地方局で放送される独立局系のアニメ
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*3276
JOSR
[長野県/ / ]
[2005年06月07日 (火) 15時54分]
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アニメの中にはテレビ東京でも放送されないような、独立局を中心(といってもTVK、TVS、CTC、SUNが中心だけど) に放送されるものがあります。 このようなアニメはほぼと関東、関西、東海地域のつまりは人口が集中している地域のみの放送で、 たまに北海道や福岡などでも放送される程度です。 が、信越放送や熊本放送のアニメ魂枠(現在はこみパ)や青森放送のフタコイオルタナティブなど どう考えても人口が少ないところで放送されているものがまれにあります。 アニメ魂枠は今は地上波で放送する局も増えましたが、以前は東京MX、テレビ神奈川、KBS京都 そして信越放送の四局でした。 TVSやCTCでも放送されず、東海地域ではどこも放送しないのでまったく見れない状況の中、 なぜか人口の少ない放送されていました。 通常は都市でしか見れない番組が地方でも見れるということは大変うれしいことですが、 なぜこんなことがおきたのでしょう。スポンサーとしても都市の局を差し置いて 地方の局を選ぶメリットは少ないでしょうし・・・。
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*3278
ほぅ
[ / / ]
[2005年06月07日 (火) 22時33分]
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90年代の末頃から増えてきた放映体制ですが、アニメ製作サイドが放送局を選んだのではなく、放送してくれる放送局を募って、その番組を放送局が買い取るといった体制になっています。
メリットとしては、「民放ネットワーク5社の番組制作基準に縛られない」というのが最大の特徴でしょう。 (そうでない作品もありますが、とりあえず、現在の大多数の作品を念頭においています)
ストーリー展開上、もしくは、原作の展開上(R指定ゲームを原作としている番組が多数あるように)、過激なシーンの挿入が不可欠である。 また、物語の展開がいわゆる「大手放送局」の意向に沿わない。等etc・・・
民放ネットワーク5社の本社(関東全域放送局)はいわゆる基準に縛られていて、放映はできませんが(よって、関東地区では御当地の独立局での放映となっている)、系列局ではある程度、規制を緩く持っている (過去に、地元の放送局が少ない時期に地元にない放送局の番組を買い取り放送していた名残かもしれません) ところもあり、番組を買い取って放送してもらっていたということです。
デメリットは、番組を買い取って放送してくれる局が少ないという事態が発生する恐れがあるということですが、 (テレビ朝日などの深夜アニメなどでは関東のみの放送が多いですが、関東地区全域だけで日本の全人口の45%近くをしめているのでセールス的には問題は無いそうです。すごいですよね・・・人口の偏り具合が・・・余談ですが、テレビ東京は6局だけで日本の全人口の70%近くをカバーしています。) 視聴対象年齢層がメディア関連の中心購買層であるということもあって、DVDセールスなどで利益は得られるそうです。
最近では、キッズステーション等が買い取って放映を行うなど、視聴には費用がかかりますが、全国的に視聴できる番組が増えてきているため、昔に比べると放映状況は改善されているかもしれません。
以上ですが、大まかなことだけで余り詳細ではなく申し訳ありません。長文失礼しました。
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