《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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わが国の国柄は、天津日嗣(あまつひつぎ)即ち 天之御中主神の 「 中(みなか) 」 の理念が天降って、天皇を中心とする日本国の實相となって顕れている (10315)
日時:2018年09月26日 (水) 20時10分
名前:明鏡



ここは非常に重大な一節であります。民主主義かぶれ( 最近は 立憲主義かぶれ!? )の

している人には解するのに難しいところであります。


生長の家は 「 人類光明化運動 」 と云うから人類を愛したらいいのであって

日本の国なんか どうだっていいじゃないかと考える人があるかもしれませぬが、

決して そうじゃないのであります。


皆さんは 日本民族の一員として日本人として生れた。その事実に立脚して

生きている以上、日本民族と云うものは 如何なる自覚を持ち 如何なる使命をもって

此の地上に誕生したものであるかということほど重大な問題はないのであります。


古代の日本人は 全て何某(なにがし)の命(みこと)、何某(なにがし)日子(ひこ)、

何某日女(ひめ)というように 自分自身をも呼び、他の人をも尊重して居りました。


日子とは即ち天照大御神の御子(みこ)という意味であり、

日女とは即ち天照大御神の女(むすめ)という意味であり、

すべての人間は 命(みこと)であったのであります。


命(みこと)とは即ち 「 神の生命 」 そのもの、それが天降(あまくだ)って来たのが

人間であるという、そういう魂の自覚の伝統をもって 日本人は日本民族の歴史を

作ってきたのであります。


こういう歴史を背負ってその歴史的現実として具象化して、今 皆さんが

此処に生きているということは 誠に荘厳な事実なのであります。


『 菩薩は何を為すべきか 』 人類光明化運動指針の解義 第五条 谷口雅春 先生


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生長の家の信徒は、天皇の実相、日本国の実相を理解するために、

第五条の谷口雅春先生のご文章は、繰り返し拝読すべきである。






『 古事記 』 が教える日本の 「 国の原型 」 (10316)
日時:2018年09月26日 (水) 20時11分
名前:明鏡


@ 国造りの理念の中枢は 「 御中(みなか)の理念 」 である

A 国家は生命体であり、本来 神授のものである。

B 「 御中(みなか)の理念 」 の具体化としての 万世一系の皇統(こうとう)

C 日本国は 霊性本源(ひのもと)の国である


『 古事記神話入門 』 伊藤八郎 著  212〜219頁  光明思想社



「 領(うしは)く 統治 」 から 「 し(知)らす統治 」 へ (10329)
日時:2018年10月02日 (火) 00時17分
名前:明鏡


「 汝(な)が ‘ うしはける ’ 葦原中国(あしはらのなかつくに)は

我(あ)が御子(みこ)の‘ 知らさむ ’ 国と、言依(ことよ)さし賜えり 。」

『 古事記 』


天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、大国主命(おおくにぬしのみこと)が

「 うしはいている世界 」 ( 群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)している世界 ) を、

天照大御神の御子(みこ)が大御神の美須麻流(みすまる)の精神、大調和の、

みんな ひとつの生命だという精神で 「 しらす世界 」 にしようとしておられる

のだがどうか、という交渉だったのです。

そして大国主命が 「 分かりました 」 ということで、国譲り、国土奉還が

為(な)されたのです。


このようにして 国譲りが為されて 葦原中国(あしはらのなかつくに)が平定され、

いよいよ 天孫邇邇芸命(てんそんににぎのみこと)が降りて こられることとなったのです。


地上世界に降りてこられた邇邇芸命(ににぎのみこと)が、 「 しらす 」 という形を

地上世界で具体化され、それが今の御皇室にまで そのまま ずっと継承されているのです。


平成17年12月19日、今上(きんじょう)陛下は お誕生日の記者会見の際、

次のように仰(おっしゃ)っておられます。


「 私の皇室に対する考え方は、天皇及び皇族は、国民と苦楽を共にすることに務め、

国民の幸を願いつつ務(つと)めを果たしていくことが、皇室の在り方として望ましいと

いうことであり、この在り方が皇室の伝統ではないかと考えているということです。 」

( 宮内庁HP )


この御心(みこころ)は、歴代の御製(ぎょせい)にも色濃く表れていて、

私たちが ちょっと 努力すれば 容易に知ることが出来るものです。


ところで、 「 しらす 」 という言葉が、歴史上明確にでてきた好例として、

大日本帝国憲法(いわゆる明治憲法)の制定過程があります。


明治百年記念に明治神宮が出版した 『 大日本帝国憲法制定史 』 によりますと、

伊藤博文の下にあって 大日本帝国憲法および皇室典範などの法典編纂(へんさん)の

実務にあたった井上毅(こわし)は、 『 古事記 』 『 日本書 紀』 、祝詞(のりと)などの

国典研究を始めます。


その結果 彼は、日本の帝国憲法は、ドイツやイギリスなどの憲法の写しに非(あら)ずして

「 皇祖(こうそ)皇宗(こうそう)の不文憲法 」 の近代的発展でなくてはならぬ、

つまり 「 しらす 」 というあり方の近代的発展でなくてはならぬという強い信念をもつに至ります。


そこで 彼は 大日本帝国憲法第一条に 「 日本帝国ハ万世一系ノ天皇ノ治(しら)ス所ナリ 」

しますが、最終的には 「 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇 之(これ)ヲ統治ス 」 となります。


しかしながら、伊藤博文は『 憲法義解 』 において、この 「 統治 」 とは

「 しらす 」の意味であると敢(あ)えて述べているのです。


『 古事記 』 の国譲りの伝承も、明治新政府が大日本帝国憲法を作成するときには

歴史的真実として非常に大きな力を持っていたのだということがよくわかります。


『 古事記神話入門 』 伊藤八郎 著  227〜232頁  光明思想社

( 元宮城県教化部長 H6〜H14、『 谷口雅春先生を学ぶ 』 H23年1月号 )


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『 古事記 』 における 「 しらす統治 」 が、大日本帝国憲法(明治憲法)第一条に

顕れている。



天照大御神の 「 天壌無窮の神勅 」


「 豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の国は、

代々(よよ) 吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。


宜(よろ)しく いまし皇孫(すめみま)、就(ゆ)きて治(し)らせ。さきくませ。

宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと 天壌(あめつち)と窮(きわま)りなかるべし。」

『 日本書紀 』


( 要約 )「 この日本国の中心は 天照大御神の子孫たる天皇であり、

その天皇がこの国を統治すれば、天地がつづく限り、日本は永遠に栄えるであろう。」






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