〜ざわめきの森〜
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先日、夜の仕事場に奇妙な訪問者が現れた。窓にぴったりとへばりついた、ヤモリ。熱帯夜に窓ガラスで涼をとってるのでしょうか。それとも小さな動物を待ち受けているのでしょうか。ヤモリとイモリの違いってご存知?★ヤモリはハ虫類。☆イモリは両生類。★ヤモリは背も腹もベージュっぽい。いつも乾燥している。☆イモリは背が黒褐色で腹が赤。いつもぬれている。★ヤモリは前後とも5本。☆イモリは前肢は4本、後肢は5本。★ヤモリは壁にくっついていたりする。動きは速い。☆イモリは水の中で歩いたり泳いだりする。動きは遅い。 こんな感じでしょうか。もちろん、観察しただけでご帰還いただきました。決して『ヤモリの恩返し』を期待した訳ではありません。
そんな仕事場の横に1本の木が誰が植えたかあるのです。その木に毎年大きなアゲハの幼虫(だと思うのですが)が付くのです。大きさは長さ約10cm、大人の指くらいの太さで、こいつがすごい勢いでその葉っぱをむさぼり食うのです。しかしそれ以降サナギになる姿を見ることはないのです。きっと鳥に食べられるのでしょうか、いつの間にやら居なくなっています。
幼虫はこの木の葉っぱを食べてます。毎年秋も深まる頃、木のてっぺんに濃い紫色の実をいっぱい付けます。その実がおいしそうに実る時期、それを目当てにうるさいくらい朝から野鳥が飛んで来るのです。この木、いったいなんでしょう?