| [9290] フールによるバカ話 |
- 宙 - 2007年04月01日 (日) 19時33分
フザけた世界にフザけた物があるのはよくあること
本日限定で、フザけた物が生み出されました
その物が今此処にありますのでちょっとぶちまけてみましょう
ちゅどーん!
(BLですので意味わからんor苦手な方はバックプリーズ)
≒愚者(フール)によるバカ話≒ 〜ゲッCHU!らぶらぶぅ?〜
年度始めとも呼ばれる今日 ある者は新生活に希望を抱き、ある者はこれから始まる闘争の日々に逃走したくなる ・・・・・・それとは全く関係なく、ある奴等の元へとレッツラドン!してみましょう
「今日は何の日だっけ・・・・・・?」 日付感覚とは無縁の男、夢幻 それも当然。別段そんな職についてるわけでもないのだから じゃあニートか、と言われると否 別の稼ぎがあるので無問題。いや、憚るような内容ではない 一言で表すならば家業。それ以外では説明しにくいので割愛 それと本編とも関係ナッシン!
「暖かいから春だよなぁ・・・・・・それだけしかわかんないやv」 誰に見せるともせず舌を出し、彼の足はある人の元へ向かった
「あれ?今日って何月何日でしたっけ・・・?」 此方も日付感覚とは無縁。コンフェ バンガロー内で皿洗いしながら「はて?」というように口元に指を当てる 仲間達は別の所でギャーギャー騒いでる、筈 買出しに行った人もいる 皿を全て拭き終わり、自分も春の陽気に誘われて外へふらふらしてみた
ばったり
「あ、夢幻さんじゃないですか。今日和」 「おやコンフェ君。外に出てるならどうだい?オレと街へでも」 所謂デートの誘い。これまでも何度かありました 発展の度合いは(妨害電波) 「あ、いいですね・・・・・・でも」
そう言うとコンフェは夢幻の手をとり、引っ張った
「え?」 「街はいつも行ってるじゃないですか。たまには違う所行きましょうよ」 そう言って何処かへ連れて行く 「近場でいいかなーって思う所あったんですよ。さ!」 (『さ!』なんて言われてもねぇ・・・・・・) けれど夢幻は大人しく彼に従う事にした 拒絶する理由もないし、それにコンフェの笑顔が綺麗だったから
木の葉の間から差し込む光を受けて、キラキラと光る水面 葉についた朝露もまた然り キラキラと光るそこは、特別の場所のような気がして 愛しい人と共に見るのであれば増すような気もして
「へぇ・・・・・・・・・」 「どうです?きれいでしょう?」 「そうだねぇ・・・・・・なんとも言えないよ」 「僕も初めて見た時圧倒されたんですよ。こんな綺麗な景色見た事なかったんで」 キラキラと光る水面を見つめるその黒い瞳に、また光が差し込まれて 彼も景色と一体になったような気がしたから 夢幻は思わず、その肩を掴んだ 「・・・・・・え?」 「え?」 「ど、どうしたんですか?」 「別に・・・・・・」 そう言って夢幻は強引に抱き寄せ、唇を重ねた 「こうしたかっただけだから・・・・・・」
コンフェは少し呆然としていたが、やがてクスリと笑った 「そんな慌てなくても僕は此処にいますよー。ホラ」 そう言ってコンフェは何かをした 夢幻は少し驚いたようだが、微笑み返した 「目に見えるのが真実とは限らないだろ?」 「何言ってるんですか。目に見えたものが真実と信じればそれでいいんです」 「クスv言うねぇ」 「ひどいなぁ。僕のこと信じられないんですか・・・?」 途端に瞳が潤む いつこんな芸当を覚えたんだろう。いやもとから覚えていたのかと夢幻は思った のも一瞬のことで 「クスv」 とだけ笑った 「笑って誤魔化すんですか・・・・・・まあそれが貴方らしいですね」 「褒め言葉として受け取っておくよv」 「お好きなようにv」 そう言ってクスクスと二人して笑い出した
人気の無い、森の中の湖畔での事
おしまい
*************************************************** 何を冒頭で撒き散らしたのかはご自由に。 この2人の甘々、僕には無理なんですけど。なんでだ。 ちうかなんか疲れました。そしてかなり短い時間で書きました。 本日の企画としていきなり持ち上がったのもあるんですけどねー。 それはなんか、巻き込む事になるんでやめました、一応。 性別転換ネタですがね(応募して巻き込んで)。一週間かけて。

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