《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

本流宣言掲示板」「光明掲示板・第一」「光明掲示板・第二」「光明掲示板・第三

谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
この掲示板の目的
この掲示板のルール
本掲示板への書込法
必ずお読みください
管理人への連絡
重要リンク
TOP PAGE

Página de Português/ポル語ページ
 

 

「安倍改憲」に反対するのは知的不誠実≠ネり! (10363)
日時:2018年10月13日 (土) 15時09分
名前:破邪顕正


産経新聞の10日付の「正論」欄は、防衛大学校・神谷万丈教授による「責任ある平和国家の9条論議を」でした。

これは、今の護憲論≠ノ対する痛烈な批判として大いに注目されるべきであると考えます。

まず、私が、共感を覚えたところを引いておきます。

〈…近年内閣府が実施した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」によれば、今後の自衛隊を「増強した方がよい」が約30%、「今の程度でよい」が約60%であるのに対し、「縮小した方がよい」との回答は5%に満たない。…

自衛隊をこのような目で見る人たちが、自衛隊の存在を憲法に明記することには反対や躊躇(ちゅうちょ)を示す。

私が知的に不誠実というのは、そうした態度のことだ。

自衛隊は違憲だから自分には必要ないと考えるのか、自衛隊は必要だから合憲でなければならないと考えるのか。

このいずれかをはっきりと選ぶのが知的に誠実な態度というものだろう。〉

自衛隊の存在を認めるのであれば、その存在が些かも違憲の疑いをもたれるようなものであってはならない。

だから、きちんと憲法に明記する。

それのどこがいけないのでしょうか。

結局、「現状のままでいい」という、悪しき事なかれ主義、知的怠惰が憲法改正の大きな壁になっているのだと私は思います。

いつまでも、そのような知的怠惰に安逸を貪ることは許されない。

戦後の長い長い、その惰眠から覚醒させる…。

今回の憲法改正には、そういう思想的意義があるのだと私は思っています。

それと同時に、今回の憲法改正は、世界の常識を国民に知らしめる、絶好の機会であるとも思っています。

それというのも、神谷教授が、自らの実体験として、こういうことを紹介しているからです。

〈先の大戦の後遺症として、日本国民には、平和を構築する上で軍事力には不可欠の役割があり、平和を求める国家には時として軍事力を「使う」意思も求められるのだという認識がいまなお乏しい。

だが、現実には、力によって下支えされない平和はあり得ない。…

だからこそ、国際社会は、日本に対し、平和のための国際的活動には、自衛隊の活用も含めて他国と同質の貢献を行うよう求めているのだ。

民主党政権時代のことだが、訪日した欧州諸国の社会党(および社会民主党)の議員団から、日本の安全保障政策、特に国際平和への貢献のあり方についてのブリーフィングを依頼されたことがある。

自衛隊の国際平和協力への参加には憲法9条が制約となってさまざまな限界があることを説明した私に対し、彼らがそろって口にしたのは、なぜ日本はその条文を改正して自衛隊が平和のためにより多くの貢献ができるようにしないのか、という疑問だった。

そこには、社会党だから、左派リベラルだから、平和のための軍事力の役割を否定しなければならないというような思い込みは微塵(みじん)もみられなかった。〉

戦後日本の、この軍事アレルギー=B

それを払拭しないことには、本当の意味での国家の安全保障も成立しえないと私は思います。

自衛隊を容認するものの、その一方では安倍改憲≠ノは反対する…。

その知的怠惰、誤魔化しこそが、「戦後」の、悪い意味での本質を穿っているのではないのか。

だからこそ、安倍改憲≠フ問題を通して、私は、知的に誠実であれ、ということを問うていきたいと思っております。



今の教え≠ニいいながら、その本質は「オールド・レフト」ではないのか? (10373)
日時:2018年10月15日 (月) 09時48分
名前:破邪顕正


若い人達に自民党支持者が増えているということが、いろんな結果から明らかになっています。

それに象徴されるように、戦後の護憲思想≠ニいうのも、どんどん時代遅れになっていくのではないのか。

そのことを、神谷教授も「古めかしい左翼」となるな≠ニして、こう述べています。

〈1994年から1年ほどニュージーランドに招かれた折に、かの地の外交・安全保障関係者から、湾岸戦争における同国の失敗について聞かされたことを思い出す。

ニュージーランドは、平和愛好国として国連の強化を長年提唱してきたにもかかわらず、国連が対イラク武力行使を認めたときには世論がまとまらず、十分な貢献ができなかった。

彼らはそれを悔やんでいた。

湾岸危機のさなかに首相を務めた労働党のマイク・ムーア氏は、その原因は、国連の容認決議があったのに、軍事力を使っての貢献に反対した反米的な「オールド・レフト」たちにあったと厳しく批判している。

左派であっても平和のためには軍事力を用いる意思が必要であり、それを持てないのは「古めかしい左翼」だというのだ。

日本の左派リベラルには、「オールド・レフト」に堕すことなく、平和国家は平和のために何をなすべきなのかという視点から、9条を論ずることを望みたい。〉

所謂、団塊世代が70歳前後となり、こういう世代が、「オールド・レフト」の担い手であったことは論を俟ちません。

総裁もまた、その思想的な影響を色濃く受け、手垢のついた護憲主義≠いまだに振り回して已むことがありません。

教団の中にあって、総裁をヨイショして已まない信徒というのも、案外、青年層というよりかは、総裁と同世代以上の「オールド・レフト」の人達のようなような気がしております。

講習会でなぜ「君が代」を歌うのか、納得いきません。

そういうことをやるから、右翼と間違われる。

ある大教区の白鳩会副連合会長が、そう嘯いていたという話を耳にしたことがありますが、とうとう、そういう声がそのまま教団方針となってしまいました。

それはそうでしょう、総裁そのものがそういう人なのですから。

こうして、教団内には、「オールド・レフト」がどんどん幅を利かすようになってきました。

しかし、これから、そういう「オールド・レフト」こそが、却ってその時代から取り残されていく…。

今の教え≠ヘ、もはや昔の教え≠ネり。

私は必ずそうなると見ています。

戦後、長いこと支配し続けて来た、この「オールド・レフト」に表舞台から退場していただく…。

それが今回の憲法改正の大いなる意義なのだと私は思っています。

憲法改正なくして「戦後」は終わらない!

憲法を改正して、初めて、真の意味で、占領政策≠ゥら解放されるのだと私は捉えています。




名前
メールアドレス
スレッド名
本文
文字色
ファイル
URL
削除キー 項目の保存


Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板