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[ No.6283 ]
投稿者:
2025年09月18日 (木) 06時23分 |
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アリオン続き・・・
半年間の訓練に出たアリオンに遂に会える日が来ました。 正確には会える訳ではなく、遠くから訓練の結果を観る コンテストみたいなものです。
家族が一丸となってアリの晴れ姿を観に出かけました。駐車場に到着して すごい人だかりにやられますが(笑) あ〜きっとあのかたまりの中にコースがあるんだな〜と 思い近づいて行くと・・・ たくさんのシェパードだらけでした。 全員(全犬)ビシっとしています。
それがなんと!!!!わし分かったのです!! 「あ!アリだ!」っと叫ぶと同時に アリの方も我が家を分かったらしく、杭に繋がれているのですが、サクっと立ち上がったかと思うと 「ウォォォーーーン」とないたかと思うと まるで野良犬のごとく激しく動き、遂に杭まで外して(笑)一目散に父目掛けて走って来ました!笑笑 犯人目掛けて走るんじゃなかったの?みたいな・・笑 父に飛び掛かり舐めまわし、おだっておだって(笑) ワンコ丸出し! 半年間の訓練は何だったの?みたいな〜笑
そして発表会でも 正しく歩く!走る!綺麗な立ち姿! 全てが水の泡でした・・・・大笑! とにかく指導員の言うことは一切聞かず 父だけに目線が行き、おだっておだって(笑) 終いには指導員のリードも外して、父の元へ走って来て 失格・・・・・大笑! 体格の良かったアリは、こう見えても頭も非常に良かったので、かなりの期待の横綱候補でしたのに(笑) コンテストどころか失格・・・・ あの日我が家が観に行かなければ、アリオンは警察犬になっていたと言われました。 が!!!我が家としてはアリと離れずに済んで アリの命が尽きるまで父と一緒に過ごすことが出来て良かったです。 あ〜〜〜泣ける・・・今でも泣ける・・・(T_T)
アリオンの最期は当然ですが父が看取りました。 身体がデカかったので 父しかアリを抱き上げることも出来ませんでしたので 亡きがらも父が抱いて運びました。
既に大正末期に住んでいたわしに電話が来た時に すぐにピンと来たわしは 亡くなったことを隠そうとした母の電話を切るなり 汽車に飛び乗って実家へ帰りました。 すると犬小屋の中で父が泣いてました。 父と二人で男脳同士大泣きをこいて、犬小屋で大泣きをこいてる父娘をそっとしておいてくれた母ですが あまりにもいつまでも泣いてるので 「あんたたち!いい加減にしなさい!」と言われ 2人で犬小屋から出て、酒を酌み交わした!という・・・ アリへの献杯でした。 その後も色々なペットを飼いましたが 我が家にとってアリオンほどめんこい自慢のワンコは おりませんでした。 たとえ失格になっても(笑)アリとの思い出だけで 今月イッパイカキコ出来るほどです(笑) アリの誕生日は、2月22日でした。ニャンコの日に 産まれたワンコでした! わしにとって2月生まれというのは何故こんなに縁があるのでしょう〜笑笑 如月・・・月の如く・・・ |
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