彩香「ふんふふ〜ふん〜♪」
燐「何歌ってんだ?」
聖十字学園の、学校が終わるチャイム。
燐と、彩香はエクソシストの塾に通っている。
――――ガチャッ――――
彩香「やぁ〜皆!お久しぶりーっ!・・・って昨日も来てたか!」
―――し〜ん・・・―――
燐「みんな、どうしたんだ?」
彩香「はっ!まっまさか!!!」
燐「うおっ!?ど、どうした!?」
彩香「けっけんか!?」
燐「・・・喧嘩・・・じゃねーかな?」
彩香「しえみは、まだ来てないね」
自分たちの席を確認すると、二人は座る。
燐と、彩香としえみは、みんな同じ席なので
いつも、いっしょ(?)だ。
しえみ「おっ、おくれてごめんなさい!!」
彩香「しーーえーーみーー!!!待ってたーーーーよーーー!!!!」
彩香はとっさに、しえみに抱きつく。
しえみ「彩香ちゃん!!こんにちわ!元気にしてた?」
しえみは、いつものやさしい声で彩香に言う。
彩香「しえみに、あえるなら風邪はひきたくないよ!ね!燐!」
彩香は元気そうに燐に振るう。
燐「ちょっ・・・!なんで、俺!?」
彩香「まっまさか・・・燐・・・しえみの事嫌いなの!?しえみ!!大丈夫だよ!私がいるから!」
しえみ「ふぇ!?う、うん!」
そして、彩香は燐のところをじろっと見る。
燐「な、なんだよ・・・」
彩香「べ〜つ〜に〜」
志摩「彩香はん〜!今日もええなぁ!なぁ、子猫さん?」
今日は、勝呂は来ていないので三輪に振るう志摩。
子猫「志摩さん・・・」
第1章END