〜ざわめきの森〜
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大平池の大堰堤からみて左岸の入り口近くで、ちっちゃな優しい空間や。 漢字で書くと翌檜。 《明日はヒノキになろう!》という前向きな感じが好まれ、 〜あすなろ〜と名づけられた施設や機関のなんと多いことか! この施設でも“教育施設的見地”からか植えられたんじゃなかろうかと・・・。 葉は素人眼でみると、ヒノキよりも平べったく、といってスギのようには尖っていない。 スギがちょっとだけカカったヒノキのような感じや。 もともとの名前は『ヒバ』。 これを〜あすなろ〜と名づけ、定着するところがなんともエエ! 暖かいなぁ〜! ヒノキ本体よりも殺菌成分(ヒノキオール)を多く含み、マナイタ用途としては 最上級にランクされるらしい。〜大平池一周青春コース〜もエエでぇ〜! (こちとら『青春』のカケラも残ってないけど!) 堰堤の対岸あたりでは、崩れかけた土留めの列が異郷へと手招きし、 更にその先では、倒木から何本もの枝が成長しそれぞれが樹木の体を成しとる。 道の真ん中の木には手の届くところでコゲラが穴を突付いたり・・・。 野趣豊かなとこや! ちょっとあんさんも巡ってみなはれ! エエとこでっせ!
あるある、あすなろ広場。落ち着けるええとこやー。ヒバってあすなろのことやったんや!日本の三大美林は 天然秋田杉 青森ヒバ 木曽ひのきここで出てくるンや、ヒバが。ちなみに人工林の三大美林というのもあって 吉野スギ(奈良県) 天竜スギ(静岡県) 尾鷲ヒノキ(三重県)らしいネ。
飛州(びしゅう)ちゅうのん知ってる? 材(ざい)の名なんやけど〜。2〜3日前に工房の隣人から聞いて気になってたんや! こんなに早くお眼にかかれるなんて!!今日会った87歳の人が置いていったんや。 “木曽ヒノキ”の彫刻につかえる最上級のものを“飛州”というらしいです。 飛騨地方産からきてるんでしょうネ。 木目が密なわりに存外軽いという印象です。 我が工房に鎮座しとるけん拝みにきちゃって(^○^) ちっちゃな“文殊菩薩”なんです。