| [9554] 断片集 |
- 宙 - 2007年12月13日 (木) 20時40分
<練習中>
『ねぇ君、生きてるのって楽しいかい?』
『たとえば君がいなくなったって、誰も困りはしないんだよ』
『君が生きる為に、どれだけの命が奪われるのか、知ってるかい?』
『君はまだ解らないのかい?』
「・・・・・・オイ」 「ん?なぁに、昴」 「宙、何を教えた?」 「発声練習とかそういうためにまず覚えてもらおうかと」 「よりによって何故『永遠の少年』なんだ」 「・・・・・・僕が、チュキだから」 「誰の真似だ。今すぐ止めさせろ凹むぞこれ!」 「えー」 「『えー』じゃない!いいから止めさせろ―――!!」 「ゆりかーごっのー中ー♪」 「それも歌うな――――!!」
結局止めたよ。
<眼球のお話>
「そういえばお前の眼球ってどうなってるんだ?」 「見てみる?」
眼を瞑ってひょい、と宙の手から現れた眼球。
「うわぁぁぁぁぁ!?何やってんだ!?」 「何って、ホラ、見やすいだろ」 「紫色・・・ってなんだよこれ!?」 「食えるぞ。葡萄味」 「えぇ!?ちょ!!;口に持ってくるな!!;;」 「食えー。なかなかだぞー」
「宙姉ー、そこまでにしたらー?それ飴玉でしょー?」 「はぁっ!?」 「気付かなかったか。流石彼方」 「何が流石だっ!・・・・・・ホントだ、葡萄味」 「複数あるぜ」 「やっぱり慣れねぇよ!!」 「お前自分で肉塊とかこういうの作ってるくせに」 「それとこれとは話が別だッ!」 「ホラ、ちゃんと五芒星入ってるだろ」 「無駄に細かいなオイ!」 「でも着色料とかそういうので蒼と薄氷色は少ないんだよね」 「あんのか」 「あるさ。折角だからね」
<墓穴を掘った>
「・・・なぁ、なんで瞳の色が変わるんだ?」 「あ?『目は口程にものを言う』って言うだろ」 「・・・・・・要領得て説明しろよ」 「まー、うっかり漏れてるんだよな。力の片鱗が。セーブできてないってワケ」 「つまり、み・・・・・・」 「はーい、彼方。だ・ま・ろ・う・か」(黒微笑) (ビクゥッ!!)
「ちょっ・・・・・・どこ・・・手ェ入れてんだ・・・・・・」 「シャツの中」(さらり) 「やめっ・・・・・・う・・・あっ・・・・・・冷た・・・・・・」 「そんな反応すんな。エロい。もっと襲いたくなるっつーかそそられる」 「真顔で言うなっ・・・・・・!放せよ・・・・・・!!」
涙目で訴える彼方に対して宙は笑って返した。
「やだなぁ。本当、そそられる。自重したら?w」 「舐めるなぁっ・・・・・・」
何処まで本気で何処まで冗談か、この女はわからない
<カラーチェンジ>
質問形式。
瞳の色が変わる条件は?
「大抵は使役している妖魔の力使った時。あとは普段より強い呪力とか、氷雪使う時とか」
全部列挙すると、どうなる?
「基本カラーは黒。これが元々の色。 使役魔の力使ってる時は・・・・・・ 七海→朱色 千羽矢→紅色 羽林→翠色 珠姫→蒼色 砂衣→黄色 で、氷雪系使ってる時は薄氷色。 強い呪力というか・・・呪詛を使ってる時、咎櫛の時は紫色。 オマケとしてロストに乗っ取られてる時は白。これは血が巡ってないだけなんだけど」
何故変わる?
「正直制御できていないから。まだマシになった方で髪の色はそのままなんだけど」
五芒星は何?
「これは・・・うーん、明かせる日は来るのだろうか。 これが僕の一時的な記憶喪失の要因。最初は片目だけだったけど、記憶が戻る時に両目に。 そして複数の能力を使える要因。言霊を取得するための手段の一つ」
それは一種の呪?
「そ、呪ダ。だから何か代償を支払ってるし、二度と戻ってこない。 でもなんで発動できたんだろうね?それは知らない。詳しい記憶は戻ってないし。 『呪われし眼』、略して呪眼・・・語呂悪。まぁ、邪眼とかそういうのの一種」
効果は?
「自らの能力アップ。複数能力所有可能。呪発動までの短縮化。 主に使ってるのはこれだけど、幻術も使えるらしいよ(笑) 制限つければかなり強力になるかもねー。・・・・・・タイムリミット? あと他にもあるかもしれない。使ってないだけで」
サングラスかけてる理由って、それ?
「ん。色が変わるのわからなくなるし、この眼の効果抑えられるし。 ただ単純に直射光が嫌な事もあるけど」
<水と油>
過ぎ去りし日々の中の一コマ。
バン!
思いっきり机を叩いた音。
「納得いかない!なんで切り捨てるんだ!そんな簡単に・・・・・・!!」 「僕はただ最善策を取っただけだ。勝てばいいんだろう?」 「結果はそれでいいのかもしれない・・・けど!お前なら助けられるだろう!?」 「生憎とそこまで優しくない。遠回りになる。枝葉末節は切り捨てる主義でね」 「本当気が合わないなぁ・・・・・・更夜ァ!」
バチバチと火花が透の周りに飛び散る。 それを止めたのは、莉久だった。
「やめなさい。相容れない考えなのはわかるけど、それは駄目」 主に透に向けられた。 「けど!」 「口答えは駄目。更夜、貴方もわざと逆撫でするような事言わないの!」 「・・・・・・フゥ」 「溜息つかない!」
透と更夜の諍いはかなり多かった。 今も昔も変わらないが。 それを仲裁するのは大方莉久だったりする。
<末っ子の決意>
わたし、霧碕金子は悩んでいました それは武器です。自分の得物です 矢張り決めた方がいいのでしょうか? もしそうだとしたら候補が一応あったりします
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、相談したい事か」 「何かな金子ちゃん!おにーちゃんになんでも話しなさい!!」 「何故此処に変態がいるのかは言わないでくれ、金子」
鋼治お兄ちゃんの言う事を飲み込みました うん、スルーした方がよさげですね。存在そのものに
「実は自分の武器を決めたいのですが」 「武器?そっかぁ・・・・・・決めたいのかぁ・・・・・・」 途端に真面目になったぞ、この変態 「オススメとかありませんか?」 「いや・・・自分に合った物が一番いいからね。こっちから勧めたりすることなかったし」 「というかもう持ってたりな」 「こっちで勝手に決めちゃっていいんですか?」 「別に口出しはしないさ」
ならば、言ってみます
「モップなんて・・・どうですか?」 「お、そうきたか。確かにあれなら結構な戦術ありそうだし、棒術とか・・・・・・そうだ」 途端、銀郎お兄ちゃんの目付きが変わりました。
「お兄ちゃんが手取り足取り教えてあげるよ!棒術をね!!」
ボグゥッ!!
「金子、鉛珠呼べ。棒術なら俺が教える」 「あいあいさー」
<どうしようもない・・・>
「『どうしようもないヘタレ』認定を受けた鋼治です」 「早速!?早速カミングアウト!?3点リーダの意味なくない!?」 「もういいんだ・・・・・・あれだけ言われ続ければ麻痺るさ・・・・・・」 「キノコ生えてませんか!?しっかりっ!;」 「君もよくツッコミ入れるねぇ、ティオ君」 「性分ですッ!はっ、また入れた・・・・・・;」
とりあえずキャラで三大ヘタレといえばこいつらです。 暫定的に。
「暫定的!?」 「というか、何でオレもなの?」
夢幻よ、自覚がないのか。
「いやあのだから誰!?」 「ティオ、語り部に何言ってもスルーされるだけだぞ・・・」 「目が死んでる――――!!;」
こうなったら末期症状です>鋼治 自覚ありすぎるのも困りもんだなぁ。 原因は鉛珠にあるんだけど。
「で、なんでオレもなの?」 「あー、カンペ来たぞー。 『元々ヘタレキャラ・・・っつーか弄られても別に痛くも痒くもないキャラとして作った』 ・・・だってさ」 「ちょっと!?」
ごちゃごちゃ言わない。森川ボイスの癖に。
「関係ないだろ!・・・声決まったのか」 「そもそも森川さんに失礼だよ!;」 「・・・ティオ君、オレはいいのかい?」
声決まったよー、決まってないキャラの方が圧倒的に多いけど。 とりあえず透は鳥海さんですかね。 哀が桑島さんかな?
「聞いてない!;ていうか何故此処で!!」 「スペースじゃない?ほら、『どうしようもない』から・・・・・・」 「オレも巻き込むなよ;」 「・・・冷水ぶっかけた方がいいですかね?;」
終われ
************************************************************ 微妙な長さの奴。小ネタ。そーゆーものがこっち行きに。 とりあえず呪を乱発できやすくなってるのがロストとの“契約”のヒント。 紫の瞳のまま銃乱射してもそこまで疲れは・・・っていうのはある。 五芒星は黒線です。だから黒目なら見えないのです。
*A・Yさん えぇ、乗り移りますね。とある状態になればですが。 一度発表すれば暴走は・・・ある程度なら止められますからね。 眼の設定もいつからやり始めたかw マジですかwDTMだからかな? 差し替えるとあれれー?妙な声が聞こえるよー?みたいに?(笑)
(読書感想の方) あら、ラークリ君や狩人さん達もご一緒ですかv そーゆーの世間風に流してどうすんでしょうかねぇw なんで、『こころ』を張り合いに? 脱線は・・・ただ単に自主規制ができてないだけでは・・・(言うなよ) 『源氏物語』は光を叩いて終わるからなぁ(待) 髭黒が好きだとか(待) というか古典は『徒然草』とかあっちの方が好きです。怪奇物とか。 ・・・・・・柳田國男で園芸論? 何故?民俗学ですよね?何故に園芸論ん?(落ち着いて!) 全然・・・というか完璧に脱線ですよね・・・・・・それはマズイでしょー。 ・・・参考になるといいですね☆(無駄に明るく) あらまぁ、見事にコースアウトしてしまいましたね。 それはともかく、レスありがとうございました。

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