アニメ投稿小説掲示板
ようこそいらしました。ここはアニメ関連の投稿小説掲示板です。 ルールとしては ・何のアニメか記載すること です。また投稿する際の注意点を読んでおいてください。
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学園都市…そこには230万人の人が存在している…その者達は各々の能力を持ち、それぞれLv0からLv5まで区分されている。その中でもLv5は学園都市に7人しか存在しない。彼女の名は御坂 美琴。 名門常盤台中のエースであり学園都市に7人しか存在しないLv5の第3位であり彼女の能力を知るものは「常盤台の超電磁砲」と呼ぶ!とある街の、とある少女たちの物語が再び動き出す…!
始まる前に:名前と題名が逆になってしまったのでご了承ください。「お姉様ー!起きているんですの?お姉様ー!」私は気持ち良く寝ていた所をいきなり鈴のような声に起された。 正体は分かってる。「今起きたわよ黒子…今日は休みなんだからもう少し寝かせてもらってもいいでしょ…? 昨日補修で少し遅かったんだし。」「お姉様! 確かに昨日は久しぶりに補修をしてましたが…それは殿方と会う口実ではないですの?」「んな訳…あるかーっ!」とりあえず怒鳴って目が覚めた。 もちろん此処で電撃を使い黒子を痺れさせたかったけど、寮内での能力使用は禁止。 使うと寮監の恐怖の罰則を受けなきゃいけないし…。」「まぁ、それもそうでしょうね。 とにかく着替えて早く出かけるんですの。」私は思い出せなかった。 黒子が何処に出かけるのか…まぁ、どうせあまり愉快な所ではないと思うけど…。」「お姉様? まさか忘れていらっしゃるのですの? 今日は私と初春が久しぶりに仕事が無い為遊びに行くんですのよ?」あぁ、思い出した。 以前のテレスティーナの一件等で毎日忙しかった黒子と初春さん。 この2人の仕事が終わったらまた4人で何か少し大きな遊びをしようって佐天さんと話してたっけ。そう思いつつも私は手早く着替え、黒子と共に急いで出かける。(映画館前)メールに記載されていた指定場所は映画館、初春さんが見たい映画があるようで私も少し楽しみだったりするんだけど。 ちなみに初春さんはもう来てるみたいだ。「あっ、御坂さん! 白井さん!」こっちに気づいてかけつけてくれたけど…佐天さんが居ないような気がする。「初春、こういう事は行動が早いんですのね。」「まぁまぁ、黒子。 これは初春さんの趣味なんだしいいんじゃない? それより佐天さんは?」とりあえずフォローを入れつつもう1人について尋ねてみる。「それが…」「やっほー初春ーっ! おっ、今日はピンク色で花の刺繍がしてあるぞっ!!!」「佐、佐天さん! こんな大勢の人が集まる所でスカートめくらないでくださいっ!!!」とりあえず私は驚いて声が出なかったけどこれは黒子が私に抱きついてくるくらい自然な光景…って認めたくは無いけどね。 佐天さんは何故か現れるついでに初春さんのスカートをめくるんだけど…まぁ、これも一種のスキンシップってところでいいのかな?「皆さんが騒いでいる間にチケット手配はすませたんですのよ。」驚いた事に黒子はあの騒いでる間にチケットを手に入れてくれたみたい…まさかアンタテレポート使って無いでしょうね? ちなみに黒子は大能力者で種類は「空間移動(テレポート)」能力の限界値は、距離が81.5m、質量が130.7kgであり、飛距離と質量の間に因果関係はないが、距離と質量が限界値に近いほど精度は落ちる。また、自身を転移させる際の直線での移動は時速に換算すると288km/hほどっていう能力なんだけど…割と羨ましい能力よね。 まぁ、黒子曰く隣の芝は青く見えるって言うけど…。そんなこんなで私達は映画館に入場し映画を観る事になった。
映画はアニメ物。 何か魔法少女がどうたらとかいう内容だった…まぁ、あのフェレットは可愛いかな。「初春、あの主人公の子の声どこかで聞いたような…気がするんだけど。」「えっ? 気のせいですよー。 そんな人居たら私サイン貰ってますし。」なんて佐天さんと初春さん。まぁ、よく分からないけどあれはあれで楽しいのかな? でも、私が気になるのは…「ねぇ、黒子。 何か音しない?」「ええ、あれはカメラの音ですわね。」映画を撮るのは犯罪だってのにこんな時に出てくるんだから…。「お姉様、電撃は周囲に迷惑がかかりますので私に任せてくださいまし。」そう黒子は言い残しテレポート…って誰が迷惑だ! まぁ、確かに映画館の機能を故障させ周囲にも被害を出すから当然って言えば当然だけど…仕方なく私は遠目で見ていた。「風紀委員(ジャッジメント)ですの! 映画の盗撮は禁止ですのよ!」「やだなぁ、僕は盗撮なんて…」「じゃあ、このカメラは何なんですの?」遠くでよく見えなかったけど、黒子はあの男の鞄をテレポートで奪いそのカメラを見せ付けたみたいだ。「映像を確認すれば証拠が容易にでま…」「富○フラッシュ!!!」黒子が言いかけた途端富なんとかフラッシュとか言いながらまばゆい電撃を放ち黒子の目をくらます。 その上映画館の機能まで停止させたみたいでお客さんは慌ててる。「御坂さん! お客さんは私達が誘導します! 白井さんに代わって犯人を!」初春さんが気遣ってくれ、佐天さんも頷く…相手も電撃使い(エレクトロマスター)なら私の出番って事だし…此処はお姉様に任せなさいって事ね。「お姉様…。」「大丈夫、黒子!後は任せなさい!」感電してどこか麻痺してるのか黒子は動けない。だからこそ笑って安心させてやり私は犯人を追う!(映画館裏)「さて、アンタが盗撮犯ね。 私と同じ電撃使いだから常に微弱な電磁波を発している。 アンタの居場所なんて簡単に分かるわよ。」その男は追い込まれてえうような顔をしていた。まぁ、本来なら「空間移動(テレポート)」の黒子が追って来る筈だったんだからね。「くそっ、ならやってやるよ! 富○フラッシュ!!!」そう言うと男は電撃を出してきた。 まぁ、せいぜい10万ボルト程度だし避ける必要すら無いけどね。 という訳で私は真正面から電撃を受けてやった。「ははは…俺はLv3さ。 お前のような中学生の微弱な電撃使いを相手にしては…何っ?!」驚くのも無理は無いわね。 アイツの全力攻撃に対して無傷な私を見たら。「Lv3…私にもその程度のレベルの時期があったわね! でも、生憎私はLv5なのよ。」「───…聞いたことある。 学園都市に7人しかいないLv5に、エレクトロマスターはただ一人…ま、まさかな…常盤台の"超電磁砲(レールガン)"がこんな所に居る訳…」「じゃあ、その目に焼きつけなさい。 この一撃をっ!」私は手加減しつつも犯人が気絶する程の電撃を放ってやった…。その後犯人は逮捕された。 でも、黒子と初春さんにとっては気の毒な休日になっちゃったかな。「お姉様! お怪我は?!」「全然。 てゆうか黒子も初春さんもこんな休日になっちゃって悪かったわね。」黒子が心配してくれたが抱きつこうとするので少しスルー気味に…まぁ、抱きついて癒されるなら少しなら付き合ってやらなくも無いけど…べ、別に私はやりたくない!迷惑なだけだけどね!「いえ、大きな犯罪にならなかったし御坂さんが頑張ってくれたので満足です。」初春さんはそう答えてくれて何だか気が楽になったかな。 そんな気がした。「よーし、じゃあ今度暇できたら4人で別の場所に行きません? いい場所、幾つか調べておきますから。」佐天さんが少し湿った感じの空気を和ませてくれた。 これって私達には無いいい所なのよね。「仕方ないですわね…また日が空いたらまた4人で行くのも…悪くないですわね。」黒子も同意のようだしこれで解決。時間内に戻らないと寮監が怖いし、とりあえず黒子と足早に帰る事にした。ーーーそしてその夜。「………はぁ、また忙しくなりそうですわ。」「また事件? 良かったら私も…。」「いいえ、お姉様。 これは本来ジャッジメントの仕事ですの。 だからお姉様は基本手出しをしないで欲しいんですの。」黒子はジャッジメントに埃を持ってるし私を傷つけたくないって思ってるからなぁ…。 私にとってはさっさと事件解決して4人で遊びに行きたいのに…。「ま、まぁ…どうしてもの時は…力を貸していただく事もあるかもしれませんの…だからそれまでは…。」黒子の控えめの言葉に心が通じあった気がして嬉しくなった。「それじゃあ、お休み。 黒子。」「ええ、おやすみなさいお姉様。」色々大変だったけどこうして消燈し私達は明日に備えてぐっすりと寝る事にした。………次回につづく。
今日は休日…といっても、黒子や初春さんはジャッジメントの仕事で忙しいし、佐天さんは勉強しないといけないらしいから今日は私1人だ。此処は自動販売機前、とりあえずジュースでももらおうかな。この自動販売機には裏技がある。普通にやるとお金を飲み込まれてお終い。まぁ、知らない奴はやっちゃうわよね。だから、まずはステップを踏んで…「てりゃあっ!」私が自動販売機に蹴りを入れるとガァン!という直撃音が鳴りジュースが出てくる。ちなみに今回は黒豆サイダーだった。私に言わせればヤシの実サイダーが一番なんだけどまぁ、これでも悪くは無い。「またやってんのか? 常盤台の生徒なんだから金くらいあるんじゃないのか?」後ろからの声に振り向くとアイツが居た。ウニのようにトゲトゲした頭にどこかやる気の無い目をしたアイツだ。「アンタねぇ…前言わなかった? 此処の自動販売機には裏技があるって。」「ふっ、同じ哲を踏む上条さんじゃあありませんよ。 今回は小銭持ってきたからな。」そう、前私はアイツに此処で会った。その時アイツは2000円を自動販売機に入れてそれが戻らなかったのよね。「今回は大丈…あれ? ウオォォォ!!! はぁ、不幸だ…。」どうやらまた飲み込まれたらしい。懲りないわねアイツも。「どいてなさい、出してあげるから。」「お、おい…まさか…。」もちろん私は自動販売機に蹴りを入れる。出てきたのはヤシの実サイダー…という訳でもう一発蹴りを入れる! 次もヤシの実サイダー…何かおかしい。 アイツに別のジュースをやって私がヤシの実サイダーを飲もうと思ってたのに蹴る度にヤシの実サイダーが出てくる…?「お、おい何やってんだよ…10回も蹴るなって。それもパーフェクトでヤシの実サイダーって…」アイツの言う通りもう10回近く蹴っている。でも、このままじゃ私のプライドが許さないから蹴り続け…痛っ…どうやら苛立ちから強く蹴り過ぎて足を痛めたらしい。「お、おい…大丈夫か?」「だ、大丈夫よこのくらい!」私は強がってみせた。けど、流石に体は正直で足が凄く痛い…。するとアイツは何を考えたのか私に背中を差し出した。「な、何のつもり?!」「乗れよ。 足痛いんだろ?」「なっ、馬鹿! そんな事できる訳無いでしょ!」「赤くなってる場合か! 薬局行って薬買うからさっさと乗れ!」アイツの目は真剣だった…ってゆうか赤くなってないっつーの! とりあえずジュースをできるだけ持ってアイツの背中に乗る。全部は持てなかったので少しだけアイツに持ってもらった。その間私はアイツと一言も喋らなかった。「よし、薬買ってくるからそこのベンチで待ってろ!」アイツはそう言って薬局に入るもすぐに出てきた…また何か問題を抱えていそうな表情で。「金が足りない…不幸だ…。」アイツの悩みは金欠だった。 まぁ、不幸だって言ってるし金銭に恵まれて無いのかもしれないわね。 とりあえず私は無言で1万円を差し出す。「えっ、貸してくれるのか?」「貸すんじゃない! 恵んでやんのよ! 背負ってもらったお礼もあるし私の為の薬だからこんなの他意とかじゃなくて当然よ!」私がそっぽを向きながら言えばアイツは受け取り「ありがとな。」とか言ってきた。………何でアイツがあんなにかっこよくいいヤツに見えんのよ…まったく…。その後、アイツが買った湿布を張りとりあえず寮に帰る事にした。アイツはアイツで家に帰らないと頭を噛まれるらしい…訳が分からないけど。「此処から1人で行けるな? それと、1万ありがとな!」アイツは凄く嬉しそうに言う…って言っても1万−湿布代だけど。「アンタもせいぜい不幸な目に会わないよう気を付けなさい。」私は照れ隠しに後ろを向いてたからアイツがどんな表情をしていたのかは分からない。でも、きっといい表情してたんだと思う。なんだかんだでいい一日だったと思いながら私は寮に帰った…。「ただいまー。」「お姉様! 黒子が居ない間に遊びに出かけてたそうですわね…何をやっていらしましたの?」寮の部屋に戻ると黒子も戻っていたみたいで凄い近くで話してきた。「何って…適当に歩いてただけよ?」「なら…その湿布は何ですの?」うっ…黒子は思ったより鋭い。「どうだっていいでしょ!」「どうでも良く無いですわ! まさか悪い虫がお姉様に…」「んな訳あるかっ!!!」黒子はしつこくつきまとってくる、取っ組み合いになってるといきなりドアが開いた。「御坂…白井…少しは静かにできんのか…?」寮監が怖い顔で立っていた…その後私達は軽いお説教を受け、とりあえずそれだけで済んだ。まぁ、ある意味いい一日だったかな。………次回につづく。