これはミズキのお話

ミズキはジョーカーを引いてしまった

「ミズキの負け」
一条ゆかりが言う

「じゃあ脇の下行こっか」
桃子が言う

「でもミズキ気絶しちゃわないかな？脇の下じゃ」
一条ゆかりが言う

「うんミズキ」
桃子が言う

「大丈夫だよ」
ミズキが言う

「じゃあ軽く足裏だけで」
一条ゆかりが言う

「くすぐらないの？」
ミズキが言う

「芸能孤児は危険だらけだ」
一条ゆかりが言う

「ミズキ」
フレイ様が言う

ミズキは脇腹をくすぐられる

「きゃっ」
ミズキが言う

「何てねご飯行こうよ実はレストランあるんだよ」
桃子が言う

「うん……………………………………………」
ミズキは違う自分を思い浮かべつつ建物を出る
そして………………………………………………
レストラン
「小倉の事だけどさかっこいいよね」
ミズキが言う

帰ったらツタヤ寄るけど

「賛成」
ミズキが言う

ツタヤじゃなくてラーメン屋

「こんな美味しいのが5円」
ミズキが言う

ミズキは豚骨ラーメンを食べる

ぶえっ
ミズキはいきなりラーメンを吐く
ミズキは何かに取り憑かれたように芸能孤児施設へと走る

「桃子ごめん私幻覚見てて処刑になるの忘れてた」
ミズキが言う

ミズキは自分で服を脱ぎ全裸になり
自ら万歳をして手錠をされる

「次ミズキの番だよー」
「はーい」
ミズキの脇腹を手が覆い始めるがミズキは笑顔だった

「きゃあはははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキの脇腹に物凄いくすぐったさが襲う

ミズキの脇腹に物凄いくすぐったさが襲う
耐えられないくすぐったさの中チャンスを見つけては堪えるが
2秒がやっと

「きゃあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

ミズキの脇腹を手や指が激しく擦る
その度にミズキの脇腹に死ぬようなくすぐったさを与え続ける

「きゃあははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキの脇腹を手や指がくすぐるが時間が経つごとに手や指は脇腹を手で擦ったり指に変えてくすぐったさを変えて苦痛を変えて慣れさせない

ミズキは体のくすぐったさから少しでも逃れるように顔を斜め上に仰いで笑い狂う

「きゃあははははははははははははははははははははははははきゃあははははははははははははははは」
ミズキが言う

ミズキの脇腹を指が軽く突っついて
ひとまず終了
「フゥッ……………………せっかく気持ち良い笑いができてたのに」
ミズキが言う

ミズキの脇腹を手や指が再びくすぐり回す

「きゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「ミズキミズキ休憩休憩」
桃子が言う

「ふうっまだまだくすぐられてたかった」
ミズキが言う

「休憩と言ったって10分とかじゃないよ？」
桃子が言う

「私寝てよ」
ミズキが言う

ミズキの前で真っ暗で静かな時間が流れ続ける
とても心地いい時間だ

ミズキの目の前を流れる真っ黒い時間は終わる事はなかった
その隣を友達が見守っている

ミズキは寝てる最中に森の感じや海の感じがした

「ずっと寝てていいからね」
桃子が言う

「休憩終わりだよミズキは休んでて」
桃子が言う

「こちょこちょの刑休憩だよミズキまだ寝てるお弁当の時間だよ」
桃子が言う

「こちょこちょタイム終了はいレッスン終わり」
係員が言う

しかし
ミズキの手錠の鎖を解こうとすると必ず誰か死んだり本人が突然笑い出して
解けない

「やーーーーー」
ミズキが言う
突然脇腹に物凄いくすぐったさを覚えて動けない

指がいきなり吟味や物色するような体の触り方をする
ミズキの腹部をつねったりほっぺつついたり
手がグッドのポーズを取ると手錠が取れて解放される
しかし…………………………………

「ミズキは今日お肉になることになることになりました皆様川崎ミズキさんの偉大な死に感謝を」
司会が言う

ミズキは丸の真ん中に立たされると
何も知らないまま上から落ちてくる丸太に押し潰される

ぺったんこにされたまま意識があるミズキ
そのままローラーでこねられて
うどんにされてしまう

「ミズキ出番だよ寝てないで」
桃子が言う

「何年寝てたんだろ」
ミズキが言う

「くくっきゃははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「きゃあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

特に腋の下の付近の脇腹が非常にキツく
ミズキに絶え間ない苦痛を与え続ける

「きゃあははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「きゃあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「きゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははくくくっくくくくくく」
ミズキが言う

「きゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「きゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

「きゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ミズキが言う

くすぐりからは解放されたが
電気あんまだった

全裸でビスを手中に固定され(足も足首から太腿まで全部)
電気あんまされるミズキ

「本当だったらもううどんなのにね」
係員が言う

100倍のくすぐったさのこちょこちょが動けないミズキの全身を

「ぎゃあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははいやああああああああああ」
ミズキが言う

ミズキは全身から耐えられなく涙が止まらない
指だけでも地獄なのだ

「ミズキは幸せだね」
桃子が言う

「ぎゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははくすぐったーい私掖だめーー」
ミズキが言う

桃子達が手を叩く
「頑張れここ終わったら念願の失神が待ってるぞ」
桃子が言う

「きゃあはははははははははははははははははははははは…………………………………………………(失神)」
ミズキが言う

「川崎ミズキ7歳呼吸が停止確かに死亡を確認」
確認者が言う

ミズキは空から自分の家や近隣を見る
だか誰も悲しんでるものはいなかった
ミズキの姉は死亡保険が入るとウハウハでミズキのことなんか考えてもいない

実力で勝ち進んだ平凡な家庭の子川崎ミズキ
しかし最後は処刑されてしまった

あの世
「最後の方どんな感じだったの？」
芸能孤児が言う

「えへっ最後の方はもう耐えられないの嵐」
ミズキが言う

「ノルマがある耐えられないポイントが一定ライン超えてなかったらやり直し」
審判が言う

「情けない顔断末魔の笑い声悶え方最初から100点満点天国へ行っていい」
審判が言う

かた
死神に肩叩かれる
「情けない顔してなかったら今地獄だった」
死神が言う

「えへっみんな………………………………ひええええええええええええ地上に引っ張られるー」
気が付いたら手錠されてる時に戻る
「えへっただ今桃子」
ミズキが言う

「どうせ帰ってくると思って死体外してなかったし誰も解放されてあげなかったよ」
桃子が言う

そして
「ベッドの上が気に入らないミズキはよく寝れるよ」
桃子が言う

「君達は何をしても自由だもう大人だ」
教員が言う

「よくぞ皆さん今日まで乗り越えてきたさてレッスンだけど」
教員が言う

かつては1000人を超えた芸能孤児が今は死刑やら何やらのせいで
100人以下まで減っている
また死刑の話が……………………

「先生このお肉カパカパて言うかミズキおめでとう」
芸能孤児が言う

「頑張って小倉淳を倒そうみんなでそれでみんなでお母さん達のところに帰ってただいまって言ってもらおう」
芸能孤児が言う

「うんそうだねみんなで頑張って芸能人になろう」
ミズキが言う

「みんなで誓い立てようこれ持って」
桃子がボール持ってくる
それはスイッチを押すと映像が飛び回るおもちゃ

「ミズキは真ん中真ん中主人公っぽいアングル主人公っぽいアングル」
桃子が言う

いつのまにかビジュアル変わった菊池桃子は
カッコつけてボールをかざす
ミズキも送れてかざす

「私たち3人の絆は壊れない」
誓いを立てる
3人が手を重ねる
終わり