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[9231] Pathetic courtship 3
A・Y - 2007年03月22日 (木) 21時32分

コンフェ「やる気が微妙」
夢幻「いきなりどうしたんだい?」
コンフェ「いや、某ゲームノベライズの戦闘シーンがイマイチだったとか今日のSTGもイマイチだったというか」
夢幻「イマイチ続きなのね」
コンフェ「そーゆうことです」

response to レナちゃん
長いのがあの家のクオリティかな、て思って(オイ
美歌は皇室の付き合いもあるから礼儀作法もある程度鍛えられてるということで。
そうなのかww>「お姉さん」。あんまりない呼び方だからかなぁ。
緑化委員でしたねそういえば。歌舞伎役者ってあの家の人達全員にそう言えるのよね。
お菊さんのこと忘れちゃイヤですっ!><

response to 宙さん
なんだか間抜けっぽいものを感じますからねー>ラジオ第二
赤い花ばっかり集めてみた。
流石に無断外出したらもっと大騒ぎのハズですし。美歌達の相手してる余裕もなかったと思う。
英文字が苦手ということにしました。草書は得意みたいなんですけどね>華爪家の皆さん
そ、木蓮だけは花の名前なんですよね。中途半端なのも彼女の象徴だったり。
美雷が何したかは後々分かります。

コンフェ「良かったのは今日のTVチャンピョン2くらいかな。子犬が良かったw」
夢幻「猫派じゃなかったっけ?」
コンフェ「猫派だよ。でも小さいなら基本なんでも好きですから」
夢幻「そういうことね」
コンフェ「そーゆうことです。……じゃ、ENTER」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


コンフェ達を乗せた電車が、毛狩りMAXランド前に着いた。
ここまでは、何事もトラブルもなく、順調だった。



しかし、目的地まで歩いて後十分にして、とんだ足止めを食らうこととなる。

「ちょっと其処の貴方達」

構内から出たコンフェ達を呼び止めたのは、一人の女性だった。
長い黒髪に、赤と紫のオッドアイ。
白装束を着ている。
大人びた雰囲気を持つが、顔つきはまだ幼い。

「なんです…っ!!?」
コンフェが応対しようとする前に驚いたのは。
その女性が、いきなり近づいて来たからだ。
顔を間近にして、
しかも嗅いでいた。くんくん、と。
「……この匂い、間違いないわね」
スッと細めたままの双眸。
「貴方、私の妹、赤月未懸猫と知り合いでしょう」

知っている名前だった。
いや、その前に、私の妹と言ったから。
「未懸猫の……」
「姉!?」
彼女は首を縦に振る。あっさりと肯定した。

あいつ姉居たんだ……という小声での囁きがあったが、女は気にせず続けた。
「ちょっと其処で話をしない?」
其処とは、言ってる当人が指差した場所。
駅前の喫茶店だ。
「え?ちょっと待って下さい。僕達は急いでいて」
「あ?」
断ろうとしたコンフェへ急に、その女の目が細まった。
睨んでいた。殺意も分かり易いくらい感じる。
コンフェ達はつい後ろに一歩引いた。

ちょいちょい。と裾を掴んだ。
コンフェと視線を交わしてから、なのこは言った。
「あの人、自分に逆らう人が嫌いってタイプよ。…思い通りにならないと、暴れそう」
後半はボソッと小声で付け足すように。



「……ふぅ」
前に垂れていた黒髪を、その溜め息と共に後ろへ梳かして置いた。
窓から差し込む木漏れ日が、何気ない仕種を鮮やかに彩る。
大抵の人なら、見惚れるだろうその光景。

「コンフェと言います。……あの、そう言えば、お名前は?」
「ああ、自己紹介が遅れてしまったわね。そうね、黒猫って呼んで。久世黒猫(くぜ くろねこ)」





――――りん。ウフフ……。
軽やかな鈴の音が鳴っていた。
喧騒に消されながらも、その声は、羽を刷る音と共に、空にて。

彼女は見ていた。
色素がほとんどない目が、電車から喫茶店へと席を替えた一行を、見下ろしていた。
気付いて見据え返したのは、コンネットだけだった。





「はあ〜……」
厳島久耶子は一人、溜め息を付いていた。
腰を下ろしてる場所は、最近よく来るK公園。そこに一つ置かれたベンチ。
付近にはもう一個あったらしいが、最近起こった謎の通り魔事件にて木っ端微塵にされた。

「どうしたんですか?お姉さん」
話しかけてきたのは、10歳前後の女の子。
黒いお河童に、一部の毛先をさくらんぼ飾りの付いた輪ゴムで上に留めている。
白いシャツに明るい紫色のスカート。白い靴下に水色の靴でパタパタ駆け寄ってきた。
「すみれちゃん。今日和」
「こんにちは、久耶子お姉さん。……なんだか、元気ないみたいですけど……」
「はあ、そうですか?」
「だってほら、溜め息なんて吐いちゃってる」
「はあ……あ、本当ですね〜……」
すみれは、話せることがあればと言ってみた。
「大人の事情には色々あると言うけれど、子供でも愚痴を受け流すことぐらいは出来ますから!」
妙な自信を、胸を張って言ってみた。
微笑ましい様子に、久耶子も愚痴を零してみることとする。
「そうですねー、大人の事情も入っているといえば入ってるわけで。
 仕事が捗らないというか、肝心な時に何のお役にも立ってないことばかりで……。
 ちょっと、落ち込んでるかも、しれませんね」
久耶子はそう言って、力なく笑った。

「久耶子お姉さん、お姉さんの好きなものって何?」
「……はい?」
「好きなもの……食べ物とかだったら、それ食べたり。
 やってるだけで楽しいことだったらそれをやってみたりすると、気分が楽になってくるんだって」
「高揚効果……ですか」
「そそ、こーよー」

「んー…」
そんな声を出しながら、久耶子は白雲の多い青空を眺めて考えた。
「食べ物だったら好き嫌いありませんよー。……そうですね、好きなものだったら」

そこで久耶子はカバンの縁止めを外した。
いつも持ち歩いている。一見したら旅行用のような木製のカバン。
使い古されていながらも、しっかりと丈夫な箱には、金具を両端に一つずつ。
中から出したのは。

「お人形遊びです」
そう、取り出したのは、人形。
けれど、市販のものとは明らかに違う大きさ、質感、形容。
すみれもこんな人形は初めて見る。
「フフッ、いい歳こいてこんなことやってるなんて、笑いますか?」
すみれは思いっきり首を振った。
久耶子はニッコリと微笑む。

人形から手を離して立った。
人形もベンチに立った。
わっ、とすみれは吃驚してやや飛びのいてしまった。

「はいはいお客さまw驚くのはこれからですよー」

木彫りの人形はお辞儀して、やや小さな掌をすみれに差し出した。
こうすると、身長はすみれと同じくらいかもしれない。座高から今、すみれの方が一つ頭半低いけど。
おずおずと、すみれはその手の上に自分の掌を重ねる。触れただけの握手。
それから人形はまたお辞儀をした。
ベンチから飛び降りて、くるりくるりと回って踊る。
すみれは久耶子の手を見た。
久耶子は手を泳がせるように動かすだけだった。
何も見えなかった。
人形を動かしてるのなら、それを紡ぐ糸が見えるはずなのに。

「それは魔法なんですか?」
「はい。ちょっと魔法が関わっています。真拳でもあるんですよー」
ほえー。とつい口が間抜けに開いてしまう。
そんなすみれを見て、久耶子はますます子供を楽しませる奇術師の気分になってきた。
「しかも私のカバンは……!」

ドバッとササッと出てきたのは。
数十体の小人達。
先に出した大きな人形を取り巻くように、飾ろうように、
踊り回る。跳ね回る。

「四次元ポケットなのです!」
「す、凄いです……!!久耶子お姉さんって!!」
「いえいえwこうしてたまには調子に乗らせて下さいなw」



厳島久耶子。
厳島流・絡繰(からくり)真拳継承者であり、魔法使いもとい霊媒師。
所属はミスティーション。
有数の人形を駆使する守護者的位置の、戦闘要員。




あとがき
ミケちゃんのお姉ちゃんの黒猫さん登場。久耶子さんの能力紹介でもあります。
ちなみに久耶子さんは好き嫌いはないと言ってましたが、実は一つだけ苦手なものがある。
それはキウイ。本人曰く「あの舌が段々痺れるのが苦手なんです〜><」と云う訳。

[9232]
浅羽レナ - 2007年03月22日 (木) 21時52分

わー黒猫が出てきた。
凄い。ツボをついているな。
・・・・・随分と大胆ね(きゃっ
でも恥ずかしがる時は真っ赤なの。少々ツンデレ。この人受寄りのリバだから(受け攻め度チェックより
・・・暴れる、というよりも人殺ししそうかも。(笑

んで。
すみれちゃんっどぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
おおおおおおまわりさんっぽいよねあの子・・!
久耶子さんも出てきたっw
カラクリかぁ・・・薔薇色の子達思い出すなぁ・・・(昔の浅羽のオリキャラたちです。
キウイ・・・ってかりんごと梨以外の果物って私も苦手;
なんかあの甘さ酸っぱさが・・・!
・・・好物はピーマンとめっちゃ濃いお茶っておかしいですかね。(笑


でわー。

[9235]
蒼翠 紫 - 2007年03月22日 (木) 22時52分

わーAさん最高でーす!
くっ‥‥黒猫!?見ず知らずの人の匂い嗅いじゃ駄目よ!?

凄い!お人形さん‥‥かぁいい。(そこ!?
高揚効果って‥‥知ってるんだ。
鞄四次元ポケットて‥‥!!
ドラ●もん?(笑

[9240]
宙 - 2007年03月24日 (土) 19時05分

黒猫早速一行と。
しっかし相手の都合もお構いなしで強引に取り付けんのってどうかねぇ。
都合も命に関わるしv迷惑ですね!(そんなはっきりと!)
あまり響かないといいですがね。タイムリミットに。

上空から見ていた影・・・・・・2名ほど予想があるのですが。
羽があるからあっちか?

久耶子さんって絡繰真拳だったんですか。
昔彼女も戦ってましたが・・・・・・記憶がほぼないな・・・・・・。
確かに視点バラけそうや。
キウイ。僕は好きですがねぇ。あの中心の甘さが。
ではでは。



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