ワン公に引かれて休まず朝散歩

　詐欺メイク19に化けた90の婆

　つなぐ手も熱き残暑の上皇夫婦

　若者よ昔はわたしも若かった

　「いえいえカラオケ嫌ですねん」と
　　　　
　　　　　いってた爺さんマイク離さず

　
　枯れてまた美しきかなかすみ草

　あじさいが毎朝違う色で咲く
　　　　　　　知っているのか心模様


　　ど素人が書きました。
　　毎朝の気分の違いをあじさいの色に
　　たとえてみました。

地方都市に住む、父の兄弟7人の内の末の妹で最後の一人になってしまった叔母が、短歌に川柳、水墨画、貼り絵を趣味にして退屈する暇がないと言いながら、新聞の俳壇で五度目の一席をゲットしたとの情報を、新聞の切り抜きを添えて、近くにいる従姉妹が手紙で知らせてくれた。

　　絵双六おくのほそ道たどりけり

絵双六。昔子供向けの雑誌の付録に付いてきてお正月に遊んだこともあった。

芭蕉の足跡をさいころを転がして進んだり戻ったりするのだろう。

風流な遊びが昔はあったけれど、今、スマホのゲームに「絵双六奥の細道」を見つけてびっくり。

私も奥の細道を１０年以上前に買いました。
「えんぴつで書く奥の細道」
ＰＤで字がヨロヨロしてきたので文字の練習と内容への興味もあったので始めましたが、日光辺りで立ち止まってそのままにしてあります。

９４歳の叔母に元気を貰って少しは、綺麗なまでは行かなくても読める文字を書けるように心掛けたいです。

　叔父叔母に面影辿る春彼岸

　来月の祝日父の誕生日


　2月23日は、天皇誕生日で祝日です。
　
　父の誕生日も同じ日です。81歳になります。

　車が大好きで、もちろん運転の仕事をしていました。

　今は、家族（母やわたし、わたしの娘）のドライバーを

　してくれています。

　

　一年一度もらって嬉しい年賀状

　
わたしが10歳の頃、小豆島のホテルでたまたま同じ
エレベーターに乗り合わせたというだけでお友達に
なった、当時20歳のお姉ちゃん。
あれから45年。たまに暑中見舞いは書くものの、
全く年賀状だけのお付き合い。
佐賀県と京都（わたし）で、一度も会うことなく、45年。
記憶の中のお姉ちゃんは20歳のままです。

　白夜ありつるべおとしあり夜はふける

睡眠を日の入りに例えてみました。
今は秋本番。
日が傾いたと思うとあっという間に暮れてしまいます。
以前、コペンハーゲン発、成田行きの飛行機、左窓側の座席に座った私は、いつになったら日が沈むのかと時々そっと窓をほんの少し開けては暗くなるのを確かめようとしたら、シベリア上空まで、日本海にでる手前までそのままでした。

先日。寝そびれて朝まで一睡もできなかった分、翌日の夜は数秒で眠りについたということがあり、こんなこともありかと思いながら、懐かしい思い出が蘇えってきたことを、五七五に表してみました。

　不苦労やああ福来朗や福老や

細かい雨のしとしとと降る土曜日の朝、今日は洗濯はさぼろうと朝食後の休憩で居間の椅子に座りかかったと同時に窓の外の物干し竿に中くらいの、ヒヨドリよりも少し大きな鳥が止まった。

雨で寒いから羽根を膨らませているようだが初めて見る鳥。
こっちに頭を向けたままキョロキョロするだけで飛んでいかない。
山里で生まれ育った夫に見てもらうとみみずくだけど耳は濡れて見えないのでは、と言う。

それって夜行性ではないの？
半信半疑でかれこれ３０分間見入ってしまったがその間、一歩も動かないで止まっている。
さすがの私もこれ以上は座っていられなくなりそろそろと思ったと同時に鳥も羽ばたいて飛んでいってしまった。

フクロウね、こんな庭に朝から来たのは迷ったのかなとささやかな出会いにドーパミンのでる感じがした。

一夜明け、今日ネットで調べたら顔はフクロウの輪郭とは少し違っていたけれど茶色の斑点模様、尾のながさなどよく似ている物があり。やはりフクロウだと確信、

思いがけぬ出会いに長生きはするものだとコロナや世相などでウンザリしていた心にパッとほのぼのした灯りがついたような気がした。

俳句はそのまんまです。

ふくろうにハマりそうです。縁起物、また雑貨が増えそう。

山を乗り越える人、乗り越えない人、いろんな人がいる


元気や勇気をもらうのは自由だが、
それらを与えるために生きているわけではない


雑草だって　森の緑


ひとりひとりに　ひとつの命


形あるものだけが目に見える

彩音さん、あい。さん、こんばんは。
要介護３、身障者手帳２級。私は進行期まっただなかです。

あい。さんの投稿から、PDハウスから出て、自宅生活に戻る人もいるとしりました。行き止まりではないんですね？
リハビリもいいのですか？

　蝉の朝海のごとくに広がりぬ