止力になると思います。

一方では、憲法が改正されていない状況を隣国はどう受け止めるのでしょうか?

日本人って、武力をもって攻撃したら、いつまでも押し付けられたルールに大人しく従うんだ。

日本の領土を奪っても、国民を拉致しても、ミサイルを飛ばしても、国際条約を破っても、何度も領海侵犯しても全く動こうとしないんだ。

日本の国会に決断力がなくて、どんな危機に直面しても行動を取らず、中身の薄い議論を続けるばかりなんだ。

こういう風に思われてしまうことこそ、戦争を招かざるを得ない実態だと思います。

「そんなの被害妄想」だと考え、隣国に侵略されることは非現実的だと考えている方もいるでしょうが、ウクライナ人だって2014年までずっと同じ風に考えてきたわけです。

しかし、今、その平和ぼけしていた時期を振り返ってみると、戦争が一切起きないと考えさせることも敵の戦術の一つであったとわかりました。

ところで、日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民」という言葉が出てきますね。

私も、どんな国でも一般市民の大半は平和を愛すると信じたいです。

しかし、日本の隣国の中で、権力者が国民の願いを聞いてくれる国なんてあるのでしょうか?

北朝鮮にしても中国にしてもロシアにしても、独裁国家ばかりではないですか。

その国々の国民はいくら平和を愛したって、権力者が戦争しろと命令したらNOと言えないですよ。

で、日本の野党の方々は同じ日本語を喋って同じ日本人である有権者をさえ説得できないのに、どうして全く違う国民性を持った外国人を戦争しないよう説得できると思っているのか、全くわかりません。

そして議論が必要と何度も言いながらも、議論から逃げる姿勢も不思議でなりません。

国際情勢が深刻化する中で、国家の生存に関わる憲法改正問題を、これ以上先送りしていられないと思います。

日本には今、歴史的なチャンスがあります。

そのチャンスを掴むか台無しにしてしまうかによって、子孫は、良くも悪くも、どのように今の日本人を評価するか決まります。

「令和」と名付けられた新しい時代に、日本はやっと大和精神に基づく法令によって統治されるようになると信じています。

そして日本は自立し、国際社会の対等な一員になることは、日本のためにも世界のためにもなるはずです。

ご清聴ありがとうございました。〉

この話を聞いて、思い出したのが、田中美知太郎の言葉です。

これもまた、自称平和主義者≠ヨの頂門の一針となる名言であると私は思っています。

〈…平和というものは、われわれが平和の歌を歌っていれば、それで守られるというようなものではない。

いわゆる平和憲法だけで平和が保証されるなら、ついでに台風の襲来も、憲法で禁止しておいた方がよかったかも知れない。…〉


動画 (10941)
日時:2019年05月06日 (月) 20時35分
名前:紹介

その動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=zYB2y70o3lU

「アンパンマン」を幼児に見せていいのか?という論争に思う (10965)
日時:2019年05月11日 (土) 13時26分
名前:破邪顕正


標題のような論争があるというのを知りました。

ここまでくれば、所謂平和主義≠焉Aまさしく「マンガ」というほかはありません!

さて、標題の論争というのは、アンパンマンの放つアンパンチは間違いなく暴力による解決です。

これは「平和憲法」にそぐわないのではないのか。

だから、幼児に見せるべきでないということから始まった論争です。

これに対して、真っ向から弁護士が反論します。

〈アンパンマンのアンパンチは間違いなく正当防衛による解決です(刑法36条1項)。

結論としては、幼児に見せてよいと考えます。

バイキンマンは、手を変え品を変え、アンパンマンやその友人に傷害を加えたり(刑法204条)、大切な人を誘拐したり(刑法225条等)しようとします。

アンパンマンはそのようなバイキンマンの悪行に対し、最初は「やめるんだ!」などと言いながら止めに入りますが、バイキンマンが犯罪行為をやめることはなく、かえって攻撃の度合いが増します。

このような状況下でのアンパンチは、バイキンマンの「急迫不正の侵害」に対し、アンパンマンや友人の「権利を防衛するため、やむを得ずにした行為」であって、正当防衛となり、違法性がないことになります。〉

【刑法第36条1項】 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。

【刑法第204条】 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

【刑法第225条】 営利、わいせつ、結婚又は生命若しくは身体に対する加害の目的で、人を略取し、又は誘拐した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。

私が、これで面白いと思ったのは、この箇所です。

〈最初は「やめるんだ!」などと言いながら止めに入りますが、バイキンマンが犯罪行為をやめることはなく、かえって攻撃の度合いが増します。〉

つまり、いくら「やめるんだ!」と言っても、相手は言うことを聞かない。

それどころか、却って、悪行が、増幅、増長する。

そういうときには、敢えて実力行使に出るのもやむを得ない…。

そういう話なのだと思ったのです。

結局、ここに見えるのは、所謂平和主義≠フ限界です。

現実と余りにも乖離してしまっている…。

現実に対応、即応でき得ない…。

だから、アンパンチは必要なのだということなのです。

この話を紹介したのは他でもありません。

先に紹介した、ナザレンコ・アンドリー氏の挨拶が、今、どんどん拡散しているからなのです。

それほど、彼の指摘したことは、戦後の平和主義≠フ虚妄、その問題の本質を穿ったということなのです。

あくまでも平和主義≠標榜する、それに徹するというのであれば、彼の指摘したことにきちんと答えなければなりません。

日本国憲法前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とありますが、「平和を愛する諸国民の公正と信義」とは、いったい、何を言うのか?

クリミア半島を併合したロシア

核やミサイルの開発を止めない北朝鮮

国際法を無視して南シナ海に軍事基地を建設する中国

国際法を無視するどころか嘘を吐いて日本に責任転嫁をする韓国

日本を取り巻く諸国のどこに「公正と信義」があると言うのか?

「護憲」を語りたいのであれば、これら日本の周辺国の言動の何が「公正と信義」に値するのか?

また、日本が「信頼して、われらの安全と生存を保持」し得る根拠とは何なのか?

そこをきちんと明らかに示すべきであります。

それが出来得ないようならば、「護憲」を語る資格などないと言われても抗弁のしようがないと思うものであります。

とにかく、第9条擁護、護憲を主張したいのであれば、アンドリー氏の指摘したことに全て反証してからにすべきであると思う次第です。

アンドリー氏の主張を一人でも多くの人に知らせていきたいと思っております。



「護憲派」は、改憲に反対している国はどこか、それを知るべきです! (10967)
日時:2019年05月12日 (日) 08時56分
名前:破邪顕正


ナザレンコ・アンドリー氏の挨拶の、次の箇所は、とても重要です。

〈今、その平和ぼけしていた時期を振り返ってみると、戦争が一切起きないと考えさせることも敵の戦術の一つであったとわかりました。〉

なぜ、お隣の国々は、憲法改正に反対するのでしょうか。

「護憲派」が言うように、憲法前文、並びに第九条が世界に冠たる理想憲法≠ナあり、だからこそ、周辺諸国は憲法改正に反対しているのだとしたら、当然、自国の憲法をそのようにすればいいはずです。

しかし、実態はどうですか?

それとは真反対ではありませんか。

中国、北朝鮮は言うに及ばず、韓国にしたって徴兵制を布いています!

それなのに、憲法改正には反対する。

何故ですか?

そうです、今の憲法のままの方が、それらの国々にとっては、実に都合がいいからです!

究極のところ、今の憲法は無抵抗主義≠フ毒を孕んでいると言って過言ではありません。

そのことは、憲法制定者のGHQが明確に証言しています。

占領統治をやりやすくするために、徹底した武装解除、自衛のための戦争すらも許さない、それが彼らのホンネでありネライであったと…。

その毒が回っているから、いまだに、攻められたら逃げればいいと答える国民が後を絶たないわけでしょう。

隣国にとって、これほど、有り難いことはないではありませんか。

無理難題を押しつけても、日本は無抵抗≠貫いてくれるというのですから!

何かと言えば、日本が放つのは、所謂遺憾砲≠セけ!

遺憾砲≠ナ相手が納得し、二度とそういうことを繰り返さないというのであれば、何の文句もありはしません。

しかし、実態は如何ですか?

舐められ、バカにされるばかりではありませんか。

「護憲派」には、ぜひ、この現実を直視してほしいと思います。

「護憲」を標榜するということは、アンドリー氏の表現を借りれば敵の戦術の一つ≠ネのです。

「護憲派」は、よく、日本はアメリカの従属国家だと言います。

よし、百歩譲ってそうだとしましょう。

で、それを脱したら、どうなるというのですか。

その先に待っているのは、今度は、中国の属国化ではありませんか?

それでいいという人だけが、私は「護憲」を標榜すべきであると思っております。

中国の属国となり、平和主義という名の奴隷の平和≠ナいいという人だけが、「護憲」を叫ぶ資格がある…。

本当にそれでいいのですか!





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