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アニメ投稿小説掲示板

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[1022] ポケットモンスターCross - 2009/12/30(水) 09:38 -

タイトルを一新し、今までのグダグダ感をどうにか取り除こうと思います。

登場人物

ミナミ 仮C.V広橋涼 16歳
ミシロタウン出身のトレーナーでホウエンリーグでは2回戦落ちをしてしまった。 そんな自分を鍛える為にオダマキ博士の勧めでシンオウ地方に赴いた。好戦的だが、必要以上に敵を攻撃したりせず傷ついた相手を気遣ったり等可愛い一面も持つ。 ギンガ団との戦いの途中イツキに助けられ、弟子入りを志願する。

イツキ(ゲーム登場キャラ) 仮C.V小野大輔 20歳
四天王のエスパータイプ使いであり、超能力者らしい、かつては誰よりも強くなる為だけに修行をしていた。 しかし、チャンピオンのワタルに頼まれかつてギンガ団を裏で操る組織と戦った者達の捜索の為シンオウ地方へ派遣される。
ミナミを助けた事で弟子入りを志願され、保留にしながらもちゃっかりアドバイスを与えたりしていて放っておけないらしい。

ユニバース 仮C.V大塚明夫
かつてギンガ団からスペース団へのお目付け役として送られていた。 壮絶な戦いにも1歩も引かずにジョウトチャンピオン代行軍を苦しめ、ジンとバグの一騎打ちを唯一目撃した人物でもある。
現在はギンガ団、スペース団の生き残りを集結させ、赤い鎖の兄弟的存在の漆黒の鎖を使いこの世界とアカギの世界をリンクさせようとしている。

[1023] ♯1 ギンガの武人VS超能力者(前編) - 2009/12/30(水) 11:00 -

かつて戦争があった…表は3人の少年少女とシンオウチャンピオンがギンガ団と戦い、裏はジョウトの優秀なトレーナー達とギンガ団を裏で操るスペース団との戦い。
その戦いでシンオウ地方は救われたが、同時に沢山の英雄を失ったのであった…。
その激闘から既に1ヶ月以上が過ぎ、世界に平和な時が訪れたと思われていた…。

♯1 ギンガの武人VS超能力者(前編)

「すまないね、お嬢さん。 手伝わせてしまって…本来なら此処に住んでる人々だけでやらねばならないというのに。」
「いえいえ、ボクも前来た時この湖が好きでしたから…だから手伝おうって思ってるんです。」
ボクはレストランのオーナーの言葉に快く答えた。 だって本当の事なんだからね。
ボクの名前はミナミ。 時々間違われるけど、女の子だからね。 ホウエンリーグで残念な結果になったのを機に此処に来て修行しているんだ。
それで、今は前にポケモンハンターJっていうのが暴れたらしくて形の崩れた湖を修復し、元の形に戻してるんだけど…
「な、なんだ? あの無数の点々は…?」
作業員の一人が空を見上げると確かに…あれはゴルバットだ! ボクは目がいい方だと言われてる為かはっきりと見える!
「下がって! サーナイト!サイコキネシス!」
ボクが投げたボールから現れたサーナイトは早速サイコキネシスを使いゴルバットを次々と落下させる…でも、一体誰が…!
一瞬だった、いきなり横からはかいこうせんが飛んで来てボクは反射的にかわせたものの、吹っ飛ばされる。
「まさか避けるとはな…貴様、何者だ?」
そう言いながらボクよりもずっと年上そうな…恐らく20代後半と思われるような人が出てきた。
しかも、言葉とは裏腹に妙に微笑むような余裕の表情で…。
「そんな事はどうでもいいよ! なんで此処を攻撃するんだ!」
「それは我が計画の為だ!」
ボクの言い返しにも動じず逆にその大人の声にボクは背筋が凍りそうになる。
「ふっ、まだまだだな。 君が私を相手にする等とは…愚の骨頂!」
その大人がそう言った時その背後から凶悪な表情のボーマンダが現れ体内に何かを光らせてる…まさかあの技は…!
「滅びるがいい…りゅうせいぐん!」
その瞬間ボーマンダから放たれた巨大な流星が空に打ち上げられ散って降り注ぐ。
「サーナイト、ひかりのかべ!」
ボクは無我夢中で指示をするとサーナイトも急いでひかりのかべを張るボク達は流星の眩しさのせいで周囲が見えなくなった…。

_____________________________

眩しさが消えたような気がした。
ボクが目を開けると確かにりゅうせいぐんは止んでいた。
「ご苦労様、サーナイト。」
ボクが労いの言葉をかけるとサーナイトは嬉しそうな表情をした後ひかりのかべを解除して倒れる。 どうやら体力が限界みたいだ…本当にご苦労様。 でも、ボクはまだ難は去っていないと思った。
「さぁ、再び我が前に現れろ! アグノム!」
その大人はそう叫ぶものの、現れない。
きっと現れてしまったらまたかつての戦いのような結果になるからだとアグノムは考えているのかもしれない。
「ぐうっ、まだ破壊が足りぬかぁ!」
まだ破壊を続けるつもりみたい。 周りの人達がこんなに重症を負っているのに…ボクは間違いなく「許せない」と思った!
「ボクはお前の行う破壊が許せない! お前に何て言われようともボクは此処を譲らない!」
「ふっ、覚悟はできたようだが…想いだけで何かが救えると思うとは愚かだな!」
あの大人の声は確かに背筋が凍るような感じがする…でも、人やポケモンをこんなに傷つけていい筈がないから!
「それでも、ボクは戦う! ライチュウ!ボルテッカー!」
ボクはボールを投げライチュウを出すとすぐに攻撃に移す、電気をまとったライチュウが凄まじいスピードでボーマンダに特攻し命中!
ボクは勝ったと思った。
「なるほど、いい技だ。 ならばこちらの攻撃も直撃してみたらどうだ?」
その言葉にまた背筋が凍る…なんとライチュウはボーマンダにガッチリ捕まれて逃げられない。 せいでんきが効いてない今マヒの隙に逃げる事もできない。
「そ、そんな…」
「また絶望したか。 ならばどん底に叩きこんでくれよう! ボーマンダ!はかいこうせん!」
まばゆい光が視界を遮る…ライチュウはボルテッカーで弱ってるのにこの距離ではかいこうせんを撃たれたら死ぬのだろうか? そんなのは絶対に嫌だ!
「か弱い女の子を絶望の崖に追い込むとは…あまりいい趣味とは言えないと思いますが?」
あの男とは違う声、しかもボクを敵と見ていない…? ボクはその声の先を見ると赤い服とマスクでまるでサーカスに出てくる人のような格好をした人が居た。
「口を突っ込んだ所で、貴様には止められん。」
「何を仰ってるのですか? もう止まっているじゃありませんか?」
ボクはその言葉を確かめる為にボーマンダを見るとボーマンダは眠っていてルージュラがライチュウを抱えてボクの膝元に持ってきてくれた。
「ボーマンダ! 何故眠っているのだ!」
「あくまのキッスですよ。 眠っててもいいじゃないですか。」
そういえばあくまのキッスはルージュラ専用の眠らせ技だったっけ…でも、その間にこんなに接近できるなんて凄い!
「何者だ…! 貴様ァ!」
「通りすがりの超能力者です。 そう呼んだ方がいいでしょう?」
仮面の人はあの大人の態度にも動じずおどけてみせた。

………NEXTCOMINGSOON.

[1047] ♯2 ギンガの武人VS超能力者(後編) - 2010/01/15(金) 21:00 -

どうも、僕の名はイツキ…四天王にして最強のエスパーです。
今回は、チャンピオンワタルの命を受け前大戦で行方不明となった2人を探し出すのが目的です。
おや、何か困ってるような方がいますね?
少しばかり恩を売って状況を把握させていただきましょうか。

♯2 ギンガの武人VS超能力者(後編)

「か弱い女の子を絶望の崖に追い込むとは…あまりいい趣味とは言えないと思いますが?」
僕は乗っていたヘリから華麗に着地すればまずは一言言いました…さて、どうなるでしょう?
「口を突っ込んだ所で、貴様には止められん。」
「何を仰ってるのですか? もう止まっているじゃありませんか?」
どうやら、この人は戦闘能力はあっても頭は悪いようです。 ルージュラの行動にも気づけないとは…正直おかしくなりますよ。
「ボーマンダ! 何故眠っているのだ!」
「あくまのキッスですよ。 眠っててもいいじゃないですか。」
本当にこの人は馬鹿ですね。
このくらい単純なら早く片付きそうだ。
「何者だ…! 貴様ァ!」
「通りすがりの超能力者です。 そう呼んだ方がいいでしょう?」
さて、余興は終わり。
此処からが本番ですよ。
「さて、あんまり時間がかかっても面倒でしょう。 此処は1ON1の1本勝負でどうでしょう?」
もちろんこれは僕の作戦でもあるのです。
「いいだろう…我が道を阻む者は何であろうと始末する!」
簡単にかかってくれたようですよ。
面白いですねぇ。
「では、ネイティオです。」
「ドラピオン! なぎ倒せぇ!」
僕がネイティオに対しドラピオンで来るとは…面白くなりそうだ。
「ドラピオン、いわなだれ!」
まずはドラピオンが先制でいわなだれできました。 これはこうかばつぐんです…当たればの話ですがね…。
「ぐうっ、何故だ! 何故当たらん!」
いやぁ、面白い。 考えてもみてください、むやみに力押しで勝てる程戦いは甘くないんですよ。
そろそろ分からせてあげましょうか。
「さて、サイコキネシスですよ。」
僕が命令すればネイティオは素早くサイコキネシスでドラピオンを持ち上げ、投げ飛ばしました。
流石は僕のポケモンです。」
「甘いな、シザークロスで反転してぶつかれぇぇっ!」
何とそんな手で来ました。 でも、それも範囲内です。 背後は湖…だとしたら。
「ネイティオ、サイコキネシスです。」
「ふん、この勢いを止められるとでもいうのか! 愚か者が!」
もちろんパワーでは勝てないでしょう。
しかし、予想は大きく異なるものです。
僕の指示通りネイティオはサイコキネシスを出しました。 相手ではなく、自分に。
そう、自分をサイコキネシスで弾く事で予想外の動きができるんですよ。 この動きでネイティオは華麗にその特攻を寸前でかわし、ドラピオンは湖の中。 ジ・エンドです。
「しまった…背後を湖だと気づかなかった私の失態…次こそは貴様を倒す!」
おやおや…捨て台詞を吐いて逃げて行きましたよ。 しかし、彼は重要参考人…逃がしはしないのです。
「サイコキネシス。」
僕の命令にネイティオは素早く応じあの男の動きを止めこちらで用意していた手錠をかけ、行動を止める。
「さて、詳しい話は国際警察署でゆっくりとしましょうか。」
僕はそう言えばその男は苦虫を噛み潰したような表情をした。 そして、僕はその男を連行する。
しかし、僕の背後からついてくる女の子には気づかずヘリで直接向かったのであった…。

ー一部、完結ー




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