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[9317] Cage garden 4
A・Y - 2007年04月11日 (水) 22時55分

美歌「逆転裁判4発売まであと数時間!」
美音「いよいよ始まる!オレ達の法廷が!!……この台詞、言ってみたかったんですよね」
美歌「ねーw」

response to 宙さん
そうしてくれると助かります^^;
それほど凪さんの風真さんに対する想いは強いんだってことですかね。
チャットでも言いましたが、モルフォンはそんな凪さんに解決を与えてくれる存在になるといいなってつもりで書いてます。
いやー、やれば出来るもんなんですよねーw
でもご都合主義にもしたくないんですよね……。(意味深な)
追って来た3人についてはここしかないと。多分写真入りのは見せたんじゃない?

美歌「逆転裁判4買ったらしばらくネット繋げないかも。クリアに集中するわ」
美音「シナリオに引き込まれて続きも書けないでしょうねw」
美歌「そうねw どんな口八丁やギャグが飛んでくるのか楽しみww」
美音「一応ミステリーもので法廷ものなんですけどね……www」
美歌「じゃ、今日二度の投下いくわよ!ENTER!!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


人里から遠く離れた地域に。
一つの城があった。
月夜に浮かぶその城は、不気味でもあり、妖しく美しく見えた。

其処は、妖魔の住む古城と人々に呼ばれ恐れられている。



しかし、そんな所から、儚げな色をした歌声が月へと響いていた。



『――――みつめる 偽りの 瞳隠す
       恋さえも 迷い続けている……
       愛しい 気持ちさえ 遠ざかって行く

       声にならない…
       伝えられない… この想い――――』



歌っているのは。
一人の黒髪黒目の少女。
黒いイブニングドレスに、左胸のところには一輪の百合を付けている。
ここが城内でよく磨かれた石畳の上だからか、彼女は裸足で歌っていた。

「……良い歌だな……」
「そうだろう。私のお気に入りだ」
観客席に着く二人は、素直な感想を呟いた。
赤ワインを飲みながら。
二人共、異性同姓を問わずに魅せられる容姿をした青年である。

「相変わらず暇そうだな、クロイツ」
クロイツと呼ばれた青年は、ベージュ色の瞳をやや細めた。
碧がかった銀髪は風に靡く程度の長さ。
白いシャツに限りなく黒に近い紺色のズボン。
各部に十字架を付けている。勿論ペンダントにも。一番のお気に入りらしい。

「200年ぶりに起きてからの君は毎日が充実してそうだね。ユーリ」
ユーリと呼ばれた青年は、薄い青がかかった銀髪を揺らす。長さは首元より上だが、量は多い。
ワインレッドの瞳。今飲み干したものと同じ色だ。
闇色のローブには胸の中央と腰より下回りに赤い十字架が描かれている。
背はクロイツよりは低い。こちらも高い方だが。

似通った雰囲気が多いのは、彼らは妖魔で、更に同じ種族に括られるからだろう。
その種族とは吸血鬼。
しかし、彼らは生き血をそうそう必要とはしない。生き血がなくても生存は出来るので。
十字架をアクセサリーとして身に付けるのは方や純粋な趣味。方や人間へのアンチテーゼだったりする。

「きっと音楽にも目覚めたからだろうな」
「楽しいかい?」
「楽しいよ。人間との交流もこんなところから広がり、深まっていくものなんだと。気付いたしね」

ユーリは妖魔でありながら、妖魔だけのバンドを結成し、しかも人間の社会に進出している。
彼らの音楽は受け入れられ、人外なるものの美貌の容姿から女性を中心に無数のファンを作っている。
その人気はコンサートチケットが発売して即完売するほど。最短記録は4分だったか。

ユーリはほくそえみながら、歌い終え、こちらに挨拶してきた少女に賛辞を与えた。
「かごめ。素敵だったぞ」
「……ありがとうございます」
頬を僅かに赤らめながら、かごめという少女はゆったりとした足取りで去った。

「……城主も変われば、この城も変わるもんだね」
見送った少女についてクロイツは皮肉った。
「誉め言葉として受け取っておこう」
ユーリは上機嫌な顔のままである。寧ろ誇らしげ。

かごめはれっきとした人間の少女だ。異能者でもない一般人。
強いて挙げるなら、詩を書くことと先程の歌声くらいが彼女の取り得。
しかしその取り得こそ、多くの者を魅了するのだ。
人間だろうと妖魔だろうと、音楽を嗜むもの同士、心は伝わる。
ユーリや彼の仲間も、かごめの詩と歌を気に入った。
特に身寄りもない彼女へ住居権を与えたのもユーリから、かごめも快く頷いた。
だからかごめは、この城に住んでいる。

「ここに住んでいる人間て、彼女だけ?」
「今のところは……いや、一般の人間というカテゴリーとして言うなら、うん、彼女だけ」
「そうなんだ……」





ある一室にて大きな物音……爆発音に等しいのが響いたのは、かごめが横を通り過ぎる時のことだった。

「……スマイル?」
足を止めて、名前を呼んだ。
部屋の主を。
「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ…………」

やや不気味な笑い声と共に、部屋から出てきたのは。
渋黄色に紫の髑髏模様が入ったロングコートを着た、青い髪と肌をした男。
顔や手首に包帯を巻いている。満遍ない巻き方から全身かもしれない。
けれど顔の輪郭から美形だと伺える。
左の隙間から覗く目の色は赤。

「また、何か実験したのね……?」
「そーなんだよねぇ。コレガ」
「……頭に葉っぱが出てるわよ」
「ありゃあ、こりゃ面白い。ヒッヒッヒッヒッヒッ……」
「笑い事……?;;」





スマイルという妖魔はおかしな実験を時々行う。
理由は知らない。元より本人が妖魔の中でも変わり者と言われてしまっているから。
彼をバンドのメンバーにしたユーリも、ほとんど咎めはしないが今回は……。

「そんな格好で次のライブに出るつもりか?まだ姿を消していた方がまともだと思うが」
「キツイねユーリ」
「治せる方法はないの……?」

悩む彼ら。
時間が経てば自然に抜け落ちるのなら、それで良い。
しかしライブがあるので話は別。その日まで一週間もない。
ちなみに無理やり引っ張ろうとしたらスマイルがかなり痛がった。神経は繋がってるらしい。



葉っぱ……植物……花……と言えば……。
ふと、ユーリはある言葉を口に漏らす。
「……華爪家……」



「ああ、成る程」
スマイルが相槌を打つ。ポンと掌の上に拳。
「でも、これは論外じゃないかしら……。植物だけれど」
「まあ行くだけでもいいよwボクはあの家の庭が好きだし」
「庭だけなのね……」
「うん。女の子もなかなか可愛いけど、でもかごめちゃん程じゃあないなぁw」
「…………」
スマイルは満面の笑顔で言った。
けどかごめは、この場合嬉しい顔をすればいいのか分からなかった。ちょっとだけ複雑な心境。





こうして、かごめとスマイルは翌日の正午よりやや過ぎた辺りに、華爪家に訪問することとなる。
その道中、ある一台の車とすれ違った。

「……?」
「今の車、華爪家から来たねぇ。ボク達以外に誰か訪ねて来たのかなぁ?」
「……何処かで見たような人が乗ってたような……?」
「え?ボクは分かんないなぁ」
「そう……」

何処かで見たような気がした。
長い黒髪の……自分と同じくらいの少女だった。
かなりの有名人の筈だ。
けれど今ひとつ思い出せない。自分が世間に疎いからだろうか。
かごめは首を傾げたが、やはりなんでもないことなので、すぐ諦め忘れることにした。

(……それより、ここの侍女さんが乗ってたなぁ……眠ってたようだけど)
スマイルは、どちらかと言えばその点に気を取られていた。
それでかごめが見た人物は残念ながら視界に入らなかったようだ。
彼ならまず正体を気付いて、かごめに教えたかもしれないけど。
(しかもあの侍女……たしか、はすちゃんだっけ?)
あの家に通った際に見知った顔があの車にあった。子供の侍女なんて珍しいので覚えてた。
「(うーん……?)……あ、かごめちゃん置いてかないでよ〜」
気にはなったが、今は自分の頭に生えた葉っぱのことが重要なので、華爪家へそのまま足を向けた。




あとがき
ユーリ:ポップン2・4・8出演。『ヴィジュアル』シリーズの担当。妖怪バンドDeuilのリーダーで吸血鬼。
かごめ:ポップン7出演。ジャンル『ミスティ』より担当曲『Platnic Love』を今回は後半部分だけ歌詞出してます。
スマイル:ポップン4・12出演。ジャンル『ホラー』『ハロウィン』。Deuilのメンバーで透明人間。見た目ミイラ男だが違うようだ。

やっと出てきましたユーリさんw でもスマイル君が目立ってしまいそうな今後の展開。
クロイツさんは動かしにくそうだ……;;

[9318]
浅羽レナ - 2007年04月12日 (木) 19時34分

のっほほーい!!ユーリだぁーっvスマイルまでいますがな!(笑

かごめが出てきた。いいよね…platnic love
クロイツさんまで・・・キャッ
そういえば吸血鬼に十字架っておかしいなって思ったんだけど趣味だったんだ。意外。
頬をあからめ…!!?
かごめちゃんもしかして…うん、恋の方程式をといてる途中カナ?
んでもってスマイルまでーっっv
スマ大好きだお!実験ってああ。ハロウィンで出ていたアレか・・・(笑)

逆転裁判といえば御剣さんくらいしか知らないデス。
もう4までいったんだね・・・私が知ってるのは一番最初のやつと2デスお。
ていうかあれシリアスだと思ったのにギャグも入っているのね…実際持ってないからわからん。
まぁとりあえずがんバレーv

それであ。

[9321]
宙 - 2007年04月15日 (日) 21時39分

此処でクロイツが出たか!
いやぁ、その前に此処にユーリさん達が出てくるとは。いや、ポップン全くわからんので新鮮ですが。
名前と外見だけなら見かけたことある子もいるんですがねぇ。
ホント、ザ・暇人ですねー。人じゃないが>クロイツ

音楽はいいですよねぇ。リリィが生み出した(略/ぇー!?)
ていうか葉っぱてスマイル君。神経も通ってるてあなた。
そんなわけでかごめちゃんと一緒に華爪家にレッツらゴーですか。
出てきたのは天姫一行ですよね〜♪
ゴメンなさいねv(生みの親)
ではでは。



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