《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「令和」の御代の始まりに思うこと (10919)
日時:2019年05月01日 (水) 17時20分
名前:破邪顕正

いよいよ、「令和」の御代の幕開けです。

「谷口雅春先生を学ぶ会」では、新帝陛下御即位奉祝大日本神国観≠実修し、その後「日本国実相顕現の祈り」を執り行い、新たな御代を寿ぎました。

今日の日を迎えて感じたことを書いておきたいと思います。

まずは、「昭和」から「平成」の御代替わりのときと、今日の日の違いが、心に残りました。

かつては、昭和天皇崩御を受けての御代替わりでしたから、国全体が喪に服していて、今回のような国をあげてお祝いするというのとは全然、違っていたように思います。

また、かつては、反天皇勢力が蠢いていて、厳戒警備がそこここに見受けられましたが、今回は、沿道から「天皇陛下万歳」の声が聞こえるなど、国民挙って新帝陛下のご即位をお祝いする雰囲気に満ち満ちていて、本当に有り難いことだと思いました。

これは、この30年間の大きな変わりようの一つとは言えないでしょうか。

昨日、上皇陛下は、

象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に心から感謝します

と仰いました。

思わず、涙がこぼれました。

今日、反天皇勢力の表だった活動が影を潜めてしまったのも、上皇陛下の、このご人徳によるものと心から感謝せずにはいられません。

そして、3つ目に、御代替わりのときの首相が安倍総理であって良かったということを指摘しておきたいと思います。

国民の代表としての挨拶を伺って、改めて、その感を強くした次第です。

さて、ここで、本日の「朝見の儀」での新帝陛下のお言葉について感想を述べておきたいと思います。

それに触れる前に、上皇陛下のそれと比較検討してみたいと思います。

平成元年1月9日、上皇陛下は、こうお述べになられました。

〈顧みれば、大行天皇には、御在位60有余年、ひたすら世界の平和と国民の幸福を祈念され、激動の時代にあって、常に国民とともに幾多の苦難を乗り越えられ、今日、我が国は国民生活の安定と繁栄を実現し、平和国家として国際社会に名誉ある地位を占めるに至りました。

ここに、皇位を継承するに当たり、大行天皇の御遺徳に深く思いをいたし、いかなるときも国民とともにあることを念願された御心を心としつつ、皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望してやみません。〉

当然、新帝陛下は、これをご参考になされたものと拝察いたします。

ですから、「日本国憲法を守り」ということも、当然、仰るであろうと、私なりに覚悟はしておりました。

しかし、新帝陛下は、こう仰ったのです。

〈顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御(み)心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。

上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。〉

比較してみて、どう感じられましたでしょうか。

私には、二つのことが心に深く刻まれました。

まず一つは、「日本国憲法を守り」という言葉がなかった!

その変わりに「憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務」というご表現をなさった。

私は、これに痛く感銘を覚えました。

そして、次ぎに、上皇陛下のお言葉にはなかった「歴代の天皇のなさりようを心にとどめ」というお言葉が入ったことに、深い感銘を覚えた次第です。

この二つの違いを目の当たりにして、私は、126代天皇陛下は、必ずや素晴らしい名君≠ノなられると確信いたしました。

周りのみんなも異口同音に言っていました。

新帝陛下の、あの凛々しい雰囲気、オーラが燦然と輝いていた

感動、感激、感謝の一日でありました。

「令和」の御代の弥栄を心から祈念させていただきました。


やはり、安倍首相は信頼に値する! (10923)
日時:2019年05月01日 (水) 18時27分
名前:破邪顕正


たった今、こんなニュースを目の当たりにしました。

〈安定的な皇位継承策検討、秋以降 安倍首相は男系重視、難航必至(共同通信社)

政府は安定的な皇位継承策について、国会からの要請を踏まえ、10月に実施する「即位礼正殿の儀」を終えた秋以降に検討を進める方針だ。

ただ安倍晋三首相は、父方に天皇を持つ「男系」継承が維持されてきた皇室の伝統を重視し、慎重に判断する姿勢を崩しておらず、作業は難航しそうだ。

政府は、06年に小泉政権が女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案の国会提出を模索したものの、秋篠宮妃紀子さまが懐妊されたことを受けて断念。

12年には野田政権が皇族減少への対策として女性宮家創設を軸とする論点整理を公表したが、政権交代で実現しなかった。

その際、反対派の急先鋒が安倍首相だった。〉

女性宮家を創設するということは、より具体的に言えば、将来、小室さんのような方が皇族になるということを意味するわけです。

先の全国大会でも、ゲスト講師の竹田恒泰先生が、「小室さんが皇居一般参賀で手を振られている光景を想像してみてください、承認できますか?」と疑問を投げかけられました。

つまり、こういう形で、どんどんなし崩し的に御皇室の権威を貶めていくというのが、竹田先生の表現を借りれば、国家破壊主義者の策謀なのだと思います。

こういうときに、安倍首相が、あくまでも「男系」維持で考えておられるということは本当にありがたいことであります。

そういう首相を下支えしていくのが、私たちの一つの大きな使命でもあります。

御代替わりの、このような大事なときに、安倍首相をいただいていることをとても有り難く思う次第です。

「朝見の儀」での新帝陛下のお言葉に何故、感銘したのか…? (10928)
日時:2019年05月02日 (木) 17時38分
名前:破邪顕正


私の拙稿に関心を寄せていただいた方もあるようで、それはそれで有り難いことです。

天皇陛下のお言葉に感銘を覚えた理由を書かせていただきます。

上皇陛下が「日本国憲法を守り」と仰ったことが、護憲派にずっと政治利用≠ウれてしまったのではないのか…。

私はそのことをずっと憂えていた者の一人です。

上皇陛下は、憲法改正には反対である…。

さればこそ、安倍首相が改憲への決意を表明したとき、陛下のお心を無視するのか、というような批判が、実際、なされていたように思うからです。

日本国憲法第四条にはこうあります。

「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。」

もし、上皇陛下が、憲法改正に反対であるということを仰ったならば、それは明らかに国政に関する≠アとに踏み込んだ発言となりはしませんでしょうか。

それは同時に、「日本国憲法を守る」ということにも反するということになりはしませんでしょうか。

上皇陛下の、あのご譲位に向けたビデオメッセージですら、第4条違反ではないかという疑義が呈せられたのです。

ましてや、憲法改正反対ということになれば、どうなるか、察して余りあります。

ところが、左翼=護憲勢力は、「護憲」を標榜しながら、こと、自分達にとって都合がよいと判断すれば、平気で憲法の精神を踏みにじり、天皇陛下を政治利用≠ノ使ってしまうところがあるように思うのです。

だから、私の懸念は、そういう彼らの政治利用≠ノ乗せられないようなお言葉であってほしいという願いがあったということなのです。

でも、上皇陛下のお言葉を参考になさるであろうから、おそらくは、私の願いは願いで終わるであろうとも覚悟していたのです。

ところが、天皇陛下は、ご存じのように「憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務」というご表現をなさったのです。

「日本国憲法を守る」となれば、所謂、第九条をも含めて、憲法総体を指し示すということになってしまいます。

しかし、ここでの「のっとり」は、次の「日本国及び日本国民統合の象徴としての責務」にしかかからないのではないのか。

これでは、天皇陛下が「憲法改正に反対である」というような政治利用≠ヘできないのではないのか。

左翼=護憲勢力の政治利用≠実に上手に躱された…。

そう解釈させていただいたという次第です。

だから、私は感銘を覚えたと申し上げたのです。

因みに、この「日本国及び日本国民統合の象徴」というご表現は、尊師・谷口雅春先生も容認なさっているということを申し上げておきたいと思います。

『真理入門25章』から引かせていただきます(219〜227頁)。

《扇は要≠フところを手にもって…扇ぎますと…涼しい風を送ってくれるのであります。

…かなめ≠ニいう中心が壊けてしまったとすると…まとまる中心がなくなってバラバラになってしまうのです。

これは扇だけのことではありません。

国≠ニいうものにも要≠ニなる中心がなければ国民がバラバラになってしまって、しっかりと、まとまって一つの目的に向かって進む事ができません。

…日本の国は天皇さま≠ニいう、国の動きの中心≠ナあるお方が存在する限り、どんなに幕府が変っても、総理大臣が変っても、永遠に、日本が日本であって変らないのであります。

…天皇は「国民の統合」の中心であり、天皇の御心を動きの中心≠ニして政治が支えられ、行なわれているので、いつも変らぬ日本の国なのであります。》

私は、きちんとした法的手続きを経て、憲法改正がなされたら、それはそれでそのまま容認なさるのが天皇陛下というご存在であると思っています。

ですから、勝手に、いたずらに「天皇陛下は護憲派である」と言うような決め付けをしてはならないし、ましてや「憲法改正を企てるのは大御心を知らない不忠者である」というような言い方もしてはならない…。

そういうことは、厳に慎むべきであると私は思うものであります。





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