命日供養≠ノついての説明させていただきます。 (10485) |
- 日時:2018年12月19日 (水) 09時19分
名前:破邪顕正
今、「谷口雅春先生を学ぶ会」が行っている命日供養≠ノついて、若干の補足説明をさせていただきます。
「谷口雅春先生を学ぶ会」では、『家庭における先祖供養「顕浄土成仏経」』という冊子を作成して、それにもとずいて、それぞれの家庭で先祖供養していただくよう、お願いしております。
この冊子では、「毎日の先祖供養」と「毎月の命日・祥月命日・お彼岸等の供養」のふたつの式次第をご紹介させていただいております。
前者は基本的に聖経「甘露の法雨」の読誦のみ。
後者は、それに加えて、「顕浄土成仏経」を読誦することをお勧めしています。
「顕浄土成仏経」は、尊師・谷口雅春先生が、ご養母様の谷口きぬ刀自百ケ日法要の際に奉げられたものであります。
本経において、解脱名を称える箇所が6箇所出てきます。
つまり、この「顕浄土成仏経」は、その故人のためだけに誦げるお経と言ってもいいわけです。
そこで、「谷口雅春先生を学ぶ会」では、両親や祖父・祖母、或いはとくにお世話になった方等の御霊様に対して、月命日(尊師で言えば、毎月17日)、祥月命日(尊師では6月17日)、或いはお彼岸等において、聖経「甘露の法雨」の読誦の後、「顕浄土成仏経」も併せて読誦しようとお勧めしているのです。
尚、私が、宮中祭祀と祥月命日供養≠ニが直結していると申しあげたのは、以下の御祭りのことを指していることを付言しておきます。
1月7日 昭和天皇祭 1月30日 孝明天皇例祭 4月3日 神武天皇祭 6月16日 香淳皇后例祭 7月30日 明治天皇例祭 12月25日 大正天皇例祭
いずれもが、私どもの言い方によれば祥月命日≠ノあたるお祭りであります。
宮中で行われているこのようなお祭りを、「谷口雅春先生を学ぶ会」でも命日供養≠通して、その意義を深く受け止めていきたいと願っている次第です。
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