タイトル:コードギアス 追憶のエミリオ MEMORY−7 ウスリー上空 V |
SF |
「レオーン!」
声と共に飛び込んでくる、一機のヴィンセント!
それをすんででかわすモルゴース!
「く! ソレイシィか!?」
ギリギリで地上に不時着したヴラッドフォードとモルゴースの間に立ち塞がるヴィンセント!
(インペリアルガード風情が! ラウンズ級と呼ばれていた、私にかなうと思ってんのかい!)
(関係ありません! 夫を守るのは妻の役目です!)
(ああそうだったね! そういや一年前もいたか! 要するに子供はまだってことかい!)
(関係ないでしょう!)
(は! 上手くいかないもんだね! こっちなんか、あっちこっちで無節操に作りまくりのクズがいるってんのに!)
(ええ!?)
(こっちの話だよ!)
激しく空中で撃ち合い斬り合う二機!
しかし技量と性能で次第に押されていくヴィンセント!
その中でブレイズルミナスフィールドで弾き飛ばすモルゴース!
(もらった!)
その時!
襲い掛かる巨大なビーム奔流!
「ハドロンブラスター!?」
ギリギリでかわすが、その圧力で大きく押し退けられる!
遠距離からこちらを見据えている二機のKMF。
こちらの方を向いて巨大砲を構えているゼットランド・タイタン。
反対方向に備えるシルフィード・オズマ。
(大丈夫かにゃ。下はー)
(しょうがないだろ。いまはあっちが優先だ)
空中での喧騒を見つつ、地上で集結する、四つのリングス機。
(おいおい。どうするツヴァイ。フィアーの奴。やっぱり頭に血が上りやがった)
(かといって。いまジーベンみたいな「緊急停止」を掛ければかえって危険だ)
(ああ。分かってるさ)
(…)
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JIN 2019年07月17日 (水) 11時51分(90) |
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