現教団の変質は「教えられたこと」「教えられなかったこと」にあり (10643) |
- 日時:2019年02月18日 (月) 15時57分
名前:破邪顕正
日本青年会議所(JC)が行った調査によると、日本が建国された日を知っている日本人は2割未満しかいないという結果が出たそうです。
それに対して、日本在住の中国人は100%、米国人は90%以上が自国の建国・独立の日を正しく答えられたとのこと。
また、全国の男女1331人に「建国記念の日はなに天皇が即位した日?」と調査を行ったところ、もっとも多かったのが明治天皇で40.4%。
以下、その他が28.8%、昭和天皇が20.4%、大正天皇が7.2%、今上(平成)天皇が3.2%と続いたというのです。
どうして、こういう結果が出るのでしょうか。
結局、日本の建国について、何も「教えられなかった」からではないでしょうか。
その反面、広島・長崎に原爆が落ちた日は、みんなよく知っています。
夏休みでも、「平和授業」という名目で、強制的に登校させる、そういうところもあるやに聞いております。
何を申し上げたいか。
日本という国を考えたとき、本当に大事なことは、「教えられなかった」ところにあるのではないのか。
同様のことが、今の生長の家教団にも言えると思うのです。
環境のことは嫌やというほど教えられます。
しかし、「天皇国日本」のことについては「教えられなかった」!
尊師・谷口雅春先生ははっきりと言われました。
天皇を説かず、仰がず、『無』のみを説く宗教は準備時代の宗教に過ぎず
「天皇国日本」を説かないのでは、生長の家の教えに非ず!
このことを声を大にして何度も強調しておきたいと思う次第です。
日本建国の重要性を少しでもご理解いただきたく、『人生を前進する』から少しく引かせていただきます(169頁)。
《神から発し神につながる我が生命が具体的に生きるためには、その生きる場≠ェなければならない。
それが国であります。
日本の国があって吾々は生き、吾々の祖先も生きて来ている、神武天皇の建国は神話であるという人もあるけれども、ともかくわれわれの祖先たる天照大御神→瓊瓊杵尊→そして神武天皇という風に我々の生命の続きの祖先が日本の国を建てた。
吾々の住んでいる日本の国は、祖先と自分と一体の自覚においては、日本の国は吾々の祖先の生命の展開であり、正に自分の生命の続きなんです。
だから自分を愛する者は日本国を愛しなければならないということになるのであります。
若し神武天皇が日本国をお建てにならなかったら、現在の日本人は存在しないということになります。
そこに「生命の本源」を知ることによって、天皇家に対する恩愛の情、報恩の心というものが自然に発生して来なければならない。
そして吾々自身と吾々の祖先とが生き、かつ生かされて来た日本国を愛さなければならない必然の要求がでて来るのであります。
これが本当の愛国心であります。》
私自身、このような愛国心を高校生のときに教えていただきました。
日教組教育の洗脳≠ゥら、救っていただきました。
天皇家に対する恩愛の情、報恩の心≠ノ目覚め、本当の日本人になることができました。
その生長の家が、今や反日°ウ団に堕しているのです。
だって、日本共産党から友好団体≠ニして称揚されるまでになっているのですから! 『限りなく日本を愛す』をお読みなったらわかります。
占領政策に洗脳≠ウれた当時の青年会員の手紙に、尊師がどれほどのショックを受けられたか。
そのことを思えば、尊師がご存命で、今の教団の左翼=護憲≠ヤりを御覧になったら、何と仰るか?
思い半ばに過ぎるものがありましょう。
まさしく、私は、今の教団は、谷口雅宣総裁の占領下にあると思っています。
聖典絶版は、まさに尊師の公職追放、執筆追放と同じではありませんか。
言わば、第二の占領政策ともいうべき、「生長の家弱体化政策」に、敢然と立ち向かう者であってはじめて尊師の弟子を名乗る資格があるのだと思うものであります。
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