〜ざわめきの森〜
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都会のセミも夏バテでしょうか、少し啼き声が小さくなったようですがそれでも毎日、暑いですねぇ〜。そんな中、伊賀へ夏休みの小さな客人を連れて行った。手始めに施設の登り口にある『白藤の滝』でお昼のお弁当を広げた。マイナスイオンや!ひんやりと涼を感じるのか、食欲旺盛です。これから始まる1泊2日の『ツカミ』はオッケーのようでした。
日中は施設内をいろいろと元気に散策。歩いたり、走ったり・・・。子供は元気がイチバン!こちらの疲れも忘れる。夕方バーベキュー場で火起こし体験。好きな物を焼いたりしてスイカを食べたり・・・。その頃ちょうどヒグラシが啼いてくれるんです。それはいつもの例会とはひと味もふた味も違うように聞こえたのですが・・・。夜も封筒型のシーツを上手にセットし、寝床も楽しみながら自分で作ってました。初めての体験は何でも楽しいものです。きっと思い出深い夏休みになったのではないでしょうか。
二日目、キャンプ場からみんなで登ってみた。森に吹く風を感じたり鳥のさえずりに耳をすましてみたり、木陰でおやつを食べたり・・・。「森って気持ちいいね!!」最後にそんな風に言ってくれてたのが印象的でした。「家へ帰ったらみんなに話してやぁ〜」
ええおっちゃんしてますなぁ☆おおきくなっても『伊賀の森に連れて行ってくれたおっちゃん』としてしっかりと子供の記憶にのこるんでしょうネ・・笑・・自然に触れることはちっちゃい子供にとってはスバラシイことじゃ!と思うんです。 バランスのとれたええ大人になれるやろ。 (ちょうどワシみたいに・・・爆&失・・・) ・・・夏休みのええ経験じゃな!・・・〜〜 〜〜 〜〜〜〜この木に見覚えないやろか? 数年前に庄屋さん宅の前栽に植わっていたイブキの樹。伐採した株元を(重かったけんど・・)持ち帰って乾かしていたんです。 ・・・で出来あがったのがコレ! グランドピアノです。 ムシたちがピアノの上で合奏してます。
いいね。なにやら虫の声が今にも聞こえてきそうや。端材に創作意欲をかけたてられるってのは、まさにオリジナル。1点モノ。既製品には無い味があっていいものです。感性を磨くためにも、想像力を養うにも森の効き目は最高だと思うのですが、いかがでしょう?
そやなぁ〜森の中に小屋を持って3年になるんやけど・・・・小鳥のさえずりや、せせらぎの水音を聞きながら過ごすことはすこぶる心地ええんです。 自然の妙に感じ入ったり、不思議な発見に考え込んだり〜日々新たなり〜なんです。 こんな生活を通して感性や想像力が豊かになってくれればと思っているんやけど・・・・。〜〜 〜〜〜 こんなんも作成中です。『桐の実』のストラップの材料です。実はウルシで塗り固め、下駄は鼻緒が付いてるのが前々回伊賀で伐ったスギ。付いてないのが仲間からもらった桐材です。 桐は伊賀の森ではあまり見かけませんが、此処では多いんです。 〜おそらく街近くの里山では、その昔(嫁入り道具の材料として)植林してたんじゃないやろか? 工房の隣室の際にも生えてきて弱ってるんです〜
白いキャンパスに好きな絵を書きなさい。木片を使って何か作りなさい。こう聞かれて思うようにはかどらなかった事は無いでしょうか?非力を思い知る事は無いでしょうか?私たちはスイッチひとつ押せば快適な生活を送れる手段を手に入れたと同時に、大切な何かを失った気がする。工夫が要らんものね。1を10にする努力は簡単。でも0を1にする工夫は大変。かつての日本人はそんな工夫をしてきたんじゃないかな。「桐の下駄」なかなかいいじゃないですか!ふと、そんな事を想ってしまいました。
秋立ちぬ〜 今日ツクツクボーシの鳴き声を初めて聞きました。この鳴き声を聞くと″残暑″やなぁって思うし、ややあって赤トンボが飛ぶと″初秋″を感じるんです。 ヤレヤレです。現実はまd 季節の移ろいを感じられる〜〜これも感性が豊かになったからやろか?