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[9191] Pathetic courtship 2
A・Y - 2007年03月17日 (土) 21時15分

コンフェ「通称「カタアリ編」。前置き担当は僕らでいきまーす」
夢幻「クスv」
コンフェ「チッ」
夢幻「え?;;なんで舌打ちすんの?;;」
コンフェ「いえ、これじゃintroduceとあんまり変わらないなぁ。とかビュティさんかランバダくんが良かったなぁとか」
夢幻「後者が本音っぽいね……」

response to 宙さん
次回からは落ち着くと思います。あんな喧嘩節のままでもいいですが。(オイ
いや本当縄文時代のようなド田舎かと。電気もないし(え?) しかし水道は通ってるんだよなー。
人物もですが虫獣も単純な名前で通すつもりですので。
ああー、やっぱり宙さんは彼方さんのことお見通しーw
前者は正解。後者は京極堂さんのつもりで(あれ?中禅寺で合ってるんじゃ?
先代蟲守さまは、中身も大して老け込んでません。

コンフェ「じゃ、さっさと本編に入りましょうか」
夢幻「あっさりし過ぎない?」
コンフェ「ENTER」
夢幻「無視して進めないで……orz」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「――――ねぇ、知ってる?」
「聞いた。デストロイから召集がかかった時に」
「コンフュジョンが見つかったんだって?」
「ホント!?それにしては、まだ腹の虫の居所が悪そうな顔」
「コンフュジョン自身じゃなくて、手がかりだってさ、見つけたのは」
「そうそう、だから張り切っちゃってさぁ……」

それらは囁きあっていた。
何処かの闇で。
何処かの影で。
何処でもない場所にて。
デストロイは好き勝手に喋り合うそれらを無視するように。
ただその中心に、佇んでいる。

「ブレイク。クライシス」

デストロイが呼んだ名に、前に乗り出す二人の少年。
黒髪金目に、赤に近い橙色の服を着たのが、ブレイク。
白髪金目に、黄色い服を着たのが、クライシス。

「ストーカーはまだか?」
「もうそろそろかと」
クライシスが答えた。
「後10分遅れたら破壊する」
そうあっさりと言って間もなく、一つの影が現れる。

薄い紅色の旋風。
その正体は、彼の着ている服からだった。
やや薄い銀髪に、赤い目。
このカタアリが今しがた言ってたストーカーである。

「来ましたー。でもって間に合いましたか?デストロイ様」
「ああ、後10秒経っていたらお前消してた」
「ええ!?!」
「フン、冗談だ。さっさと結果を報告しろ」

デストロイが言うと冗談には聞こえない。
ただでさえ最近のデストロイは不機嫌で、ここ数ヶ月内に運悪く消された眷属たちも居るのだ。
ストーカーはその点も踏まえて、焦らさないように今回の結果を述べることとする。
第一に自分がデストロイに消されないようにすることを念頭に。
一息コホンと払ってから、伝え始める。

「……まず、驚くべき事実が発覚しました。コンフュジョンは、人間と同行しています。それも群れで」

ざわっ。と大きなどよめき。

そこでクライシスがストーカーに質問する。
「群れということは、一人二人ではないということか?」
「大人数ですね。どこぞの旅団に紛れたとか」
「何らかの企みの匂いがした?」
「そこまでは。てか僕も犬も心情とかまでは嗅ぎ取れないって」
ねぇ、とストーカーは自分の足に寄り添う黒い犬に促す。犬も同意するように軽く伏せる。
クライシスは続けて尋ねる。
「現在地は?」
「それが、途中で乗り物を使いやがりましたよ」
「乗り物?」
「電車です。ブォーンていう巨大箱型車輪付きですよー」
「説明しなくても分かるわ」
ブレイクがややおどけるストーカーに横槍。
「という訳で、僕らではあの地点から数十km.先の町の駅内までしか辿れませんでした。
……てああっ;;役立たずですみません!けど後を追える方法が他に在ります!」
「ほう……他の方法とは?……」
デストロイは燃え盛る赤い剣を留めた。
すかさずストーカーは述べる。

「リメンスを使うんです!」
はあ?という声が重なるように現れる。
「カオス・ポリフォニーの奴じゃねーか!」
ブレイクが怒鳴った。
「そうだよ。でもリメンスの能力は使える。僕よりずっと追跡向きだし。
 それにコンフュジョンのことなら、頼まれて動かないことないと思うよ」
「ふざけんな!何でカオス・ポリフォニーに…「考えたな。よしソイツに頼むか」…デストロイ!?」
デストロイの同意を貰え、ストーカーは安心と勝利の笑顔を見せる。
ストーカーは明るい調子で周りの影達に声をかけた。
「……エローロちゃーん。確か君は、リメンスちゃんと仲良しだよねー?」
「アンタにちゃん付けされる筋合いはないわ」

前に出たのは、白藍色のフードを着た少女。
被ったフードを自ら脱げば、薄い赤毛と茶色の目をしていた。
「でもまあ、まず私からリメンスに頼んでみますわ。デストロイ様。私にお任せ願えないでしょうか」
「いいだろう」
エローロはフードの腰部分を両手に一つまみし、御辞儀をしてから、この場を去った。

「じゃ、お前はもう用済みってことで」
「酷っ……けど、確かにそうなりますね。……では」
クライシスの締めくくりにちょっとだけショックを受けつつも、ストーカーもまた去ることとした。
デストロイが待てと云う様子もないので、後は自分の好きなようにすることとしたのだ。
「デストロイがコンフュジョンに逢えるよう願ってます」



「ねぇ、デストロイ」
一拍置いて、クライシスが聞いた。
「コンフュジョンを見つけて捕まえるのが、目的だよね。
その時一緒に行動している人間とかが邪魔してきたらどうする?」
「焼き斬る」
即答だった。さも当然という風に。

クライシスが微笑む。期待出来る楽しみを見つけた子供のように。
「じゃあ、デストロイの手を煩わせるまでもなく、その人間を俺が片付けてもいいですか?」
「要するに。手伝っていいですか?って聞いてるんだろ。まあ俺も同じ気持ちだし」
ブレイクも、クライシスに近い笑みを浮かべて。

その時から笑い声が増える。
静かに、不気味に、少しずつ。
津波の前の細波のような。
デストロイはそれを横目に見てから。
言ってやった。

「……好きにしろ」



笑い声の嵐は巻き起こる。
それは満開に咲いた桜のように。
それは噴出した火山のように。








「……また悪い噂を拾ってきたものだな」

呟いたのは、濃い緑色の髪に眼鏡をした男。
黒のダウンジャケットに赤のジーンズ。背中にはギターが担がれている。
彼は一人だけだった。
人のような形を取る影を除けば。

「ところでザトーよ。へいげんが原罪四部・第三楽章『混乱』と同行しているという方は確定か?」

ザトーと呼んだ。人のような形の影は、親指をグッと立てるようなポーズを取った。
その影は、男の影と繋がっていた。先程までは離れていたのだが。

「そうか……その上で今の噂…………」

考え込む男。
うーんと一緒に唸るように、腕組する影。
やがて影の本体らしき男が、考えが固まったかのようにして、首を上げる。
眼鏡の位置を直しながら、また呟いた。

「まったく。つくづく世話の焼ける弟だ――――」





あとがき
文中に出してこそないけどデストロイのユニットことインセスセント・メテオの紹介みたいな。
設定はともかくビジュアルはその場で決めた感じまんまんっていうかその通り(オイ

[9204]
宙 - 2007年03月18日 (日) 21時00分

両方ともあってるじゃないですかw>台詞
インセスセント・メテオの奴等キタw
ブレイクとクライシスはいいとして、ストーカーってアンタ。
なんて名だ・・・・・・w
ああ、もう足はついちゃったんですね。
エローロとリメンス・・・一気に新しいカタアリが出てきたー。
どのくらいの規模できますかな。
流石に全部じゃないだろうし。

あ、彼が出た。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・orz(軽く自己嫌悪)
いやカッコよく登場してて。
どう動くかなv
ところで本隊の方もどこら辺でしょう。
ではでは。



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