《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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《報告》天皇陛下御即位三十年奉祝委員会設立総会に参加させていただきました! (10442)
日時:2018年11月27日 (火) 17時43分
名前:破邪顕正


配布された資料袋の中に、役員名簿がありました。

それを見て、私は、「谷口雅春先生を学ぶ会」があって本当に良かったと改めて痛感しました。

思えば、この度の奉祝委員会の設立は、昭和天皇さまの御在位50年奉祝運動を嚆矢とします。

そのときの運動のクライマックスとなったのが100万人の銀座パレードでありました。

『国のいのち 人のいのち』の表紙を飾ったことからもわかりますように、その運動の中核的役割を果たしたのが、当時の生長の家でありました。

そのことを、ことのほかお喜びになられたのが、尊師・谷口雅春先生であります。

『生長の家』誌・昭和52年3月号の「明窓浄机」に、尊師はこうお書きになられました。

《…まことに過日全国的に行われた今上陛下御在位五十年奉祝のあの大群衆の先頭に立っておられるのは住吉大神である。

住吉大神の浄化のお働きなくしては宇宙も、わが日の本も、世界の人心も、赤化の魔手から免れることはできない。…》
 
あれから、40年余の歳月が流れました。

今回の奉祝委員会の名簿の中に、残念ながら、現教団の名前はありません。

当然のことです。

住吉大神をご祭神から外した生長の家教団に、ここに名を連ねる資格はないと思うからです。

この一事をもってしても、私は、今の教団はかつての生長の家とは似ても似つかぬ教団になったのだと思っています。

しかし、千万年にわたって「天皇国日本」を御護りする使命を帯びて誕生したのが生長の家であります。

その御名が、今回の奉祝委員会にないというのでは、何とも尊師に対して申し訳がたちません。

そう思えば思うほど、だからこそ、今回の名簿の【代表委員】の中に、こう記されていたことが本当に有り難くて、ありがたくてならなかったのです。

《中島省治 「生長の家」創始者・谷口雅春先生を学ぶ会代表》

はっきりとそこには「生長の家」が記されていたのです!

ただ単に、「谷口雅春先生を学ぶ会代表」ではない、「生長の家」が入っている…。

それを見て、私は思いました。

今回の奉祝運動は、昭和天皇さまのご在位50年奉祝運動にはじまる。

あの運動を中心的に支えてくれたのが生長の家であった。

それに対する敬意と感謝の意を込めて、「生長の家」の御名を入れよう。

奉祝委員会がそう配慮してくれたのではないのか…。

もとより、実に都合のいい、得手勝手な、手前味噌な解釈とは十分に承知しています。

しかし、そこに名を連ねている他の宗教団体を見たら、そうとでも考えなければとても理解し得ない。

「岡田光央 崇教真光教え主」

「桶屋良祐 念法眞教燈主」

「黒住宗道 黒住教教主」

「末吉将祠 霊友会会長」

「中山善司 天理教主」

「庭野日鑛 立正佼成会会長」…

組織的に見れば、とても肩を並べるような「谷口雅春先生を学ぶ会」ではありません。

にもかかわらず、このような錚々たる団体に伍して、「谷口雅春先生を学ぶ会代表」が、なぜ【代表委員】に選ばれたのか?

やはり、これまで「生長の家」が果たしてきた愛国運動に対する高い評価があったればこそだと思うのです。

「谷口雅春先生を学ぶ会」に対して、所謂、本流≠ニ言われる方の中に、批判的なことを言われる方があります。

しかし、私は敢えてそういう方に申し上げたい。

「谷口雅春先生を学ぶ会」がなかったら、奉祝委員会の中に生長の家≠フ御名が掲載されることはなかった!

このことはいくら強調してもしすぎることはないと私は思っています。

「谷口雅春先生を学ぶ会」に所属する会員の皆さんには、このことをぜひ、誇りに思っていただきたいと思います。

そして、「生長の家」の御名が入ったことで、この度の奉祝運動もまた住吉大神が先頭に立ってくださる…。

「谷口雅春先生を学ぶ会」の会員一人ひとりが、文字通り、住吉大神の全身全霊であるという自覚をもって、この御代替わりの重大な使命を果たしてまいりたいと思う次第です。


藤原正彦・お茶の水女子大学名誉教授のご挨拶に痛く感銘しました! (10443)
日時:2018年11月28日 (水) 17時24分
名前:破邪顕正


設立総会では、政界のみならず各界から、祝辞や挨拶が相次ぎました。

いずれもが、今上陛下・皇后陛下の素晴らしいご聖徳に言及される内容でした。

ご在位30年を奉祝するわけですから、当然と言えば当然です。

しかし、そういう中にあって、異彩を放ち、出色のご挨拶をなされたのが、表題に掲げた藤原先生でした。

先生は、天皇のご存在が如何に大きな役割を担っているか、歴史を繙いてお話くださいました。

私の記憶をもとに、要約、ご紹介させていただきます。

〈歴史の話になりますが、17世紀、ニュートンや数学者のライプニッツと同じ頃、ケンペルという人が生まれました。

世界中を歩き回って、最後、オランダ商館の医師として日本にやってきました。

五代将軍・綱吉の時代です。

彼は日本中を歩き回って、そして『日本誌』を著します。

この『日本誌』という本の中で、彼はとても重要なことを記します。

日本には、宗教上の皇帝とそれから政治上の皇帝と皇帝が二人いる。

一方が天皇陛下で、一方は将軍である。

権威と権力が完全に分離している。

これは素晴らしいアイディアである。

世界はそうなっていない。

当時、ヨーロッパは30年戦争とか40年戦争とかが続き、もの凄い殺し合いが行われていて、まさに蛮族の住む世界だったんですね。

権威と権力が一つになっている弊害がそこにあらわれていたわけです。

ところが、日本はそこが完全に分かれていて、日本の天皇は万世一系で男系で繋いできた。

しかもそれは紀元前660年から続いている。

ケンペルはそういうところに大いに注目して書いたわけです。

この『日本誌』は、ヨーロッパにおいて大変な評判を呼び、文豪のゲーテとか哲学者のカントとかヴォルテールとかモンテスキューとか、ああいう学者がみんな読んでいる。

彼等の日本に対する知識は、みんな、このケンペルの本によっているんです。

ケンペルに遅れること約140年後に日本に渡ったシーボルトにも大きな影響を与え、あのペリーも読んでいた。

幕末から明治維新にかけて日本に長くいたイギリス大使館のアーネスト・サトウという外交官がいます。

彼は『一外交官の見た明治維新』という本を書きました。

彼は、このケンペルについて、こう述べています。

「ケンペルの見方は正しい。

宗教上のあるいは精神上の皇帝(天皇)とそして権力上、政治上の皇帝(将軍)が二人いるという見方、これは確かに正しい。

しかし日本人にとって、あるいは日本国にとって、天皇のご存在は単なる精神上の宗教上の皇帝ではない、確固不動の核≠ナある。

例えば内乱が起きると天皇陛下を味方につけた者が必ず勝つ。

確固不動の核≠握った者が勝つ。

これほどの確固たる基盤の上に立った君主国は他にはない。

世界中、歴史上どこを見回してもない。

日本という国はこういう国である。」

このようなことを書いているんですね。

これまで、日本は、非常に厳しいあぶない目にあっても、最後の土壇場で確固不動の核≠ニいうのがものをいって、生きながらえることが出来た。

これからも日本はいろいろと厳しい局面に立たされることがあるでしょう。

しかし、そういうイザというとき、この確固不動の核≠がっちり守っていく…。

それによって、日本は今後もまた長いこと生きながらえていくことができる。

世界のどこにもないこの確固不動の核≠もった国に生まれたことを、私自身、心から幸せなことだと最近感じております。〉

この話を聞きながら、私が思ったのが、『生命の實相』第28巻(66頁)にある、このご文章でした。

《…いろいろの批判はあるにしても、われわれ日本人は日本国の歴史を通して「今」の一点に生きているのです。

そしていろいろの日本国の興隆浮沈はあったにしても、どんなときにも日本国が動揺せずに、ここまで日本民族が発展してきました不倒翁の重心のごとくドッシリとして、その中心からどんな時にも日本国が立ち直ることができた重心は天皇がましましたからであります。

われわれは歴代の天皇のこの御恩沢を忘れてはならない。

恩を知るということが実践道徳と実践宗教との中心になるのであります。

だからわれわれは歴代の皇霊に対して崇敬の誠を捧げるのであります。》

藤原先生の後を受けて登壇された櫻井よしこさんも、先生のお話に深く感動せられたようで、200年ぶりのご譲位を受けての即位という今回の御代替わりにあたり、日本という国がどういう国であるのか、天皇というご存在か如何に大きな役割をもっているか。

日本国民が深くそれを知る、そのまたとないきっかけにしていかなくてはならないと言われました。

谷口雅春先生のお説きになられた「天皇国日本」、世界に比類無き「国体」(くにがら)の有り難さを一人でも多くの人にお伝えしていく…。

それが尊師・谷口雅春先生の弟子の使命に他なりません。

総本山の奥津城の「七つの燈台」にある

天孫降臨皇御国成就燈

君民一体地上天国成就燈

ここに示された尊師のお心を大いに広めてまいりましょう。





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