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アニメ投稿小説掲示板

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[622] (削除) システムメッセージ - 1970/01/01(木) 09:00 -

投稿された方の依頼により、2010年01月14日 (木) 17時22分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

[636] 第7話「友情と信頼、仲間と仲間」 スルガ - 2009/03/10(火) 18:23 -

旅の途中ヒカリはロケット団を流れ星と勘違いし願い事をしてしまったのである。
そしてげんまいがサトシたちに向かって走ってきたのである。
「サトシさ〜ん、今日はちょっと用事があります。」
そして、げんまいがこっちに向かってきたのである。
「用事って何なのですか?」
サトシが問いかける。
「はい、用事はコトブキシティへの出張です。」
げんまいが答える。
「ヒカリさんはブラックナイトズから奪ったポケラモスのテスト操縦をお願いします。」
げんまいの問いかけにヒカリはやっぱり
「だいじょーぶ。だいじょーぶ。」
と答えた。

そして、ヒカリはとてもでかい飛行兵器ポケラモスに乗り込んだ。そしてサトシはポケラモスを護衛するのであった。木に男が隠れていて、スイッチを押した。そしたら自動操縦というランプが光った。そしてサトシに大型ソーラービーム砲が向けられた。だがサトシはなんとか回避できた。
「ヒカリ!その機体から降りるんだ!」
サトシが叫ぶ。
「だめよ!サトシ!コクピットは開かないし、勝手に動いちゃうし・・・」
「ピカチュウ・・・コクピットに向かって10まんボルトだ・・・。」
サトシが涙を流しながら決意したのである。コクピットを破壊してヒカリを助けると。
「ピカピッ!?」
驚くピカチュウであった。
「頼む・・・・ヒカリを殺さない程度にな・・・・。」
「ピイイッカ・・・チュウウウウウウウウ!!」
コクピットに10まんボルトが命中し、コクピットハッチが壊れたのである。
「ヒカリ!早くその機体から降りるんだ!」
サトシが叫ぶのである。
「でも・・・」
「だいじょーぶ。だいじょーぶ。ヒカリは必ず俺がキャッチしてみせる。」
サトシの言葉を信じてヒカリは飛び降りたのである。
「うおおおおおおおおおっ!!」
サトシがスライディングし、ヒカリがサトシの背中に落ちてきたのである。
「ヒカリ、大丈夫か?」
「だいじょーぶ。だいじょーぶ。」
サトシが
「よかった・・・。」
と言い、基地に戻っていった。

そしてサトシとヒカリは基地に戻った。そしたらポケモン軍兵一人が基地前で待っていたのである。
「ハッハッハ。君がピカチュウをつれたうわさのエーストレーナーかね?」
「俺のことですか?」
ポケモン軍兵は答えた。
「そうだ。その通りだ。ちなみに俺はバニル大尉だ。げんまいが出張中の間よろしく頼む。」

バニル
ポケモン軍のエースパイロット。宇宙ではジゴ1機で性能がケタ違いな改造型ザゴ10台を一機でしとめたのである。
※ジゴはポケモン軍の兵器。
※ザゴは敵軍の兵器。


「はい!!」
サトシが答えるのであった。
「サトシ君、そろそろ君に第8番小隊隊長をまかそうと思うのだが。引き受けてくれるかね?」
バニルが言う。
「はい!いいですよ!」
サトシが答えた。
「ほぅ。それじゃあこの部屋に来てくれたまえ。」

夜、サトシとバニルが部屋に入った。
「みんな!よく聞け。新隊長だ。」
サトシを見た部下たちは驚いたのであった。

部下紹介
カルン
第8番小隊の部下。基本的に態度が悪い女性だが案外仲間思いなのである。

レリー
同じく第8番小隊の部下。変なところも多い。昔、部隊が全滅したことがある。戦歴はサトシと同じくらい長い男である。

ミチル
こちらも同じく第8番小隊の部下。ポケモントレーナーの新米ながらもいろいろな知識を持っている少年。

「なんだい?こんな奴が新隊長かい?」
カルンが言うのであった。
「おい!待てよ!隊長は稲妻の戦士というあだ名なんだぜ。それはねぇだろよ。」
レリーの発言にミチルは耳を向けた。
「あなたが各地方リーグで好成績を残したサトシ隊長ですね?今日はついてるな〜こんな人が隊長だなんて・・・」
「まぁ、よろしく頼むぜ!」
「ピッカ!!」
ピカチュウも『宜しく頼むぜ!』と言ったようだった。
「隊長ぉ〜、もう眠いですよ・・・。」
ミチルが眠そうなあくびをした。
「そうか・・・よし、もう寝よう。おやすみ〜」
サトシが言うのであった。

夜中なのにサトシが起きていた。それは作業でおきていたのであった。
そしてヒカリが入ってきたのであった。
「ヒカリ、寝たんじゃないのか?」
サトシの問いかけにヒカリは答える。
「ううん、眠れないの・・・。」
ヒカリが答える。
「そうか・・・でも俺忙しいんだ。ごめんよ・・・」
「ねぇ、サトシ、あたし、サトシの近くにいていい?」
ヒカリの問いかけにサトシは答える。
「頼む、作業が終わるまで近くにいてくれ・・・。」

そしてサトシが作業開始から数分がたった。

「ふぅ〜終った!終った。ヒカリ!ヒカリ・・・そうか・・・寝てしまったか・・・。」
サトシはそっとヒカリをベッドの上にのせたのであった。
そしてサトシは床に布団をしいて寝たのである。

次の日

ヒカリが起きてきたのである。そしてヒカリは何かを踏んでしまった。それはサトシの頭である。
「あ・・・」
サトシが起きた。
「ふわぁ〜おはよ・・・。」
サトシはのんきに起きたのである。
そして荷物をまとめ、旅を続けたのである。

つづく

[647] 第8話「逆襲」 スルガ - 2009/03/28(土) 11:46 - HOME

まったく言うことを聞かないヒカリのマンムーがボスゴドラとの戦いのときようやく言うことを聞いてくれるようになった。

「ちっ。兵士が全滅だと・・・。ギンガ団偽装作戦も失敗・・・。奴は行方不明・・・。」
黒服の男が崖の前でつぶやいていた。
「とんでもない失敗だったな。」
「申し訳ありません。大佐」
黒服の男は謝る。
「とにかくマシュは別働部隊が探す。次の作戦に移れ。」
大佐の命令に黒服の男は従う。
「そろそろあの波動使いチームの出番か・・・」
大佐がつぶやいた。

旅を続けるサトシたちは森の中を歩いていた。サトシは木に赤い液体が付いているのを見つけた。
「タケシ、これはなんだ?」
タケシが駆けつける。そしてルーペを出した
「これはポケモンの血だ。」
「えっ!?」
サトシが驚く。そして森の奥までサトシたちは走る。
「くっ、ひどい有様だ・・・。」
サトシがつぶやく。
「ピカ、ピカ、ピカチュウ!!」
ピカチュウがさらに奥へ走っていった。
「ポチャ!!」
ポッチャマもピカチュウの後を追う。
「まってよ!ポッチャマ!」
ヒカリがポッチャマを追う。
「待てよ!ヒカリ!」
サトシもヒカリの後を追う。
「ピカッ?」
ピカチュウが倒れたビッパの前で立ち止まる。
「どうした、ピカチュウ?」
「ピカッ。」
サトシが倒れたビッパを見る。
「このビッパ死んでる・・・・。」
「ああ、確かに死んでる。」
タケシは辺りを見渡すとポケモンの死体がいくつも転がっていた。
「(この感じ・・・波動!?しかし波動にしては邪悪だ・・・。)」
サトシが邪悪な波動に気づくのであった。そして辺りを見渡す。
「そこかっ!ピカチュウ!10まんボルト!!」
「ピイイッカ・・・チュウウウウウウ!!」
10まんボルトが命中する前に草木が揺れた。そしてサトシがまた辺りを見渡し始めた。
「タケシ、ポケモン軍に連絡してくれ!ここじゃ通信機は使えない!」
「わかった。他に部隊がいるかもしれないから探してくる。」
タケシがポケモン軍部隊を探しに行く。
「(落ち着け・・・冷静になるんだ・・・奴はどこにいるはずだ・・・・。)」
サトシがまた邪悪な波動を探し始めた。
「ヒカリ、これだけは言っておく。絶対に死ぬな!必ず生きて帰ってまた俺達で旅をするんだ!!」
サトシの言葉にヒカリはうなずく。そして身を隠す狙撃者は引き金を引いた。1回引き金を引いただけなのに銃弾が3発も出た。
「ヒカリ、あぶないっ!!」
サトシがヒカリをかばう。そして銃弾3発が、サトシの左肩に命中する。
「うっ!!」
「サトシ!大丈夫?」
「ああ、なんとかな・・・本隊が来るまで俺達でなんとかするんだ・・・。」
サトシが左肩を右手で押さえる。
そしてヒカリがサトシの左肩から血が出てるのを見る。
「応急手当てしたほうがいんじゃないの?」
ヒカリが言う。そしてヒカリは辺りを見渡し始めた。
「ヒカリ、薬草探しなら俺のポケモンも使え・・・。」
サトシが5個のモンスターボールのスイッチを押し、ポケモンを出す。
「ブイブイッ!」
「グラァイオン!」
「ヒッコォ!」
「ハヤッ!」
「ムクホーッ!!」
5匹のポケモンたちがでてきた。
「ヒカリの指示に従え・・・これは命令だ。繰り返す・・・これは命令だ・・・。」
サトシが小隊長らしい言葉を聞いたのはポケモンたちにとっては初めてだった。
「ミミロル、パチリス、エテボース出てきて!」
ヒカリがモンスターボールを投げる。マンムーだけ出さない理由はマンムーを出すと敵に気づかれやすくなるからである。
「ピカチュウとミミロルとポッチャマはあっちをお願い。ムクホークとグライオンは敵が来ないか見張ってて。そしてポッチャマとハヤシガメとブイゼルはこっちをお願いね。ヒコザルとパチリスとエテボースはそっちをお願い。」
みんなヒカリの指示どうり分担を決めて薬草を探し始めた。
「あたしもさがさなくっちゃ。」
ヒカリも薬草を探そうとし始めた。
「ポチャポチャ。」
ポッチャマがサトシの前にいてやれと言ってるようだった。そしてポッチャマはいつもどうり『えっへん!』といばっていたのであった。

そのころ薬草を探し始めたピカチュウ小隊(仮)はサトシを撃った狙撃者に出会ったのであった。
「ピイッカ・・・・・チュウウウウウウッ!!」
ピカチュウが10まんボルトを放つ。
「いい10まんボルトだな!だがここまでだ!」
狙撃者がライフルをピカチュウに向ける。
「ピッカ!」
ピカチュウはアイアンテールでライフルを真っ二つにしたのである。
「おのれ・・・撤退だ!」
狙撃者は逃げていったのである。そしてピカチュウ小隊(仮)はサトシたちのとこへ急いで薬草を持っていったのである。
「ピイイッカ・・・チュウウウウウ!!」
ピカチュウが10まんボルトを天に放ち『サトシたちのとこへ戻れ』と伝える。

そしてみんながサトシたちのとこに戻ってきた。ヒカリとサトシはモンスターボールに自分のポケモンを戻す。そしてヒカリは応急手当を始める。そしてサトシの左肩に包帯を巻く。
「ありがとう、ヒカリ。」
サトシがお礼を言う。
「ううん、お礼を言うならポケモンたちに・・・」
サトシが
「ピカチュウ、ポッチャマ、みんな、ありがとう。」
と改めてお礼を言った後、ピカチュウとポッチャマの頭をなでた。そしてポケモン軍の本隊が来たのである。
「隊長〜!」
一番に来たのはミチルだった。そして後からカルン、レリーが来る。
「カルン曹長!レリー軍曹!ミチル!」
サトシが敬礼する。そしてレリーたちも敬礼したのであった。
「隊長、新型RPX陸戦型ザンガムが我が部隊に配備されました。」
カルンが伝える。
「了解。これより作戦を説明する。よく聞け。」
サトシが地面に座り込み作戦を説明し始めた。
「本作戦ではザンガムは使用しない。理由は生存ポケモンを踏みつけて死亡させてしまうといけないからだ。なんせ16mもあるからな。改めて本作戦を説明する。我々8番小隊でポケモンの死体がどうしてこんなにあるのかを調べる。敵とのポケモンバトルも考えられる。油断しないように!」
サトシの説明が終わると部下全員は
「了解!」×3
と声を合わせて言ったのである。
「あれ?タケシはどこだ?」
サトシの質問にカルンが答える。
「隊長、あの細目野朗は食料不足の部隊に食料の配備のため遅れるようです。」
「わかった。小隊長として命令する。8番小隊、出撃!!」
「了解!」×3
そしてポケモン死体がどうしてこんなにあるのかの調査が始まった。

赤髪の少年ダルシアがダークポケモンを捕獲していたのであった。
「アグノス!マジックボム!!」
「アアアッグ・・・ノォス!」
アグノスのマジックボムが黒服の男の近くで爆発する。
「うわあああっ!!」
黒服の男は空へ飛んでいったのである。
「なんだ!?」
サトシがマジックボムの爆発に気づく。そして通信も入る。
「通信?げんまいさんからだ。」
サトシが通信機の通話ボタンを押す。
「サトシさん、8番小隊は今すぐ撤退してください。ダルシア中尉があとの作戦を続行してくれますので。」
げんまいの指示にサトシは従う。

そしてポケモン軍基地についたサトシたちであった。そこにはバニルが待っていたのである。
「大尉、8番小隊行動終了です!」
サトシが言う。
「よくやった。サトシ少尉。しばらくの間だが休憩時間をやる。タケシ軍曹の仕事が終了しだい旅に戻れ。」
「了解!」
サトシが返事をする。

「サトシ!ちょっと来て!」
ヒカリがサトシを無理やり個室へ連れ出す。

「なんだよ?ヒカリ」
ヒカリはサトシを抱きしめた。
「ヒカリ・・・・」
そしてサトシもヒカリを抱きしめたのである。
「ねぇ、このこと二人だけの内緒ね。」
「わかってる。約束だ。」
そしてサトシとヒカリはそっとキスしたのである。
「そろそろ旅に戻るか。基地の外でタケシが待ってるし。」
サトシが言う。そしてヒカリはうなずく。
そしてサトシたちは旅を続けたのである。

つづく

[684] 第9話「新たな仲間」 スルガ - 2009/04/05(日) 17:42 - HOME

サトシたちはタツナミタウンに着きヒカリはコンテストに向けてコンテスト用シールを買いに行ったのである。そしてヒカリがサトシとタケシの手を握り、店へ走っていったのである。サトシたちにドンと何かがぶつかったのである。それはあの天然ボケ中尉のげんまいであった。
「ご、ごめんなさい!!」
げんまいが謝る。
「げんまいさん!」×3
3人全員が声をそろえて言う。
「こ、この写真を見てください!」
サトシたちは写真を見た。写真に写っていたのはRのマークが貼ってあるロボットで、体と手がエンペルト似、頭部がポッタイシ似でポッタルト君1号に似ていた。
「ロ、ロケット団!?」×3
3人が声を合わせて言った。
「情報部によると、ポッタルト君1号の後継型でエンペイシ君1号という名前らしいです。」
げんまいが真剣に話す。

ポケモン軍基地
「今回の作戦を説明する。ロケット団がポッタルト君1号の後継型エンペイシ君1号を作った。今回の任務はエンペイシ君1号を破壊することだ。わかっているがこれだけは言っておく。絶対に死ぬな!必ず生きて帰るんだ!!」
サトシが説明をした。
「了解!」×3
カルン、レリー、ミチルが声を合わせて言う。
「よし!8番小隊出撃!!」
その時げんまいも来る。
「僕も同行します。」
げんまいが言う。
「げんまいさん、わかりました。」
サトシが言う。
「今回の作戦に協力してくださるメンバーがいます。」
げんまいが言う。そして大きな足音が聞こえる。
「ポケモン特殊編成部隊のグラードン、ボスゴドラ、カイオーガ、レックウザ、ジュプトルです。」
げんまいが言う。
「で、伝説のポケモンまで!?どんだけすごいんだ・・・」
サトシが驚く。
「待って!あたしも行くわ!」
ヒカリが走ってきた。
「ヒカリ!?どうしてヒカリまで・・・」
「あたしたち旅してきた仲間でしょ。」
「ヒカリ・・・・・わかった。くれぐれも無茶はするなよ。」
「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」
ヒカリはいつものだいじょうぶ!をいうのであった。

タツナミシティ近くの森
「あれが・・・エンペイシ・・・・」
ミチルが驚く。その時巨大なマジックハンドが出てきて、ヒカリのポッチャマを捕まえる。
「ポチャアアアアアアッ!!」
「わぁっ!?な、なんなんだ!?」
ミチルが叫ぶ。そしてコクピット部分と思われる口が開く。そしていつもの3人ムサシ、コジロウ、ニャースの三人であった。
「わぁっ!?な、なんなんだ!?の声を聞き」
「光の速さでやってきた」
その時グラードンが叫ぶのであった。
「グラァ!グラグラッ!」
「え?にゃににゃに?おみゃーらの無駄に長い自己紹介のせいでテレビ版は無駄な時間を使ってんだよ。って言ってるニャ。」
ニャースがグラードンの言葉を翻訳する。
「何ですって〜っ!!」
ムサシが叫ぶ。
「グラァ!グラグラグラグラッ!!」
「え?にゃににゃに?いい加減にしろカスども、おみゃーらなんか俺の破壊光線で一撃だしな。って言ってるニャ。」
ニャースがまたグラードンの言葉を翻訳する。
「ふんだ!お前の破壊光線なんかエンペイシ君1号には通用しないんだよ!!」
コジロウがグラードンに向かってベロを出す。そしてコクピットを閉める。
「グウウウウッ・・・ラアアアッ!!」
グラードンが破壊光線を出す。だがエンペイシ君1号はびくともしない。
「そんじゃ、帰る!!」
「待てっい!!」
聞き覚えのある叫び声が聞こえる。
「あ!ナガ様!」
コジロウが言う。
「目的はポッチャマを連れて帰ることではない。目障りなコーディネーターとポケモントレーナーを排除するんだ!捕獲ではない!!殺せ!」
ナガが叫ぶ。
「でも、エンペイシ君1号の武器ってどこにあるのよ!」
ムサシが言う。
「こいつだ。」
ナガが右手を空にあげた。そしてらミサイルポッドとレーザー砲が飛んできてエンペイシ君1号に装着された。ミサイルポッドはエンペイシ君1号の背中に。レーザー砲は右手に装着される。
「わお!これなら暴れ放題だ!」
コジロウが早速いろいろなボタンを押し始める。そしてミサイルが放たれる。
「うわあっ!!」
ミチルがあわてて避ける。
「グラァ!グラグラグラッ!」
「え?にゃににゃに?おみゃーらロケット団中心の話は視聴率が多分低くなるんだよ。特にムサシ、おみゃーは色気は十分あるが萌えキャラには程遠いんだよ。って言ってるニャ。」
相変わらず翻訳が得意なニャースだった。
「頭にくるわね!!」
ムサシが逆ギレし、最大出力でレーザー砲を放つ。そして放たれたレーザーは森の木を焦がすほどの威力だった。
「くっ・・・げんまいさん!増援まだなのか!?」
サトシの質問にげんまいは答える。
「あと15分くらいで到着すると思います。」
げんまいが答える。
「ナガ!どうしてお前は・・・人を殺すことができるんだ!」
サトシが叫ぶ。
「お前だって軍人だろ。人くらい簡単に殺せるじゃないか。」
ナガが冷静に答える。
「俺は軍人じゃない!ポケモントレーナーだ!だが・・・仲間が死ぬのはもうごめんだ!生かしてくれぇ!」
サトシがすごい勢いで叫ぶ。
「ピカチュウ!10まんボルトだ!放て!放ち続けろ!電気袋が焼きつくまで放ち続けるんだ!!」
「ピイイイッカ・・・チュウウウウッ!チュウウウウウッ!!」
ピカチュウが10まんボルトを放つ。だがサトシの頭の中をポッタルト君1号の悲劇が回り始める。
「やめろ!ピカチュウ!」
「ピカッ!?」
だがもう遅かったのである。
「ポチャアアアアアッ!!」
「ポ、ポッチャマ!?」
ヒカリが叫ぶ。
「お前らは仲間を・・・・どうして・・・仲間を・・・大切にしないんだあああああああっ!!」
サトシが走り出しエンペイシ君1号のマジックハンドにしがみつく。
「待っていてくれポッチャマ・・・必ず助け出してみせるからな・・・・」
サトシはポッチャマを開放しようとするのであった。
「しつこい奴だニャ!!」
ニャースはマジックハンドを振り回す。そしてポッチャマは脱出。
「ポチャ!」
「ん?」
サトシが怪しいハッチを見つけ、あけようとする。
「あ!そこはっ!!」
コジロウが驚く。
「ヒカリ!ポッチャマのバブルこうせんでここを狙うんだ!」
サトシがハッチをあけた。
「でもそんなことしたらサトシが!」
「俺は死なない!必ず生きて帰る!」
サトシの言葉にヒカリは疑うがやるしかないと思い始める。
「ポッチャマ!あそこを狙ってバブルこうせん!」
「ポッチャマアアアアアアアアッ!!」
そしてバブルこうせんが命中。そしてエンペイシ君1号は爆発。
「やな感じ〜!」×3
「ソォーナンスッ!!」
そしていつものようにロケット団は飛んでいった。
「全員無事か!?」
ダルシアが来た。
「サトシ・・・・サトシイイイイイイイッ!!」
ヒカリが叫ぶ。
「ねえ!?隊長は生きてますよね?」
ミチルがレリーに質問する。
「ああ、絶対隊長は生きている。」
レリーが答える。
「隊長〜!」
カルンが探し始める。
「隊長ぉ〜!」
カルンと同じくレリーもサトシを探し始める。
「ピカピ〜!」
ピカチュウもサトシを探し始める。そしてメカの残骸が動き始めた。そして中からサトシが出てきた。
「死ぬかと思った・・・。」
そしてサトシがみんなのとこに戻ってきたのであった。
「隊長!」
ミチルが一番にサトシの元にかけつける。
「自己紹介遅れました。僕はアンドレア地方出身のダルシアです。よろしくお願いします。」
ダルシアが改めて自己紹介をする。

ポケモン軍基地
「ヒカリ。」
「なに?サトシ」
ヒカリが答える。そしてサトシが
「コンテストがんばれよ。」
と言った後ヒカリの頬にキスをする。
そしてサトシたちは旅を続けるのであった。

つづく

[699] 第10話「思わぬ悲劇、ありえない事実」 スルガ - 2009/04/17(金) 17:56 - HOME

サトシたちは現在タツナミタウンに滞在中。サトシはポケモンピンポンの練習。ヒカリはタツナミ大会に出場したがケンゴとの決勝戦で敗退。
そしてサトシたちはポケモンピンポンの練習をしているのであった。
「俺達が絶対に優勝するぜ!な?ピカチュウ。」
サトシがラケットを素振りしながらピカチュウに問いかける。
「ピッカ!」
ピカチュウが「もちろん!」と答えるのであった。
「いや。俺だね。」
ジュンが余裕そうな口調で言う。そしてジュンに誰かがぶつかってきたのである。

ドンッ!!

「いって〜・・・ったくなんなんだよ!!」×2
「ジュ、ジュンが二人!?」×3
サトシ、ヒカリ、タケシが驚く。
「ん?コウジじゃね〜か!!」
「あ!兄さん!!」
「お前よ、俺より早く旅に出やがったな。」
「へっへ〜んだ!もうポケモンリーグ殿堂入りしちゃったし〜」
「ったく〜俺よりせっかちだな〜・・・」
ジュンとコウジが久々に再会するのである。
「弟いたの?」×2
サトシとヒカリが質問する。
「え?知らないのか?俺に弟いたの。」
「いや、それだったらTV版でちゃんと話しといてくれよ。兄さん。」
「空気読めよ!ここ小説版だぞ!!」

いやあんたたちが空気読んで欲しいんだけど。
Byナレーション

「お、ポケモンピンポンの練習か。あとサトシ少尉、僕のことは呼び捨てでかまわないから。」
そこに赤髪の少年ダルシアが来たのである。そしてアグノスもいるのである。
「は、はい。」
サトシが答えた。そして練習を続けようとしたその時髪型がリーゼントの少年がサトシたちの前に姿を現すのであった。
「お前たちは!!」
サトシが体の向きをさっと変える。そしてアルティーの三兄弟のデファだった。
「一人だけか・・・?なぜリーゼント・・・?」
タケシがし〜んとなる。
「うるせぇんだよ!!細目でツッコミ担当が!」
そしてデファがタケシを殴ったり蹴り飛ばしたりし、血祭りにする。
「細目・・・ツッコミ担当・・・」
タケシが頭から血を流しながらつぶやく。

夜中、ポケモン軍基地
タケシは頭に包帯を巻いて寝ているのであった。
サトシはおきてタケシの個室へ向かい、サトシはタケシをみて
「何が仲間のためなら戦えるだ・・・・なにが生きて帰るだ・・・・」
とつぶやき涙を流す。そしてサトシが双眼鏡でアルティーの前線基地を発見し、本部に報告。サトシは
「みんな・・・すまない・・・・・俺には俺なりの戦いかがあるんだ・・・。」
とつぶやき、そしてサトシに出撃命令が出される。帽子はかぶらず黄色いラインが目立つチョッキは着ないで陸戦型ザンガムのコクピットに乗り込むのである。普段ならどんなときでも陸戦型ザンガムに乗り込むときは帽子をかぶり、黄色いラインの目立つチョッキを着て出撃するはずだが。
ピカチュウもコクピットに乗り込み、陸戦型ザンガムのスイッチを押し、レーザーライフル、シールドを装備し、出撃する。
「レーザーライフル、スタンバイ・・・・」
サトシが狙いを定める。
「そこだぁ!!」
レーザーライフルからレーザーが発射されるのである。そして基地に命中。そして迎撃車両からミサイルが放たれるがサトシはそれを楽々と避ける。そしてレーザーライフルを連射し、基地を壊滅させたが対RPX用ミサイルが5発も放たれる。
「しまった!!」
陸戦型ザンガムのレーザーライフル、左腕、頭部が大破し、コクピットに大きな被害を与える。
「うわああああああああああああ!!」
そしてサトシの手から血が出る。そして陸戦型ザンガムは完全に大破するのである。

ポケモン軍基地
「サトシのザンガムの反応消えました!!」
基地がザワっとなる。
「・・・・・。」
げんまいは無言だった。

次の日

別働部隊がサトシの捜索にあたる。そしてボロボロのザンガムのコクピットから血まみれのサトシが出てくる。
「うっ・・・・」
そしてサトシが倒れる。別働部隊がサトシを運ぶ。

病室
「サトシ、大丈夫?」
「ヒカリ・・・大丈夫だ。」
サトシが答える。
「しかし骨折すらしてないなんて奇跡だな。」
タケシが言う。
「頭のほうはもう大丈夫なのか?」
サトシがタケシに質問する。
「ああ、ポケモン軍の技術係は特効薬の生産が盛んだからな。」

そして数日後サトシの体調は治り、ポケモンピンポンの練習を続けるのであった。

つづく。

[705] 第11話「旅では仲間、軍では敵」 スルガ - 2009/04/26(日) 13:18 - HOME

エテボースと別れたサトシたちはエテボースは絶対いい選手になれると信じて旅を続けていた。そして小さなポケモン軍の基地に立ち寄る。
「しかしこんな小さな基地にRPXをこんなに置いておいていいのか?」
タケシがとりあえずはポケモン軍に詳しいサトシに問いかける。
「多少は目立つが、ここは多分中継基地扱いなんだろう。別小隊のザンガムやジフも置いてあるし。」
「あ、サトシさん!」
毎度ポケモン軍には欠かせないげんまいがやってくる。
「あ、げんまいさん!」
サトシが手を振る。
「あの、もう僕のことは呼び捨てでかまいませんから。」
「わかった、じゃ俺達も呼び捨てでかまわないよ。な?みんな?」
サトシの問いかけにヒカリとタケシはうなずく。
げんまいは
「ごめん!用事あるので。」
と言い走っていった。
「ポケモン軍専用喫茶店もあるらしい。そこに行ってみるか?」
タケシがいつの間にかポケモン軍の地図を持っていた。
「タケシ、それいつの間にどこで手に入れたの?」
ヒカリが問いかける
「偶然落ちてた。」
あっさりとタケシは答える。

ポケモン軍専用喫茶店
喫茶店のオーナーが
「ようこそ。」
と言う。
すやすや寝ている男がいた。彼の名はキビト。ブラックナイトズの命令で偵察に来ている。
その時、武装したケッキングが、サトシたちに襲い掛かる。
「うわっ!!」
サトシたちは横転回避し、喫茶店から出て行くのである。
「お客さん、いつまで寝ているのですか?」
オーナーが問いかけるがキビトは起きそうな気配もない。

喫茶店付近
その時ピカチュウがまったくみたことのないRPXのほうに向かって走っていく。
「お、おい!ピカチュウ!どこいくんだよ!」
サトシたちは見たことのないRPXの方に向かって走る。

RPX工場
「これは・・・新型のRPX・・・?」
サトシがつぶやく。
「そうや、その通りや。」
どこかで聞いたことのある声がした。
「ショウじゃないか!!」
「そーゆーアンタはサトシやんか!」
解説しよう!ショウは1回サトシとバトルしたことがある。ピカチュウはライチュウのはかいこうせんで重傷を負ってしまい、夜中にポケモンセンターから抜け出し修行をして、2戦目はライチュウに勝ったのである。
「で、ショウがなぜRPXのことを知ってるんだ?」
「実はわい最近ポケモン軍に所属したんや!それで大きな戦績を取りまくり中佐まで出世したんや!!そしてこれがあんたが乗ってたザンガム壊れたやろ?そこで現地回収し、修理して開発したザンガムpg−8や!!」
ショウが新型RPXザンガムpg−8の説明をする。
「中佐殿、例のことはもう話したかね?」
ポケモン軍陸戦部隊司令官アンゾウが来る。
「はっ!!アンゾウ少将!」
「お、俺は第8番小隊小隊長サトシです!!」
サトシがあわてて自己紹介をする。
「そんなことくらいわかっておる。」
アンゾウが小声で言った後ヒカリに銃を向ける。
「!!」
「やめろ!ヒカリは関係ないだろ!」
サトシが前に出る。
「プッ、ハハハ!アッハハハハッ!!」
辺りにいた一部のポケモン軍兵が笑い出す。
「何がおかしい!」
サトシが言う。
「小隊長さんよぉ、そいつは敵なんだぜ。」
「敵をかばうなんて馬鹿じゃねーの?」
ポケモン軍兵がサトシに問いかける。
「う、うるさい!ヒカリはずっと俺達と旅をしてきた仲間なんだ!」
サトシが言う。
「プッ!ハハハハハハハ!ヒャー腹がいて〜アッハハハハハハ!!軍では旅してきた仲間とか関係ないんだよ!!」
ポケモン軍兵たちが笑う。

ポケモン軍の裁判所みたいなところ。
「ではこれよりサトシ少尉の軍法会議をを開始する。」
アンゾウが
「容疑はスパイ行為である!」
と叫び、机を叩く。
「・・・たとえ敵味方に分かれて戦っていてもいい人間はいます。分かり合えるんです!!」
サトシが言う。
「グッ、ハッハハハハハ!!!ハハハハ!」
ポケモン軍兵達が笑う。
辺り一面がし〜んとしたときアンゾウが
「少尉、ひとつだけ聞かしてもらっても言いか?」
と言う
サトシは無言でうなずく
アンゾウが
「いまの君に敵を撃つことはできるのかね?」
とサトシに問いかける。
「・・・自分は、自分にもまだわかりません」
サトシは答える。
「軍法会議の結論を伝える。サトシ少尉は出撃禁止、場合によっては処刑も考えられる。これにて閉廷!!」
アンゾウが言う。

ポケモン軍RPX工場付近
「サトシ、結論はどうだったの?」
ヒカリが問いかける。
「しばらくの間出撃禁止、場合によっては処刑も考えられる。だったよ・・・。」
「助かる方法はあるのか!?」
タケシが真っ先に質問する
「あるはあるが俺にはできないことだ・・・。それはヒカリを殺すことだ・・・。」
「サトシはそんなこと絶対にしないよね!?あたしを殺すなんてできっこないよね!?」
「あたりまえだ・・・いままで旅してきた奴を殺すなんて俺には無理だ・・・。多少の揉め事で殺せる奴は人やポケモンの命を大切にしてないことだ・・・。俺だってヒカリとの多少の言い争いで殺したいと思ったことすらなかった・・・。」
サトシが涙を流しながら言う。
「サトシ、そろそろ旅に戻ろう。また軍に来たときにはいつか大規模作戦が展開される。」
タケシが言う。そしてサトシたちは小説の文が短いまま旅を続けるのであった。

つづく

[715] 第12話「大規模な戦い」 スルガ - 2009/05/03(日) 14:50 - HOME

「何で俺らがこんなことしなきゃいけねぇんだ。任務っていったいなんなんだよ。」
ロンザスが言う。
「落ち着け。ロンザス。奴らを発見次第即座に暗殺。これが我々の任務だ。」
ソルセンが冷静に言う。
「おい!サノオン!!なにサボってやがる!!」
「ちょっと静かにしてくだせぇよ。奴らを見つけたんでっせ。あ、地獄アンテナスタンバイしといてくだせぇよ。あの女は我々の裏切り者なのですから。あいつらもやっちゃいますか?へへっ。」
サノオンが最後に気味悪く笑う。
「勝手にしろ!!」
ロンザスが言う。


旅の途中、タケシはマリリンにポケモンバトルに大切なことを教えた。それは、ポケモンと人間の絆である。そしてヒカリの母親アヤコが送った荷物の中には寒冷地用の服装が入っていた。サトシたちは寒冷地用の服装を着て旅を続けるのであった。

「はぁ・・・」
サトシがため息をつく。
「サトシ、どうしたの?」
ヒカリが問いかける。
「俺は・・・隊長失格だ!!」
サトシが走り出す。
「おい!」
タケシがサトシを追いかける。そしてヒカリもタケシの後を追う。

「はぁ・・・」
サトシがある程度遠くまで行きため息をつく。
「どうしたの?」
「うわっ!」
ヒカリが後からサトシの背中を押す。そしてサトシが後を向く。
「やっぱり俺どうかしてたよ。ははは・・・」
そしてヒカリはサトシを抱きしめキスをするのである。
「ヒカリ・・・・」
サトシがヒカリにキスをしようとしたその時、巨大な火の玉が飛んできたのである。
「うわっ!?」
サトシがヒカリを抱きしめながら横転回避をする。
「あらあら、いいとこを邪魔しちゃったようですね。」
フリ−ザーを連れた男ソルセンが言う。
「ロンザスは空気読んでんのか?けっ。」
サンダーを連れた男ソルセンがつぶやく。
「一気に殺るのが目的だろ!!」
そしてファイヤーを連れた暑苦しい男ロンザスだった。
「あれが・・・ファイヤー・・・。」
サトシがポケモン図鑑を開けたその時、図鑑から火花が出てきた。(図鑑は壊れてはないが)
「うわっ!?」
ヒカリも開けようとしたが開けるのをやめたのである。
「あ〜あぶねぇあぶねぇ。図鑑にジャミングをかけて置いてよかったぜ。」
ロンザスが言う。
「あいつらはいったい何が目的なんだ・・・。」
サトシがつぶやく。
「あ、そうそう。あの細目の兄さんに麻酔薬をかけておきました。」
サノオンが麻酔薬を持って言う。そしてタケシが木に縛られている姿見えるのであった。
「タケシ!」×2
サトシとヒカリが叫ぶ。
「心配する必要はありません。麻酔で寝かしてあるだけですから。」
ソルセンが言う。
「ムクホーク、ブイゼル、ヒコザル!君に決めた!!」
サトシがモンスターボール3個を投げる。そして3個のモンスターボールからはムクホーク、ヒコザル、ブイゼルが出てきたのであった。
「ピカチュウも頼むぞ。」
「ピッカ!!」
「ピカチュウ!敵戦闘方法が不明につき、かく乱戦法でいく!10まんボルト!!」
「ピイイッカ、チュウウウウウウウ!!」
ピカチュウが10万ボルトを放つ。
「電気対決とでも行かしてもらいますか。サンダー!リフレクトボルトレックス!!」
サノオンがサンダーに指示を出す。
「リフレクトボルトレックス!?」
サトシが聞いたことない技に耳を向ける。そして丸い電気の球がいくつか出てきていくつかが電撃を発射する。ピカチュウはかわそうとするがやっぱり当たってしまう。そしてピカチュウが一撃で戦闘不能に。
「ピカチュウ!!」
サトシがピカチュウの元に駆けつける。
「あらら?もう終わりなのかい?つまんねぇの。こんなザコいポケモンでキッサキジムを優勝しようなんて考えてんじゃんねぇよ馬鹿。こんなヘボい奴逃がしちゃえば。」
サノオンがピカチュウの悪口を言う。
「ピカチュウは俺の命より大切な仲間なんだ・・・。ここにいるみんなも命より大切な仲間なんだ!」
サトシが言う。
「へっ!調子にのんな!!雑魚(ざこ)がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!ファイヤー!フィンゴッドネル!!」
ロンザスが指示をする。
「フィンゴッドネル!?なんだ!?その技は」
サトシがまた聞いたことのない技を耳にするのである。そして巨大な火の玉を約2000個放ちそして小さな玉に別れサトシたちの目の前に投下される。
「俺は・・・生きる!!ブイゼル!みずでっぽうだ!!」
「ブウウウイッ・・・ブーッ!!」
ブイゼルがみずでっぽうを放ち火を消す。
「フリーザー、アイスノウズです。」
ソルセンが指示する。
「また聞いたことのない技・・・どんだけポケモンを道具として扱ってるんだ・・・。ポケモンは人間と生きるペットみたいなものなんだ!!それがわからない奴にポケモンに指示する資格などない!!ブイゼル!アクアジェット!!」
ブイゼルがアクアジェットでパワーをチャージしているフリーザーに立ち向かう。
「発射です。」
ソルセンが指示をしたらフリーザーは巨大な氷の玉アイスノウズを放つ。それがブイゼルに直撃。
「まだ全滅したわけじゃない!!ムクホーク!!ヒコザル!!頼んだぞ!!」
「ヒコッ!!」
「ムクホーッ!」
「ヒコザル!かえんぐるま!ムクホーク!つばめがえし!!」
「ムクォー!!」
ムクホークのつばめがえしがファイヤーに命中。
「残念だな。そんなポケモンじゃ俺のは倒せないぜ!」
ロンザスが言う。
「サンダー、リフレクトボルトレックスいっちゃってちょーだい!!」
サノオンが指示をする。
そしてムクホーク、ヒコザルが戦闘不能に。
「このまま仲間が全滅するのはごめんだ・・・。ヒカリ、援護を頼む!俺達の仲間やエテボースのためにもな!!」
「!!」
「あれ?そういえば?ポッチャマは?」
サトシが言う。
「さっきまでいたのに・・・」
「まさか!!」
サトシがロンザスたちのほうに視線を向ける。そしたらポッチャマがバブルこうせんで時間稼ぎをしている姿が見えた。
「ポッチャマアアアアアアアア!!」
「な、なんだ!?こいつ!?ファイヤーを追い詰めやがった・・・。」
ロンザスがポッチャマのパワーに驚く。そしてヒカリがモンスターボールを3つ投げ、その中からはミミロル、パチリス、マンムーだった。
「ミミ!」
「チパ!!」
「マンムゥー。」
「パチリス!ほうでん!!」
「チパアアアアアアアアアア!!」
パチリスが放電を放ちファイヤー、サンダー、フリーザーに命中するがまったくびくともしなかった。
「そんなほうでん、通用するか!サンダーもう1回リフレクトボルトレックス最大パワーで奴らを血まみれにしてやれ!!」
サンダーのリフレクトボルトレックスはミミロル、マンムーに命中。そしてミミロルは戦闘不能になる。
「あのデカブツ、フリーザーのアイスノウズで倒れるのは確定でしょう。フリーザー、アイスノウズをお願いします。」
ソルセンが指示をし、フリーザーがアイスノウズを放つ。そしてマンムー、パチリスが役目もなく戦闘不能に。
「ポチャ・・・・」
ポッチャマがフラフラになり倒れる。
「ポッチャマ!?」
ヒカリがポッチャマの元に駆けつける。
「ハヤシガメ!グライオン!君に決めた!!」
サトシが最後の希望のモンスターボールを投げる。
「ハヤシガメ!!グライオン!!ポッチャマの援護だ!!」
サトシがハヤシガメとグライオンにポッチャマの援護を指示する。
「ポッチャマ!逃げろ!後は俺達がなんとかする!ヒカリはタケシの救出を!」
「ええ!!」
ヒカリはサトシの指示に従いタケシを助け出す。
「ハヤシガメ!はっぱカッター!!グライオン!シザークロス!!」
「ハヤッ!!」
「グラァー!!」
グライオンとハヤシガメの連帯が攻撃が決まったかと思いきや、ファイヤー、サンダー、フリーザーにはダメージはなかった。
「ファイヤー!フィンゴッドネル!!奴らも焼き払っちまいな!!」
ファイヤーのフィンゴッドネルは焼夷弾みたいに投下され、グライオン、ハヤシガメ、そしてポッチャマも戦闘不能に・・・。
「全滅だと・・・・・・」
サトシが涙を流して言う。
「これが俺達ブラックナイトズの力だ!!今度は二人を血に染めてやるよ!!」
「ファイヤー!フィンゴッドネル!!」
「サンダー!リフレクトボルトレックスだ!!」
「フリーザー、アイスノウズをお願いします。」
そして同時に3つの攻撃がヒカリに向かってくる。
「ヒカリィィィィッ!!」
サトシがヒカリを横に突き飛ばす。そしてサトシの近くで大きな爆発が起こる。そしてさっきまでサトシのいた場所にはサトシの帽子、5個のモンスターボール、手紙(?)しかなかった。
「サトシ・・・サトシイイイイイイイイイイイイイイ!!」
ヒカリが泣き叫ぶ。そしてピカチュウがサトシの帽子の前に立つ。
「ピカピ・・・」
ピカチュウは悲しそうな表情を見せる。
「いてててて・・・・・・。」
タケシが目を覚ます。
「あ、タケシ・・・。」
「そういえばサトシはどうした?」
「信じたくないけど死んだの・・・・。」
ヒカリは涙を流しながら訳を話す。
「死んだ・・・!?つまり戦死って訳か!?」
ヒカリとタケシは敬礼をする。そして5個のモンスターボール、サトシの帽子を持ってポケモン軍の基地に行こうとしたその時タケシがヒカリを呼び止める。
「おい、これは手紙か!?」
「え!?」
ヒカリが驚き手紙を開く。

ヒカリ、タケシへ
ようやくこれを使うときが来たか。だが俺は死んではいない。生きているさ。
サトシより

短文ながらもヒカリは何度も読み続ける。
「あたし、サトシを探しに行く!!」
「おい、そんなこと言ったって手がかりすらないんだぞ!!」
ピカチュウがサトシを見つけたかのように走り出す。
「ピカチュウ、どうしたの!?サトシを見つけたの!?」
「ピッカ!!」
ピカチュウがサトシを見つけたかのように答える。そして大きな足音も聞こえる。
「あ!サトシ!!」
ザンガムPg-8、つまり間違いなくサトシであった。そしてPg-8がしゃがみ、右手をヒカリたちの前に出す。
「どうやらサトシは乗れって言ってるようだな。」
タケシが言う。そしてヒカリたちはPg-8の右手に乗る。
『いいか?Pg-8の親指にしっかりつかまってろよ。』
スピーカーからサトシの声がする。そしてPg-8が立ち上がる。
「わーきれい!!」
ヒカリが雪景色を見て言う。そしてヒカリがコクピットハッチを叩く。
「なんだ?ヒカリ?」
サトシがコクピットハッチをあけて言う。
「これ・・・」
ヒカリが5個のモンスターボールと、帽子を渡す。
「ありがとう、ヒカリ。」
サトシがお礼を言った後にヒカリはサトシを抱きしめキスをしたのであった。そしてサトシもヒカリを抱きしめキスをする。
そしてPg-8は基地に戻し旅をつづけるのであった。

seasonU『完』

[1323] サトシのすっごい経験 マママリオ - 2011/08/29(月) 00:41 -

サトシはイッシュの仲間とシンオウのポケモンセンターに来ていた。ヒカリもいた。
ヒ「サトシ、なんでわざわさシンオウに来たの?」サ「実は俺の家、火事で全焼したんだ。」ヒ「えっ・・・・」
ママはバリヤードとオーキド博士の家にいる。それで住む所がないんだ。そ・・・」
ヒ「じゃ、家おいでよ!」サ「いいのか?」ヒ「もっちろん!ママも迎えてくれるわ。」サ「サンキュー!」
続く。

[1325] ポケモン×銀魂 マママリオ - 2011/09/10(土) 23:17 -

サトシとヒカリとタケシはとある飲食店に来ていた。
サ「ハラへったー」
ヒ「あたしもー」
タ「じゃここで食べるか。」
サ、ヒ「さんせーい」
三人は入っていった。
新八「銀さん、お客さんですよ」
銀時「え、誰だ?」
神楽「全然見かけない奴ある!」
実は三人(銀魂の三人)はバイトしていたのだ。
サ「あの〜・・・」
タ「美しいお嬢さん!」
タケシは神楽の手を取っていった。
グレックルの出番が・・・と思ったがそうでもなかった。
神楽「変態!気持ち悪いある!銀ちゃん、こいつどうするあるか?」
神楽はタケシにチョップしていった。
タ「あだーっ!」
サ「すみません・・・」
新八「いいんです。それより注文は・・・」
神楽「うるせ!新八!全然よくないある!」
サ「天ぷらうどんで・・・」
ヒ「あたしも・・・」
タ「俺も・・・」
サ(二人共、凄い店入ったな・・・)
ヒ、タ(うん・・・)
新八「かしこまりました」
そう言って新八は料理場に走っていきました。




続く




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