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専門家が警告、 中朝国境「白頭山」に大噴火の予兆 (10906)
日時:2019年04月28日 (日) 15時51分
名前:コスモス


専門家が警告、 中朝国境「白頭山」に大噴火の予兆

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56136

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 (右田早希:ジャーナリスト)

 

 もう20年以上も前の話だから、「時効」ということで審らかにする。

 当時、私は北京でフラフラしていたが、あるパーティで、中国地震局に勤めているという青年と立ち話をした。私が何気なく、「来週、雲南省へ遊びに行くのよ」と告げたら、彼はとたんに真顔になって、「それは絶対に止めろ」と言う。



    予知されていた大地震の発生



「なぜ?」と問うたら、「われわれ中国地震局から雲南省政府に対して、『ここ3カ月以内に巨大地震が雲南省北部を襲う』という警告を出しているからだ」と言う。「そんなバカな?」と私は聞き返したが、彼は真顔で「本当だ」と答える。


 でも、私はすでに飛行機や宿の手配をしてしまっていたので、翌週に予定通り、雲南省へ旅行に出かけた。だがそこで、20年以上経ったいまでも時折、夢に現れて脂汗をかいて飛び起きてしまうほどの、巨大地震に出くわしたのだ。


 それは、30万都市が突然埋まるほどの、恐ろしいものだった。後年、日本で阪神淡路大震災や、東日本大震災を直に体験した方なら、肌身に沁みていることだろう。


 雲南省では時折、大きな地震が発生する。写真は、2014年8月に雲南省で発生したマグニチュード6.1の地震で発生した被害の様子(2014年8月7日撮影)。(c)AFP/Greg BAKER〔AFPBB News〕


 その時、中国で知ったのは、「大地震というものは予知できる」ということだった。その当時、中国地震局の専門家は、私にはっきりと語った。


 「何月何日にどこに大地震が起きるということは、予測できない。だが、3カ月以内にどこどこの地域で大地震が起きる可能性が高いという予測は、確実にできる」


 残念ながら、私はその中国地震局の職員の連絡先は、聞いていなかった。当時の中国では、名刺を交換したりという習慣はなかったのだ。


       「朝鮮革命の聖山」が噴火?



 だが昨日、私は20数年ぶりに、とてもおっかない話を、中国の官僚から聞いた。「近未来に、中国東北地方を危機が襲うかもしれない」というのだ。その根拠とは、以下の通りである。


 北京が中国の首都に定められたのは、元の時代からだが、なぜこのような北方の寒い乾燥地域が大国の首都になったかといえば、それはひとえに、風水が素晴らしいからだった。風水がよいとは、すなわち自然災害が少ないということだ。特に有史以来、ほぼ一度も地震が起きていないというのが、大きな利点だった。


 だがそんな北京で、4月7日と14日に、本当に珍しい地震が起こったのだ。前者はマグニチュード2.9、後者は3.0だった。


 そこで私は、知り合いの中国の官僚に、「北京は地震が起こらないはずなのに、これはいったいどういうこと?」と問い質した。

 すると、彼は前述のように答えたのだった。


 私は続けて問い質した。「中国東北地方を襲う危機って何のこと?」

 彼は答えた。


「近く、長白山が大噴火を起こす可能性があるのさ」


「長白山」とは、中国と北朝鮮との国境に聳えた、海抜2749mの高山のことだ。北朝鮮側では、「白頭山」という名である。「朝鮮革命の聖山」とも呼ばれている。金日成主席が抗日パルチザン活動を行い、金正日総書記が生まれた山だと北朝鮮が喧伝しているからだ。


 そんな巨大な山が、まもなく噴火するかもしれないというのである


 彼は、経済部門の官僚だから、自分自身が計測した予測ではないはずだ。これは私の勝手な推測だが、中国地震局の人から聞いたのではないか。


 実は、韓国側からも最近、同様の警告が発せられている。



      核実験が大噴火を誘発した可能性も



 4月15日午前、ソウル市汝矣島(ヨイド)にある国会図書館の小会議室で、「目覚める白頭山火山、どうすべきか?」と題した討論会が開かれた。この討論会に参加した釜山大学地球科学教育学科のユン・ソンヒョ教授は、こう警告した。


「2002年から、白頭山の天池で多く発生している地震は、一時期は安定していたが、昨年から再び地震が増加している状態であり、再噴火する可能性がある」


 いまから1000年以上も前、西暦946年に起こった白頭山大噴火では、朝鮮半島全体を1mもの高さの火山灰が覆ったという記録が残っている。


 当時の地震波のエネルギーは、2011年3月11日の東日本大震災の地震波のエネルギーの4倍に達したと予測されている。もちろん、日本海を超えて、日本にも影響をもたらした。


 白頭山は、西暦1668年、1702年、1903年にも、小規模な噴火を起こしている。だがいま恐れられているのは、そんなちんけなものではなく、「1000年ぶりの大噴火」のようなのだ。


 これはあまり指摘されていないが、2006年から2017年まで、北朝鮮は計6回の核実験を繰り返してきたが、そのすべての実験場所である豊渓里は、白頭山が分かつ中朝国境から100qしか離れていない。つまり、核実験が長白山の大噴火を誘発している可能性もあるのだ。


 もしも今年とか来年に、白頭山が大噴火を起こしたら、北朝鮮は対処のしようもなく、金正恩政権が崩壊する可能性もある。アメリカと中国が、ここぞとばかりに軍隊を派遣するかもしれない。



 ともかく日本としても、米朝の緊張とは異なる、白頭山大噴火という「北朝鮮有事」も、視野に入れておくべきではないだろうか。


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 私はいつも思うのですが、心の法則は、人間個人だけでなく、各種の団体や、引いては国にも及ぶと信じています。

 その事で言えば、最近の目に余る北朝鮮や他民族を蹂躙し続けている中国の在り様は、いつ何かが起きてもおかしくないほどの所まで来ていると思います。

 白頭山の千年に一度の規模の大噴火は、以前他の所で読んだ事があります。日本の大津波や大雨による浸水は、やはり日に2000人もの胎児が殺されていることに起因していると思っています。

 もし白頭山が大噴火したら、現在の北朝鮮の体制は滅び、どれほどの惨事になるか判りません。そうなる前に、何としても拉致被害者の人々を助けなければならないと強く思います。共に祈りましょう。




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