アニメ投稿小説掲示板
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* オリジナルキャラ *奏汎 ユキ ♀氷遁・体術使いマイペースでいつも笑顔。口癖は「頑張るから!」だが昔のある出来事で今は暁のメンバーに。イタチに不思議な思いを。桃地 リュウ ♂封印・坊札を使いさまざまな術を使う。女嫌い!お坊さんみたいな格好をしている。ザブザの弟で顔が似てる。無口。ライと共にユキを戻そうとしてる七月 ライ ♂風車手裏剣使い・雷遁大きな風車手裏剣に雷遁を流し手裏剣を操る人思いで優しくカッコいい。しかし優しすぎでトラブルにも……ユキを必死で取り戻そうとしてる。ユキに特別な思いを………
※ユキ達が登場する所から話を始めます 話は漫画やアニメと同じです。ナルト達は中忍試験で第一試験が行なわれる部屋にいた。中にはたくさんの受験生がいて、ナルト達と同じ新人の仲間もいたキバ「なるほどねー今年の新人下忍9名全員受験 ってわけか! さて。どこまで行けますか ねぇ…俺達。ねぇ、サスケ君」キバや余裕な表情をし、サスケに言うサスケ「フン…えらく余裕だな、キバ」キバ「俺達は相当修行したからな…お前らにゃ負 けねーぜ!」キバの言葉に今まで黙ってたナルトも、その言葉にムカつき大声をあげたナルト「うっせーてばよ!! お前なんかに負けねーぜ!」ヒナタ「ごめんねナルト君……キバ君はそんな つもりで言ったんじゃないの……」ナルト(…こいつは確かヒナタだよな…? 俺が見るといっつも目背ける変な奴なん だよなー……)ナルト達がワイワイ・ガヤガヤと喋っているとある下忍が近づいてきた??「キミ達… ちょっと静かにしたほうがいいよ……」みな声のした方に振り向くそこにはナルト達より年上の木の葉の額当てをした下忍がいた。??「キミ達がアカデミー出たホヤホヤの新人 9人だろ?可愛い顔してキャッキャ騒い で……ここは遠足じゃないんだよ」いの「何よ〜〜〜〜あんた誰?」カブト「僕は『カブト』 それより辺りを見てみなよ…」サクラ「辺り?」辺りを見ると他の里の下忍がこちらを睨んでいたカブト「みんな試験でイライラしてるんだ。 あまり大声を出さないほうがいい…」サクラ「…あのーカブトさんでしたっけ? カブトさんはこの試験二回目なの?」カブト「いや、七回目」サクラ「…じゃ、この試験詳しいんですねー!」ナルト「すっげー!カブトの兄ちゃん!」カブト「………しょうがないなぁ。 じゃあキミ達にちょっとだけ情報を 教えようかな………」すると袋をゴソゴソとさぐり紙を出したカブト「この“忍識カード,,でね」ナルト「忍識カード??」カブト「このカードは一見白紙だけど僕の チャクラを流せば情報が映し出てくる。 この試験に出ている忍びの情報も分かる よ……誰か知りたい人はいる?」サスケ「二人……知りたいのだがいいか?」カブト「フフフ…いいよ」サスケ「砂漠の我愛羅とロック・リーだ」カブト「なんだ…名前分かるならすぐに検索でき るよ……」そしてカードに二人の情報が映し出されたカブト「我愛羅は他の里の忍びだから情報はあま りないけど……Bランク任務をやってい る……すごいな… ロック・リーは体術だけで忍術も幻術も ダメだね…… 」ヒナタ「何か……自信なくなってきました…」カブト「この二人以外にもエリートはたくさんい るんだ……甘いもんじゃないよ…… あっ…そういえばこの三人には注意した ほうがいいね」と三枚のカードを出したナルト「誰だってばよ?」カブト「あの端にいる三人だよ…。木の葉の忍び で、チームワークがすごくいい……。 奏汎ユキは氷遁と体術か……。 身体がすごい身軽みたいだね……」ナルト「体術だったらあのゲジマユと一緒だって ばよ! 」カブト「三人で一番強いのは封鎖リュウだ…。 彼の術は今だよくわからないな… 七月ライは雷遁使いか…… 」いの「この三人…そんなに強いのー?」カブト「まぁーね……」とカードを袋の中にしまう。
ライ「あの子達、僕達と一緒で新人だね! 歳も一緒だし!」リュウ「あぁ……」ユキ「それにしても遅いね…… いつ試験始めるのかな?」ナルト(ピクッ……ピクッ……)サクラ(ナルトがビビッてる……無理もない わ……こんな大人数の前だもんね… 私がなぐさめてあげないと!)サクラ「ねぇ!ナルト…」と肩をたたき優しく声をかけた時―――ナルト「俺の名はうずまきナルトだー!!!! お前らにゃぜってー負けねーぞ!! 分かったかー!!!!!」…………………いの「ねぇー!ちょっとこいつなんなの!?」サクラ(心配した私がバカだった……↓)シカマル(あのバカ…一瞬でまわりを敵だらけに しやがって……)キバ「負けねーぞーってかー!」ネジ「ほーう…やけに威勢がいいじゃないか… リー、イジメが足りなかったな…」我愛羅「…………」カンクロウ(あいつ…あの時の奴じゃん…)ユキ「………ふぅーん。面白いなぁー」ライ「あの子可愛いねぇー♪」リュウ「……………」ナルト「あー!スッキリしたってばよー!」すると、ボンッ!!!――――――??「待たせたな…[中忍選抜第一の試験] 試験管の森乃イビキだ…… 」ゾクッ!!―――――イビキ「ではこれから中忍試験選抜第一の試験 を始める……座席番号の札を受け取り 番号順に座れ。その後、用紙を配る」ナルト(……用紙?………あっあれって…… ペーパーテストー!!!???)
ナルト(あー…みんな席離れちゃったー…)サクラ(ナルトったら震えてる… そりゃ苦手なテストだもんねー)そしてテストが開始したテストのルールは・カンニングを五回したら失格!・持ち点10点減れば失格!と言うルールの中始まったさくら(……!この問題!難しすぎる! こんな問題、ナルトじゃ無理よ!)サスケ(……ダメだ。一問も分からん… ……しかし何でみんな分かる? …………!そうか!これは任務で 情報収集をする時、うまく情報を 集めるかの試験だ!)ナルト(うー…マジやばい…)サスケ(ナルト!気づけ!! うまくカンニングしろ!)ネジ(白眼!)赤丸(ワンワン…!)キバ「よーし…いい子だ。次の問題は…」我愛羅(第三の眼……開眼!)リュウ(よし……いけ!)札を飛ばし他の受験生の背中につけるユキ(ライ……答えよ…)ライ(…よし……)持っている氷遁でユキの答えが見えたサスケ(どこかにこの問題の答えが 分かる奴あいるはずだ……)とチラチラと探しているとものすごい速さで問題を解いている受験生がいたサスケ(あいつだ!写輪眼!!)と受験生の手の動きをコピーした。それぞれ自分達の能力でカンニングをする中…ナルト(わかんないってばよ〜〜…やばい… このまんまじゃ俺達七班… 失格だ!!)
ナルト(やばいってばよ〜〜……)頭をかかえ顔を真っ青にしているとヒナタ「ナルト君…」ナルト「え?」隣を見ると顔を赤くしたヒナタがいたナルト(ヒナタ隣だったのか……)ヒナタ「私の……見せてあげる」ナルト「え!?」ヒナタの言葉に驚くナルトヒナタ「早く……」答案用紙をナルトの方に近づけるナルト「でもお前……」ヒナタ「…大丈夫だよ」ナルト「…何でそんなに俺を助けるんだってばよ?」ヒナタ「えっ!……それは………ナルト君に合格してほしいから……」ナルト「…サンキュ!」ヒナタ「///」と答案用紙を見ようとした時!グサッ!―――――試験官B「25番…不合格だ」ナルトの右側にいた受験生の答案用紙にクナイが刺さった受験生「えっ!?」試験官B「こいつと同じチームの奴は出て行け」試験官A「12番不合格」試験官C「5番不合格」カブト(これで不合格者は16名……)次々と不合格になっていく受験生を見たナルトはナルト「……ヒナタ……いいってばよ」ヒナタ「えっ!?」ナルト「自分の事は自分でやる!」ヒナタ「……でも!」ナルト「いいってばよ!」ヒナタ「………ごめんねナルト君」と答案用紙を引っ込めたナルト(かっこつけて言っちまった…どうしよう泣)
ナルト(あー……マジどうしよう…)と答案の問題を見るとナルト(うん?これ……)第十問目の問題は・この問題に限っては、試験開始後四十五分 経過してから出されます。 担当教師の質問をよく理解した上で回答 してくださいナルト(もう…これにかけるしかない!)サクラ(よし!できた!後は十問目の問題を待つだけ!)いの(うふふ…サクラ終わったみたいね♪ サクラ…私あんたのデコの広さと頭の良さ さはすごいって認めてんのよ! だ・か・ら♪ )いのはサクラの方向に指をかざすするとスヤスヤと寝始めたシカマル(あー…あいつやりやがった)チョウジ(いのの、あの術にはさからえないもんなー……)サクラ「……!……ZZZ」いの(サクラ〜ちょっとあんたの精神に 入り込ませてもらったわ〜♪ さ!早く覚えてシカマルとチョウジに見せなきゃ!)
イビキ「終了だー!」イビキの声で受験生の手が止まるイビキ「45分経った。これから第十問目の問題 を言う。しかし……」ナルト「……なっ何だってばよ………」イビキ「この十問目の問題が解けなかった生徒は 一生中忍試験は受けられない」受験生全員「 !? 」イビキ「つまり一生下忍のままだ。 今からリタイアしてもいいぞ」受験生全員静まりかえり、受験生1「……リタイアする」イビキ「……ふんっ、出て行け」次々と受験生はリタイアする部屋の人数が少なくなったきたサクラ(ナルト……)ナルトを見るとブルブル振るえていたサクラ(そうよね…一生このまま下忍よりまた 来年頑張ればいいか………。あんたの夢 は火影だもんね………)とサクラは手を挙げようとした時サクラ・サスケ「!?」ナルトがゆっくり手を挙げたそして――――バン!―――――挙げた手を思い切り下ろし机を叩くナルト「ふざけんじゃねー!! そんな問題でビビってリタイアするか! さっさと来い!十問目!!」イビキ(………ほう…このガキ、面白い)サクラ「…ナルト……」イビキ「………いいだろう…… 今ここにいる奴全員合格だ!」
ナルト「へっ?」イビキ「聞こえなかったのか?合格だよ」ナルト「何でだってばよ!!??」イビキ「まぁ、この試験はまず情報収集の試験だ。いかに敵に気づかれず答えを集めるかって事で………。カンニングをしろってことだ。だから、無様なカンニングなんかじゃなくするなら堂々とカンニングしろってことだ。あらかじめ、三人は上忍をしのびこませておいたそして十問目の問題の意味………。忍びとして大切なチームの絆みたいな奴を確かめさせるためだ」サクラ「…………」ナルト「じゃっじゃあ……俺ってば……」イビキ「第一試験、合格だ!!」
+オリジナルキャラ+荒巻レン 17歳木の葉の忍。6歳で中忍になるエリート忍者。雷遁、透遁使い。真崎サトル 14歳雹隠れの里の忍。未だ下忍の忍者。氷遁、鋼遁使い。もちろんナルト疾風伝のキャラ登場。
忍者アカデミーの卒業試験に臨む真崎サトル。担任のイルカは、試験のため生徒を集めた。「では、試験を決行する。」その言葉に生徒は、いよいよ試験が始まる緊張感と、これで忍者になれるかなれないかを競う事になるのに対して不安を抱えていた。その列の後列に並ぶ、真崎サトル。期待の忍者だった。成績Aランクのサトルは、誰が見ても優秀な忍者そのものであった。「んじゃ、サトル。―見せてみろ。」「はい。―分身の術!」無論、合格であった。この試験に不合格者など一人もいなかった。皆、相当の努力をしたのだろう。晴れて下忍として任務を遂行する事になった。
忍者アカデミー卒業試験に合格した真崎サトル。すでに彼は、雷遁、透遁の術義を取得していた。小さい頃から努力していたからだった。「父さん。合格したよ!」卒業試験に合格した事を嬉しそうに報告する。これから任務を共に遂行するための班分けを忍者アカデミーで決行される事になり、サトルは急いで家から飛び出した。すでに皆集合していた。ギリギリ間に合ったのだが、まだ先生は来ていなかった。「イルカ先生は?」「まだ来てないよ。少し遅れるって。」同じ班分けのレナと名乗る、少女はそう言った。「それはそうと、同じ班分けみたいね。よろしく。後はまだ来ていないけど、モアって人も同じA班みたいだけど。―来た来た。」「遅れてすまない。さあ、モア、そこに座って。」イルカに指を指され、指摘された椅子に座る。短髪の少年は、緑髪だった。「では、この班で共に任務を遂行して欲しい。そして、任務を受ける時は、アカデミーから右側の民家の火影様に訪ねてくれ。―では、解散!」最初の任務を受けに行こうとしたA班。バランスの良いチームとされていた。術義を操るサトル。体術、忍術共に優秀なモア、そして刀を操る術義を使うレナ。―接近戦、遠距離戦に対しても有利であった。「それじゃ、Cランクの任務を頼むよ。―いいか。慎重に任務を遂行してくれ。隠れ山のギンモの偵察。明らかに危険な任務であった。もしかしたら、戦闘になり兼ねない相手だと言う。サトルの透遁術を使っての偵察をせよ、という任務であった。危険を最小限に抑える手段として。「―この任務には、彼が付いていく。」そう言うと、瞬身の術を使い、現れたのはあの人だった。「―荒巻レンだ。お前たちも知っているだろう?6歳で卒業し、上忍になった優秀な忍だ。この方と同伴し、危険な時はこの方に任せる。いいな。」「はい。」と、隠れ山に向う事になった一行は、兵糧丸、チャクラ丸の準備を整えた上で向う事にしたのだった。
チャクラが流れている山と言われている隠れ山。レンが写輪眼を使い、流れを見る。本当にチャクラは流れているようだった。「お前ら何者だ?―その眼っ。忌わしき写輪眼か!」レンの眼を見るなり、突然襲ってきた忍。「許せん!―口寄せ・土蜘蛛!」「くっ!―口寄せ・蝦蟇崩し!」大きな蛙が土蜘蛛を潰す。その間に。「くそっ!―雷遁・雷落し!」印を結び、刹那、怪しい雲が集まり、雷がそこへ集う。雷がレンを襲う。「―雷遁・雷収集・返し!」雷を集め、相手に返す。上から下に落ちる雷は分かるが、下から上に上がる雷を見たのは初めてであった。戦闘は一度、終息を付いた。「―お前は何者だ。霊の国の者じゃないのか?」「霊の国?―死者が集う国の事か。」「ああ。禁術・口寄せから創られた亡くなった人間がいる国だ。」初めて耳にする言葉。そして。「お前は、ギンモなのか?」「何故、俺の名前を…?」任務で火影から紹介を受けたギンモに逢うまでがもう少し時間が掛かると思っていた。なのに、すぐさま見つけられる事が出来た。「火影さまの依頼でな。」「綱手、様か?」火影を知っていたようだ。「俺は、今から2年前、里から任務でここに来ていた。俺は、ここから出れないのだ。ある術に掛かってしまって。」衝撃の一言。ギンモは帰らないのではない。敵の術に嵌り、帰れないのだ。だから、火影はあの時、偵察と言ったのか。その時だった。「こいつは俺達が掛けた術式により、出れない。我々、隠れ里の民により、こいつはここから出てはいけない存在なのだ。里の秘密を知った限りな。くくくっ。」ジンモの背後に現れる影がそう言った。「俺は、陽炎!こいつにある術式を掛けたのは俺さ。」そう言った。「こいつ何なんだよ。おかしい。」とモア。「うん。この人、何か嫌な感じがする。」「ああ。俺も何かしら感じたところだ。」手探りから鞘に手を伸ばし、レナは剣を抜いた。これから始まる終わりそうもない闘いに挑もうとして。
「火遁・火龍炎弾!」印と結び、大きく息を呑む。口から吐き出される炎は、無数の弾のように出てきていた。「水遁・水塵壁!」モアが印を結び、水の壁を作る。それは、炎を蒸発させ、水壁も無くなった。「刃遁・地影刃!」刀にチャクラを込め、無数の影のように素早く切り刻む。「何!?―火遁・火炎暴雨!」攻撃を微かに喰らってはいたが、そこから反撃に廻った。また印を結び、息を大きく呑んだ。そして、口から空に向って火を吐き出すと、それが雨のように降ってきた。「水遁・水流壁!」水の流れを操り、火を蒸発させる。「氷遁・氷竜針!」氷が無数飛んでいてそれが竜の形を彩らせる。「くっ―……があああっ!」湧き出る血に勝利を痛感した。その後、隠れ山から眺めを確認すると、奥に村があるのを見つけた。こえrが、ギンモがここから離れられない理由があるのかは定かではないが、調べてみることの価値はあるとして、まだここにとどまることにしていた。
隠れ山の奥に村を確認したA班。一行は、その村へと足を運ぶ事と決めたのだった。隠れ里と言われていたその村は、姿が見えない事からの由来であった。「何で、隠れ里が見えるんだよ。」「分からない。ただ……。」モアの言葉に俯き、考えるレン。「噂では聞いていたのだ。数年に一度、里を公開し、その場所へ人を誘うという話を、な。」その噂が本当だったとして、人を誘ってしまう里の力とは一体何なのだろうか。疑問だった。「とにかく、真相を確かめるために里に入ってみるか。」「「はい。」」その言葉に、サトル、レナは返事を返した。「土遁・土霊龍!」土の龍が霊の動きその物のように襲ってきた。「うわっ!」驚く。焦って避ける。だが、モアはその龍に微かだが触れてしまった。「こいつ、チャクラが吸い取られる!―龍に触れるな!チャクラが大分吸われる。」そのモアの言葉に更に驚く。チャクラが吸われる。忍者にとってそれは何よりの命取りだった。「霊遁・透蛇陀毛の術。」口寄せに良く似た術―見えない蛇が無数敵に向っていく。土霊龍の術義は解けた。「お前らは一体何者だ。」「―俺らは、神隠れの里の抜け忍。闇零のリーダーとし、火、水、風、氷、土のチャクラを狙う団体組織。つまり、我々はここへ他里の者を誘い、逃げられぬよう術を掛け、ここへ又来た時、我々は再び術を掛け、チャクラを奪い取る訳だ。」そう言うと、ギンモの顔色が変わった。「つまり、俺はチャクラを奪われるための媒体そのもの……。」その時だった。「そんな事はさせねぇってばよ!」その声が響いてきた。「―螺旋丸・無数丸!」螺旋丸が無数敵方面に飛んでくる。「くっ。退くぞ!―散っ!」突然のナルトの参上に敵は、退いて行った。「ナルトさん。今までどこにいらしたんですか?」「ちょっとした修行だってばよ!」「まあ、助かりました。」その言葉にナルトは顔色を変えた。「にしても、何者なんだってばよ!村の長に話を聞きにいこうぜ。」そう言い、一行は、村長の話を聞くべく、家を訪問することにした。
隠れ山から偶然見つけた里―隠れ里。本来見えないこの里は、なぜ見えたのだろうか。そして、襲撃してきた闇零と名乗る者。全ての真相を村長に聞く事にしたA班。「隠れ里は、どうして今、見えるのですか?」レンが村長に聞く。村長は顔色を変えながら。「私共が術で数年に一度、里の異常を知らせ、助けを求めているのです。この里が襲撃されたのは、今から5年前でした。―チャクラ水があるから、だと推測してるのですが。」「ちゃくらすい?」サトル、レナ、モアが疑問に思った。初めて聞くその漢方薬のような物が興味津々のようで堪らなかったようであった。「チャクラ水とは、ある伝説の忍が村に危機が迫った時のために残した遺留品です。それを彼らが狙い、チャクラ水を使って、支配し、その力で禁術を発明し、我々から術を奪おうとしているのです。」それが切欠だった。里が襲われる事の。そして。そのチャクラ水のある洞窟へと足を運んでみたのだが。チャクラ水はなかったようであった。「何で、チャクラ水がないんだ?」「何でって俺達が盗んだからさ!くくっ。―これで我の力が強大に……。」飲んでしまう。そのチャクラ水を。「はぁあああああっ!―すごい、力が溢れてくるようだ!―水遁・水龍弾!」水のない場所から水の龍が浮かび、それが真崎サトルを襲った。「ぐああああああ!」微かだが、チャクラの流れがサトルには見えた。―見える。微かだが。「―写輪眼!」闘いでの開眼。一つの才能が芽生えた。「―水遁・水龍弾!」また同様に何もない場所から水の龍を出現させる。「何だ、このガキは!?」「―風遁・風魔手裏剣・影猛!」風魔手裏剣を投げ、そこへ風遁術をし、風の流れの起動を作る。そこへ影猛を追加し、手裏剣は意図も二つあるかのように見せ、攻撃した。「こんなガキに!―風雷龍・魔王砲!」術を仕掛ける印すら間に合わなかった。里は救われた。もちろんギンモも。任務が終わったのだ。Cランク任務があっさりと。留めに。「刃遁・風魔斬!」
Cランク任務を達成し、木の葉に戻った一行。アカデミーの右側の通路を抜け、任務成功の報告をする。ただ、誤算だった事がある。それが、隠れ里の国宝と言われるチャクラ水が今はないという事だ。それはさておき、里は救われた。報酬は10万両であった。金額的に多すぎる部分があり過ぎる。「今回は、疲れたけど、まあ最初の任務にしては、上出来だったかな〜」これからのA班に期待が出来ると、火影はそう思った。
あれから3年が経っていた。真崎サトル17歳。レナ17歳。モア18歳。荒巻レン20歳。三人共すっかり大人になっていた。上忍試験に合格し、上忍にすらなっていた。数多くの困難を乗り越え、三人の忍は、『伝説の三忍』と呼ばれていた。「今じゃ、俺達、有名人じゃん!」30pは身長は伸びているだろうか。真崎サトルが嬉しくつい声を上げる。「ああ。昔の隠れ里騒動の任務、あれからあの里はどうなっただろうか。」「ああ…。そう言えば、あれから3年は経つのか……。」思い出し、懐かしくモアは苦笑しながら言う。「そうだね。行ってみる?」そう言ったのはレナだった。「そうだな。行ってみてもいいだろうな。」