新俳句やろう掲示板 (22Page)

みんなのハイセンタン（俳句・川柳・短歌）の広場で遊ぼうよ!（仲間募集中）
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秋葵

投稿者：彩音投稿日：2017年09月02日 (土) 00時59分 No.765

　オクラ咲くまあるい花から星生まる

　最後まで切るか悩めるオクラの実

オクラは英語,okraからそのまま名が付いているらしいのですが、何と漢字では秋葵と書くようです。
秋桜、秋葵、魅惑的な名ですね。
下のピンクの花はよく似ている形の芙蓉。同じ葵科です。お隣に咲いていたので盗撮しました。

投稿者：小千住投稿日：2017年09月02日 (土) 22時08分 No.769

都会の子は野菜の実がどんなふうになるのか知らないという話。
オクラのなり方を知っていますか？
そう訊かれて自分も見たことがないのに気づきました。
なるほどこんなふうになるのですね！
彩音さん、ありがとうございます。

　　咲き終へて空に向ひてオクラなる

　　萎めどもなお艶やかに花芙蓉

五度で二三度の旅の宿
投稿者：つばな投稿日：2017年08月30日 (水) 06時59分 No.763
	お久しぶりです。お盆や行事、来客が続き、低温と、雨の日の多さに出かけずに家の中で縫い物に、はまっていました。友や娘と五度訪ねしこの二年　奥入瀬ガイドも堂に入りたり壮大な三湖伝説愉しかり　地殻変動恋物語に義経もキリストすらも訪ね来し　語りているうち歴史となりしか旅の宿歌うに似合いの風情ある　名も良きかな千年の秘湯蔦沼の水面に映る空と森　絵心あらば描いてみたし十和田湖に投げて沈まぬおより紙　叶わぬとは無し神に任せよ

夏祭り
投稿者：小千住投稿日：2017年08月27日 (日) 12時15分 No.761
	立番の警官足元の蚊遣かな　残蝉の一匹の声闇のなか　頭抱へ最後まで食べるかき氷　浴衣着てしゃがむ男女の夏祭り

卓球

投稿者：小千住投稿日：2017年08月21日 (月) 06時48分 No.759

　
　白髪の白球を追ふ卓球場

　打ち込めど崩れぬフォーム夏の草

　七回も洗えば鯛や鰯天

　花の名を尋ねぬままに蕎麦喰へり

投稿者：あい。投稿日：2017年08月24日 (木) 17時22分 No.760
	負けて泣き勝っては泣いた甲子園

八月十五日

投稿者：彩音投稿日：2017年08月15日 (火) 22時56分 No.754

　終戦の日にミサイルを心配する

　初梨や水したたりて頬に浸む

　

投稿者：小千住投稿日：2017年08月17日 (木) 00時06分 No.755
	喰はれるため斃れし兵やインパール　　弾薬のごと兵を数えて作戦といふ　　敗戦の死者も隣に木下闇

投稿者：彩音投稿日：2017年08月17日 (木) 13時40分 No.756
	朝顔を食べる子飛蝗つぶす吾

投稿者：つばな投稿日：2017年08月17日 (木) 21時13分 No.757

毎月添削をしてくださる短歌の先生から「いちぜんめし」と言う戦場詠歌集をいただきました。関広範さんと言う僧侶の方のものです。紹介させてください。

思ほへばぼたんの花のつめたさを
　触りつつ銃の狙い定めつ
戦場といふ一点見据えつつ
　牡丹の花のなかに立つ
ぼたんくわの花見るさえも
　戦ひし日の蘇り来る
花の名のそのおほかたは知らずして
　戦にゆきし人ら還らず

短歌の先生は、80歳台男性。この本をいただいて社会的な視点の少ないわたしに喝を入れられたように思いました。

投稿者：彩音投稿日：2017年08月18日 (金) 22時10分 No.758
	帰宅して涼しい部屋で氷菓食べそれが私のしあわせの時つばなさんへ短歌も俳句も鑑賞は鑑賞で(良いと思うのですが）、この場では、これをしなくてはいけないと堅苦しいことは考えずに、その日その時感じたことを詠めばいいとおもうのですが。（　）部分を付け加えました。

蝉ファイナル

投稿者：彩音投稿日：2017年08月11日 (金) 14時26分 No.748

　死んだふり目覚めて彼方へ秋の蝉

昨日の夕方、二階のベランダで蝉が死んでいたけれど放っておいて、朝になって土に返してやろうと掴んだとたんジジジッーと大暴れ。
一晩ここで過ごしたのならと木に向かって放り投げたら一瞬にして遙か目の届かない方向へ飛んでいった。
なんか、蝉に騙されたようで、興味をもって、蝉　死んだふりと検索してみたら出る出る、そして蝉ファイナルという言葉で笑った。

投稿者：不知詠人投稿日：2017年08月11日 (金) 17時56分 No.749
	帰省中の山里には、蝉の合唱が響いており、題材に事欠かないのです。もや晴れて夢より覚めし油蝉蜩と一緒に急ぐ帰り道彩音さんの記述にあるような、死に際の蝉アタック、子供の頃に受けた経験あります！仮面様　蝉の死に際　ジストニア？

投稿者：つばな投稿日：2017年08月11日 (金) 22時34分 No.750

蝉ファイナル、蝉アタック、蝉爆弾、新しい言葉がどんどん生まれて来るのですね。娘達がキャーキャー騒いでいたことを思い出しました。

空蝉を集め数えし庭去りて
　今の庭には蝉の声なし

農薬の撒かれし庭の多くあり
　蝉の鳴きしは半世紀前

長袖の盆を迎えてひぐらしの
　大合唱はすでに終わりぬ

この地ではつくつくぼうしいない事
　知りてなつかしYouTube聞く

紫陽花も薔薇もまだ咲くこの夏の
　盆花育たず花屋のにぎわい

投稿者：あい。投稿日：2017年08月15日 (火) 09時16分 No.753
	雨上がりしわがれ声のセミが鳴き

巨大雲

投稿者：小千住投稿日：2017年08月13日 (日) 17時11分 No.751

　戦艦のごとき巨大な雲浮かび
　　あらためて知る空の大きさ

　激烈といえど治癒あり感染症
　　わがパーキンソンに遠く及ばず

投稿者：つばな投稿日：2017年08月13日 (日) 21時59分 No.752

この200年に、感染症のかなり多くは治癒できるようになったのにと、思うと忸怩たる思いは同じです。われのパーキンソンに遠く及ばずは、患者すべての思いを歌って下さったようにも思えます。
戦艦のごとき巨大な雲浮かぶ空は、果てしなき大海原のような、それよりも広い空に思いを寄せたスケール大きい歌ですね。

リハビリと続けしヨガも翌日の
　澱みとなりゆく病八年

息を吸いそおっと声出せカラオケの
　指導受けしも翌朝胸痛

クレオメの花火のような花姿
　見とれし我も風に揺れてる

納涼祭

投稿者：小千住投稿日：2017年08月08日 (火) 15時57分 No.745

　お揃いの花火の甚平兄弟なり

　仕事着を浴衣に替えて盆踊り

　納涼祭母に隠れるはにかみ屋

投稿者：あい。投稿日：2017年08月08日 (火) 21時01分 No.746
	かき氷あたまかかえて食べる父

投稿者：彩音投稿日：2017年08月10日 (木) 18時30分 No.747

　摩天楼真夏の空を突き抜ける　

数年前に解体したビル跡地に再開発という目的で建築中の高層ビルも、後数か月でようやく完成予定。

人々がここに集まり、どんな文化が生まれるのか、その場所で自分がどのように関われるのか、そこまで行く力はまだあるか、色々想いを巡らせた猛暑日の昼下がりでした。

蓮の花

投稿者：つばな投稿日：2017年07月31日 (月) 11時12分 No.735

凜と咲く淡きももいろ蓮の花
　微かに揺れる葉擦れの音と

匂うとは今さら知りぬ蓮の花
　嗅げずとしても近づいてみん

泥沼で育ちし蓮根掘るのかな
　花愛でつつも少し気になる
　
東北では、例年より２週間早い蓮の花の見頃だそうです。

投稿者：不知詠人投稿日：2017年08月02日 (水) 20時58分 No.738
	青森より　来し蓮便　薄紅これだけでは、なんなので苦笑。ちはやぶる　神が仏に　悪戯か？　蓮の根にこそ　穴ぞ開けたるレンコンの穴というのは、なぜだか、人々を魅了するようです。なかには、蓮根に穴を開ける人がいる！と、思っていた人も居るらしく。。。

投稿者：つばな投稿日：2017年08月02日 (水) 22時27分 No.739

詠む前に蓮根の歌を数首調べていた中で

蓮根を持ちて双眼鏡と家々を
覗き見し子は船長なるも

レンコンの穴の部分が好きだと言う
君のそういうところが好きだ

父十三回忌の膳に箸もちて我は喰う
蓮根および蓮根の穴を

など、ありました。蓮根の穴をいろんな視点で詠まれていますが、不如詠人さんの歌にある、蓮根に、穴をあける人がいるのではと考える方もいるとは驚きました。

単純に、蓮の花の下の蓮根が好物なので、気になりホームページをよく見ましたら…✌

四月には凍てつく池より蓮根を
　採りて授ける社に行きたし

茨城産と、加賀産、大阪産の蓮根以外食べたことがないので、みちのくの蓮根を食べたいなあと、正に花よりだんごならぬ花より蓮根なのでした。

投稿者：彩音投稿日：2017年08月05日 (土) 13時46分 No.743

　微笑みの国の人々蓮を持ち仏に捧げる姿麗し

　蓮の実の穴に細工を詰め込めば鼻むず痒しくしゃみを誘う

画像は「蓮の実　ちりめん細工」で検索してお借りしたものです。

実際私は作っていない、母が知人から頂いたものを思い出して、自分で作ったふりをして詠みました。

蓮の実と言っても正式には花托というそうです。
通称蜂の巣、蓮の語源という説もあるそうです。

昔、タイの寺院で私も蓮の花を買って、仏像に捧げ手を合わせた思い出があります。

投稿者：つばな投稿日：2017年08月07日 (月) 06時42分 No.744

自らへのres.２回は恥ずかしながら…

善哉に蓮子を加わえほくほくの
　薬膳スィーツお肌すべすべ

和久傳の西湖のおもたせ急ぎ足
　つるりと食べて涼をいただく

蓮根をすりて作りし自家製の
　れんこん餅の見映えイマイチ

蓮の花の美しさ、聖なる花への憧れのような事を詠みたいのですが～💦

　

MIKOさんの代理投稿

投稿者：つばな投稿日：2017年07月25日 (火) 15時49分 No.720

この掲示板を紹介したら、さっそく写真を送ってくれた方の川柳です。

昨年の敬老の日に、書いたもので、菊の花は、自分で折られたそうです。

投稿者：不知詠人投稿日：2017年07月31日 (月) 06時13分 No.733

また秋で怒られそうですが。。。

金色の　稲刈る祖父を　懐かしむ

自分の祖父祖母も、こんな気持ちだったのかなと、思いを馳せつつ。

ところで、このお孫さん、勝手に異性の孫のような気がしています（祖母なら男孫）。長生きではなく、若さを求めてしまう。なんだか「色っぽさ」を感じます。

投稿者：彩音投稿日：2017年08月03日 (木) 12時10分 No.741
	小千住家から来た朝顔団十郎です。今年は去年よりは少し上手に咲かせられました。嬉しくなって久しぶりに筆ペンで書いてみました。一発投稿です。

投稿者：小千住投稿日：2017年08月03日 (木) 21時24分 No.742
	種子分けし朝顔開花の知らせなり　今年から友よ咲かせよ団十郎　ピルケースで旅せし種子や大輪の花　わが種子はケースに眠り夏を越す

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