【広告】楽天市場の超ポイントバック祭合計購入額に応じて、ポイント還元12月15日まで開催中

患者に優しい医療の掲示板

お産の掲示板よりもう少し専門的なお話しをしたい方や
お医者様はこちらへ書き込みお願い致します。

ホームページへ戻る

名前
Eメール
題名
内容
URL
アイコン アイコンURL
削除キー 項目の保存

このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

[560]もめているのかな 投稿者:3児のパパより

投稿日:2006年02月25日 (土) 20時36分

えーと患者にやさしい医療の掲示板がなんだか素人には顔をだしにくい感じになっちゃってますね。帝王切開やお産に不安を持つお母さん方が気軽に相談できるこの掲示板は貴重な存在です。

医療関係の方々の不安や不満は想像を絶する世界でしょうし、国の方針や様々な現実の中で厳しい問題は山済みのことと思いそこに踏み込む勇気にはただただ頭がさがります。そして並大抵の能力・技術・知識・人間観ではできないことなんだと思います。

願わくば本当に優れた医療を必要としているのは誰なのか、それによって救われる命により何が生まれるのか、その貴重なものと向き合うことができるのは誰でもない、将来を担う医学生のみなさん以外のだれでもない、私はその使命感をお忘れでないことを信じたいです。

言葉で言うほど容易くないことでしょう。でも信じたい。将来の子どもたちのためにも・・・。

----------------------------------------------

[561]投稿者:某医師
投稿日:2006年02月26日 (日) 02時41分
あえて言うならば、その使命感を持った医師達を端から使い
潰して回った結果が、今の惨状だという事をお忘れなきように。
軽症で受診しないこと、何が重症で何が軽症なのかをしっかり
勉強すること、そのことを他の人にも教えること、夜間の受診は
控え、昼間に受診すること。
これを徹底して頂きたい。
他人を信じるだけで自らの行動を変えないのであれば、厳しい言い方
になりますが人の良心にタカっているのと変わりないのです。
ここにくるような方ならわかっていると思いますが、ネットを
やらないような人にも口コミで周知させていって下さい。
十分に節度が守られるようになれば状況も変わるでしょう。

----------------------------------------------

[562]ここはあえて投稿者:再受験医学生
投稿日:2006年02月26日 (日) 03時44分
励ましのお言葉有難うございます。
私も期待に応えるべく頑張って逝きたいと思いますが、

3児のパパさん初め、一般の方々にもお願いがあります。
信じていただけるのはありがたいのですが、それで終わり、
ではなく、現場の状況を改善すべく、声を上げて欲しいのです。

>願わくば本当に優れた医療を必要としているのは誰なのか、それによって救われる命により何が生まれるのか、その貴重なものと向き合うことができるのは誰でもない、将来を担う医学生のみなさん以外のだれでもない、私はその使命感をお忘れでないことを信じたいです。

我々の先輩達はまさしくこのように考えて最前線で戦い続け、その結果多くの命が救われて日本の周産期死亡率も世界最低となりました。ですがその結果生まれたものは、「出産は安全であって当り前」という誤った認識であり、医師は「使命感」を持ち、全てを犠牲にして働くのが当たり前という風潮でした。

もはや個々の医師の自己犠牲に頼るシステムでは、医療の崩壊は避けられない段階に来ていると思います。アメリカ並の社会的待遇とはいかなくてもせめて労働基準法が守られる労働環境で、そして他の先進国並の医療費があれば医療の質も上げていけるでしょう。いえ、それすら夢物語だというのならせめて…せめて加藤先生の様な方に対して、自分達が困ったときには使命感と献身を要求し、命を削って奮闘しているときには目もくれず、何かあったときにはそれまでの背景を全て無視して悪者にされるという風潮がなければ…奮闘している産科医に、例え現実的に無理でも待遇の改善を求める運動があったなら。こういった事件が起こったときにいきなり悪者と決め付けられるのではなく、背景を知って一般の方の同情と支援が集まるような世の中であったなら…まだまだ「使命感」で自己犠牲をいとわない医師の卵は多かったでしょう。ですが身を削っても報いはなく、むしろ頑張れば頑張るだけ奴隷兼何かあったときのスケープゴートであることを義務付けられるようでは、使命感以前に医師になろうとする者自体が近い将来激減すると思います。

今の状況に対しマスコミや政治家の責任は大きいし、声を上げようとしてこなかった医療者側の責任もあるのかもしれません。ですがマスコミは多くの人たちの潜在下の要求に応えた報道をするものですし、政治家を選ぶのは国民一人一人の投票なのです。この状況を、そして医療崩壊の未来図を変えていくためにはまずここから、一般の方々に問題の在り処を知って頂くところから始めるしかないと思います。

以上、僭越ながら自分なりの意見を申し上げました。お聞き苦しいところもあったかもしれませんが、世間知らずの戯言とご容赦くださいませ。

----------------------------------------------

[563]状況お察しします投稿者:3児のパパより
投稿日:2006年02月26日 (日) 19時26分
実は父が先週癌の手術をして付き添ったとき、夜間の急患にインフルエンザらしき子どもの行列!であって驚かされました。ところが、今日(日曜日)親の見舞いに医科大の病院に行ったところ急患の受付は数人の子どもしかいないかったのです。それも怪我をした後の処置のぐらいでした。「おやおや・・インフルエンザはまだ流行っているはずなんだけどな?少ないなー」と思ったのですが、「まてよ、夜になると急に増えるんじゃないか?!」と考え直したところでした。
夜に39度代の熱がでると夜だろうと日曜だろうと初めの子だと特に結構あわてて受診に行きます。すると出てくるのはきまって若い専門外の先生(皮膚科など)です。看護婦さんにもあかちゃんの注射は難しいようで足首にいっぱい針を刺されうまくいかなくて、小児科の先生が深夜によびだされ、注射1本うって帰る、なんてこともありました。
こういうときに悪いなーと思うと同時になんで小児科医の先生がこんなにいないんだろうと疑念と不満を感じました。背景には医師の先生方の書き込みにあるような深刻な状況があることはおおよそ察しがついていましたが、生の声を聞くとその深刻さは尋常ではないんだと、今は危機感を抱いているところです。何とかしなくてはなりませんね。
もちろんこれから周辺の方にもそういう話をしますし、これまでも「少々のことなら夜や日曜日に病院に行くのはかえって大変だよ。」ということをいってきました。でもこれだけではいけませんね。とにかく知り合いの妊婦という妊婦さんと、小さなお子さんのいる方々に伝える努力をしていきます。
しかし、現状を大きく変えるのは政府の方針や、医療側の医者にかかる患者へ向けてのガイドラインづくりではないでしょうか。「こういうときにはこうしてほしい」ということがもうすこし分かっていたら、少しはちがうんだと思います。
例えば薬をもらう薬局などや診療後にチラシ1枚で「休診や夜間診療を受けるときの諸注意」などといったものがあってもいいのかもしれません。
他には電話でとりあえず相談できるコールセンターとかあってもいいのかも。
成人式に講義をいれるのもいいのかもしれません。
いろいろありますが、まずは医療現場の人だけに甘えないようにこちらもがんばろうと思います。
こちらをごらんになられる医療を支える皆さん!応援していますよ!!!!

----------------------------------------------

[564]投稿者:ぱり
投稿日:2006年02月27日 (月) 10時48分
 3児のパパさんのお言葉、医療従事者としてとてもうれしいです。今の社会全体の論調である「自己犠牲でもっと頑張れ!」と言われても、「もうこれ以上ないくらい頑張っているのに。。。。」という極限まで疲弊した状態が今の現状です。。もう一押ししたら崖っぷちから、がたがたと崩れ落ちてしまうでしょう。だから患者さんの立場で、できることから「一緒に頑張ろう」と言っていただくのはとても大きな励みになります。
 医療は医療従者と患者さんの協力と思いやりがないと成り立たないものだと思います。医療は経済分野の一つよりも奉仕の意味が大く、また限られた社会全体の資源でもあると思います。医師に治してもらうというのではなく一緒に治すという姿勢で病気について勉強することや、充分な体制のとれない夜間明日まで待てる受診は待つことで必要なところに資源をまわそう、ということはとても重要です。また医療制度について勉強して一緒に政治的にも声をあげていくことも。
 今、「患者―医療従事者」のあまりにも大きい認識の断絶と対立関係が医療従事者を絶望させている大きな原因の一つだと思います。
 ご存知かもしれませんが、小児科学会が救急のホームページを作っています。いくつかの質問に答えると「すぐ受診しましょう」とか「変化がなければ明日の受診まで待ちましょう」とかでてきます。ネット環境を熟知した若いお父さんやお母さんの世代には簡単に使いこなせるツールだと思います。
http://kodomo-qq.jp/index.html#
 一緒に草の根から、医療をいい方向に変えていきましょう。

----------------------------------------------

[565]産科の本では投稿者:あび
投稿日:2006年02月27日 (月) 12時58分
現在アメリカで妊娠中です。最初の検診と言うか、ナースとの面談の時にもらったガイドブック(英語の中辞典くらい)に、週と月ごとの「心配な症状」「よくある症状」なんていうのが載っています。特に役に立っているのは、月ごとの「いつ医師に連絡するか」リストです。

たとえば妊娠初期の出血と、中期の出血では対応が違いますよね。おなかの張りなどもそうです。それについて、「いますぐ連絡する」「24時間様子を見て連絡する」「次の検診で相談する」などと分かれているわけです。もちろん、常に「わからないことは、まず相談」が基本なのですが。

そういうリストを、小児科だったら例えば1歳児検診とかある時に配ったら少しは役に立たないでしょうか? 産科なら定期検診とか。日本では毎回超音波検診があるようですが、これは必要なものですか? アメリカでは、いいのか悪いのかわかりませんが、妊娠中1−2回が基本です。もしそんなに毎回する必要がなければ、その時間で質疑応答ができるのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

----------------------------------------------

[576]投稿者:僻地の一人産科医長。
投稿日:2006年03月15日 (水) 01時14分
いずれアメリカのように、日本の病院でも、妊娠初期から国語辞典みたいな「妊娠ガイドブック」なるものを全員に配布するようになるかもしれません。
私の所では、妊婦健診ではだいたい毎回腹部超音波をしてます。胎児の状態の確認と、妊婦さんや同伴してきた夫や家族に見てもらいながら和んだ空気の中で、「胎盤が途中ではがれたら」「前置胎盤とは」「胎児の心奇形は」「ここまでは見えるけどこれ以上は産まれてからでないとわからない」「これがもしこうなったら緊急帝王切開」などの恐い話を小出しにしています。コミュニケーションを図るとともに、産科医療の現実を理解してもらおうと思っているんですけどねぇ…。
なんせ、絶対無事に産まれてくるはずと皆思ってますし、リスクの話に対しては縁起でもないなんて怒られる時代ですから。
周産期医学必修知識という題名の本は厚み5cmぐらいありますけど(まるで辞書みたいですね)、これを外来中や帝王切開の同意説明時に全部を解説しきれるわけがない。そこには癒着胎盤みたいなレアケースも載ってます。ならば…妊娠初期から全員に配布して。アメリカ式に、「読んでおいてください。全て理解できたらここにサインを。同意してなければ分娩は取り扱いません。」そんな産科医療にはさせたくないです。



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場の超ポイントバック祭合計購入額に応じて、ポイント還元12月15日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板