谷口雅春先生のご生誕日が新嘗祭の前日であることに思うこと (10341) |
- 日時:2018年10月10日 (水) 08時56分
名前:破邪顕正
尊師・谷口雅春先生は、11月22日にお生まれになりました。
その日は奇しくも、新嘗祭の前日に当たります。
偶然はありません。
尊師も、昭和52年11月22日の生長の家秋季記念日の祝賀式においてこう仰っておられます。
《明日は〈新嘗祭(にいなめさい)〉と、昔の大祭日の名前でいえば……そういうように称え奉る日であります。
新嘗祭というのは、日の大神……太陽の神様が……言い換えると天照大御神様のその御いのちを受けて稲穂が育って、そして新たなる天照大御神の御いのちを、それが宿っている新穀を、天皇陛下が、われわれ国民と共にいのちを新たにするためにお喫(あが)りになる真に芽出度い日であります。
言い換えると、新たに、天皇陛下および国民のいのちが更にお生まれ変りになって、そして新しく光を輝かし給う尊き日であります。
その前日に、何が起ったかといいますと、宇宙浄化の神であられる住吉(すみのえ)の大神の宇宙浄化が起りまして、そしてはじめてこの宇宙が浄まって、そして新たなる天照大御神の御いのちの宿ったそのお米を、天皇陛下と共に食べさして頂く、真に有難い日なんでありますねえ。(拍手)
「その新嘗祭の前日に私が生まれたということは、ただの偶然ではない」と……いうようなことを、誰れか熱心な誌友の方が手紙に書いて送って下さったのであります。(拍手)
まことに嬉しいと思うのであります。》(『理想世界ジュニア版』誌・昭和53年3月号)
住吉大神の御働きが、はっきりと示されているのが、「日本国実相顕現の祈り」であります。
《住吉大神(すみのえのおほかみ)あれましぬ。
住吉大神あれましぬ。
住吉大神宇宙を浄め給ふ。
住吉大神宇宙を浄め給ふ。
住吉大神、宇宙を浄め終りて、天照大神(あまてらすおおみかみ)生(あ)れましぬ。
その光あまねく六合(りくごう)に照り徹らせり。
その光あまねく六合に照り徹らせり。…》
尊師は、昭和39年11月29日の「實相研鑽会」において、ご結語でこう述べておられます。
《住吉大神は、曇っている現実世界に太陽の御子を天降し導いて、地上に天照大御神の御光を持ち来たし、永久平和を現実世界へ生み出すための働きをしているわけであって、日本の國體というものが、如何なるものであるかということを、それの隠れている覆いを除いて現実の世界にあらわす、浄化の働きであり、実相を生み出すという働きをなさるという働きで、今、この御働きが続々進行中である。
これこそが、生長の家出現の使命であるのです。
政治局が生長の家の本部の機構にできたのもそのためです。
(中略)
そこで、どうしても、そう云う世界を産み出すためには万教の神髄を礼拝して手をつなぐ、万教帰一にして、しかも日本の國體を明らかにする宗教が必要だという神の御意志で、そういう使命をもって今、生長の家へ現われているのであるというわけであります。》
一連のご文章を拝読させていただいて、まさしく尊師・谷口雅春先生は住吉大神の化身にてあらせられると思わないではいられませんでした。
11月22日にご生誕なされたことの意味を深く噛みしめ、今の世に住吉大神の御働きを現し出すことは、具体的にはどうすることなのか。
御代替わりを迎えんとする今、そのことを常に考えつつ、前進してまいりたいと思う次第です。
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