新編『生命の実相』 第23巻 倫理篇 (9832) |
- 日時:2018年07月28日 (土) 01時34分
名前:信者
新編『生命の実相』138頁で谷口雅春先生は次のようにお説き下さいました。
唯物的世界観と唯心的世界観
『およそ世界観を大別すれば、唯物的世界観と唯心的世界観 があります。世界観と申しますと、この世界を如何に観ずるかという観方です。
観方であるといっても目で視るのではなく、
心でものを見ることを言うのです。
この世界は如何なるもので成り立っているか、 この世界の本質はどういうものであるか、 この世界の目的はどういうものであるかと、 この世界の価値とは如何なるものであるかの考え方が世界観であります。
それを代表するものとしては唯物世界観と唯心世界観とがあります。
唯物世界観というのは世界の本質は物質で出来ているというのです。 物質でありますから「心」がないのです。 心がないといふことは無目的と云ふ事です。
唯物世界観では、この世界は無目的であるといふのです。 世界の存在が無目的であるならば、 この世界に生まれた人間も無目的だという事になります。
人生無目的というのは結局、人間無価値ということになり、 厭世観(えんせいかん)、自暴自棄(じぼうじき)などが そこから胚胎(はいたい)してくるのです。』
雅宣氏の生き方、考え方がこの唯物的思想であります。
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