| [9664] 何が彼女をそうさせた? |
- 雨傘 大耀(光闇 - 2008年04月14日 (月) 22時16分
何が彼女をそうさせた?
ぽかぽかという音が聞こえてきそうなほど。
今日は春という文字がぴったりな天気だ。
遠距離恋愛中の彼女とは連絡が取れていない。
そのため僕は特に何もすることが無く、職を探してふらふらとさまよっていた。
曜日感覚や日にち感覚が鈍り今日が何日何曜日かも、知らない。
ただ分かるのは、…今はきっと春なんだってこと。
俯きがちに歩いていた僕が
ふと目の前に視線をやると、
なんと例の彼女が人ごみにまぎれて向かってくる。
あぁ、嬉しい。 こんな感情は久々だ。
そう思って僕の口元が緩んだときには
彼女は目の前まで来ていたのだが
その彼女の手には ナイフのようなものが握られていて
不信感を抱く、危険を察知する その前に
「 ッ」
それは僕の腹に当たり、彼女の手はそれをグッと押し込んだ。
― 僕らが出会ったのは2年前。
まだ社会にでる前の僕らは互いのことを理解しあい、
また本当に互いのことが好きだった。
そんな僕らは進む道の違いで離れることになったのだが
それでも僕は。
「愛している」なんて照れくさくてとても言えないけど、
信じてたんだ、僕は 僕が、そして君が。
「愛してる」っていつか言えること。
なのに、なんだろう。なんでだろう。
どこで間違えた?君に何があった?
何が君をそうさせた? ―
腹に刺さったと思われるナイフらしきものは
今も尚彼女が押し続けている。
彼女は決してこちらを見ようとはしないが口がにやり、としていた。
腹を押さえる手には、暖かいものがあたる。
痛くない。
「ふふふ・・・ははははは」
彼女はやっとこちらを向いてくれた。そして僕の困ったような笑顔を見て、笑った。
「ビックリしたでしょう」
その手に握られていた「ナイフらしきもの」を僕の腹に当てるのをやめ、
それを目の前でひらつかせた。
その「ナイフらしきもの」は玩具で、物に当てると刃先が引っ込む珍しくともなんともないものだった。
「どうしてここに?」
「あれ、何言ってるの?」
「え?」
心当たりが無い。僕の目は宙をさまよう。
「今日はあなたの誕生日でしょ」
そういって僕の手にはもう一度暖かいものがあたった。
彼女の手の、温もりが。
―何が彼女をそうさせた?
それは、「愛してる」という感情が。
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くせぇ!!(何
どうもこんばんは、大耀です^^ もうまたこんな思いつきを投稿してしまいまして 許してくれというのがあれですね。
恋愛ものは書いたことが無いといっていいくらいなので 未熟というか何も分かってないというか そもそも恋愛経験が無いので分からないという(爆
「軍人か!」のレス返し
■宙s あわわわわ(ぇ どうも大耀です。えぇそうですカンニングでした^^ 分かりづれぇwとか自分でも思いましたよw まぁそこは承知の上で ← 無理矢理は無理矢理でも宙sのは無理矢理っぽくないですもん^^ 憧れるぜ(ぉ 靭帯はあれです、試合中にプツっと コメ毎度ありがとうございました!!!
■A・Ys おわわわわ(ぁ お久しぶりです大耀です^^ カンニングでしたよー、、、そんな感心とか恐縮です、 ありがとうございます!! 抜き打ちテストですか(苦笑)怖いですねぇ それじゃ確かにカンニングのしようが(すんな コメありがとうございました!!
それではノシ

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