ブラジル・高校二年生の発表が本当に素晴らしかった! (10852) |
- 日時:2019年04月11日 (木) 10時27分
名前:破邪顕正
ブラジル・サンパウロから来た高校二年生の宮崎真優さんの発表に、心洗われる思いがいたしました。
場内、割れんばかりの感動の拍手、しばし、それが鳴り止みませんでした。
あの北野武監督も目頭を押さえていたのではなかったかな?
登壇者の誰しもが原稿を読み上げる。
その中で、宮崎さんだけが、何の原稿ももたずに、身振り手振りを交えて語っていく。
それだけでも凄いのに、内容がまた実に素晴らしかった! 今回、登壇するきっかけとなったのは、今年の1月2日、皇居参賀の際、両陛下とお会いできたことにあります。
宮崎さんは、日本に行ったら、「両陛下とお会いしたい」という手紙を書いた。
まさか、本当にそれが叶うとは思ってもいなかったが、その手紙が奏功したのでしょう、両陛下がお会いして下さるということになった。 で、皇后陛下から「宮崎さんはどなたですか」と聞かれ、「ハイ」と返事をして、夢にまで見たご会釈が実現した。
宮崎さんによれば、ひいひいお爺ちゃんが日本からブラジルにわたった。
御飯に水をぶっかけ、つけものだけで生き抜いた。
娘とも生き別れとなったり、本当に苦労の連続だった。
そういう宮崎家の歴史を子供に語り続けている親御さんがまた素晴らしいと思いました。
日本語は難しい。
家の外に出ればポルトガル語。
外で通用しない日本語をなぜ覚えなくてはならないのか。
反発もあったようですが、日本語を覚えることを親御さんが徹底された。
だからでしょう、きれいな日本語で語ってくれました。
漢字には一つ一つに意味があり、日本語の素晴らしさに惹かれ、どんどん吸収していったようでした。
宮崎さんが言ったことばで最も心打たれたのがこれです。
扇子は、風を送ってくれます。
その扇子の要となっているのが天皇・皇后両陛下です。
その扇子でさわやかな風を送ってくれる日本が私は大好きです。
ブラジルも大好きです。
将来、医師となって、多くの人のお役に立ちたい。
そして大好きな日本とブラジルの架け橋になりたい!
その話を伺いながら、宮崎さんは、どこかで尊師・谷口雅春先生の教えを聞いているのではないかと思いました。
『真理入門25章』の中に「扇のかなめ≠ニ天皇国日本」という話が出て来るからです。
ご成婚60年を心からお祝いする、本当に素晴らしい「天皇陛下御即位三十年 奉祝感謝の集い」でありました。
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