タイトル:コードギアス 追憶のエミリオ 原案集 |
SF |
[36473] コードギアス 復讐のエミリオ (ブリタニア編) JIN - 2012年09月23日 (日) 22時53分
新生ブリタニア合州国
旧ブリタニア帝国崩壊後に成立した後継国家。 シャルル時代以後に拡大した植民エリアを一旦全部放棄したものの、再び結合を望んだエリアもあり、その版図と規模は未だに世界でも最大最強。 (「合州国」の由縁は、広大な旧版図を幾つもの「州」に分割し、再結合を望むエリアも同等の「州」として受け入れやすくするため。) 旧帝国と比較して最大の相違は、構成人口の大幅変動。 これまでの長期に渡る戦時消耗sだけでなく、それまでの特権などの地位回復が不可能となった、旧貴族層などがアーブに流出した後を埋めるように、独立した各エリアから追われた、名誉ブリタニア人や協力者たちを受け入れ、それによって過去以上に雑多な民族構成を持つようになっている。 ただし、そのため同時に超民族的な統合の象徴が必要となっており、試験的に導入された民主政体の上に、本来は旧帝室系の復興支援団体でしかないはずの「CRC」が一種の院政機関として、事実上の君臨を行う形となっている。
正統ブリタニア連盟
通称「連盟」。要するにブリタニア版の日本解放戦線。 悪逆皇帝の暗殺後も、大赦や補償は行っても旧特権の回復は行おうとしない、新体制に不満の国内残留の旧特権階層が結成した物で、一応はアーブのテレマコス皇帝を支持する姿勢をもっているが、その最終目的は旧帝室の専制権力に翻弄された、自分たちがより有利な貴族主導の形での旧体制回復にある。 かつて自分たちが「間借人」呼びしていたユーロ・ブリタニア主導のアーブに参加するのを良しとしなかった者たちでもあり、取り敢えずはアラスカ地域を中心に武力割拠している形となっているが、アーブのような開発システムを持たないため、アーブへの移住と合衆国への屈服の双方において、次第にその勢力を衰退させつつある。
自由ブリタニア同盟
いわゆる旧帝国時代以来の、共和主義者の組織で、通称「同盟」。 元は地下組織であったが、新体制後における結社の条件付自由化で公然浮上。 その表面的な目的は「早急な完全民主化の実現」であるが、当然に自らが権力を握ることを野心家もあり、内部的には多くの派閥に分かれており、「現体制の転覆」という意味で、民主体制のユーロピアだけでなく、「連盟」やアーブと手を組むのも辞さない者もいる。 また戦後の旧名誉ブリタニア人の流入にも快く思わない者も多く、一種の「民族派」的な要素も強まりつつある。
[36477] JIN - 2012年09月24日 (月) 22時58分 ギーゼル・エイゼンシュタイン
35才。男性。正統ブリタニア連盟代表。 テレマコスの守役にしてアーブ宮内総監である、エーリカの異母兄で公爵家の当主。 アーブの設立に参画した異母妹と異なり、あくまで旧帝国貴族の代表としてアラスカに踏み止まる。 テロを含め、あらゆる反合衆国の動きに関わるが、状況的にはますます苦しくなりつつある。 よって権力基盤の強化をも必要とする、エーリカからのアーブ合流への誘いを幾度も受けているが、本人的には、むしろアーブ帝国を利用して、少しでも旧帝国を回復しようという野心を捨てられない。
声のイメージ/井上和彦。『銀河英雄伝説』ダスティ・アッテンボロー、『機動戦士ガンダムAGE』フリット・アスノ。
シーリス・エイゼンシュタイン
13才。女性。ギーゼルの娘で、エーリカの姪。 テレマコスとは幼馴染でもあり、相当な美少女であるが、昔から恐ろしく気位が高い。 そのせいか相手が皇帝になっても態度を改めないが、これは父と同様、アーブ帝国を認めていないためで、旧帝国と比較して、その何もかもを二流の紛い物とばかりに馬鹿にしてやまない。 また嫉妬心も強く、叔母以外の、テレマコスの周囲の女を全て毛嫌うが、同時に浮気者でもあり、美形に目が無く、自分に関心を示さないレイに逆恨みの感情をも抱く。
声のイメージ/釘宮理恵。『ハヤテのごとく!』三千院ナギ、『機動戦士ガンダムOO』ネーナ・トリニティ。
[36478] 白執事 - 2012年09月24日 (月) 23時58分 設定模索の為に幾つか質問です。
@ナナリーは原作ラストに次代皇帝に就任していましたが、この世界観では合衆国ブリタニアの皇帝に即位しているのですか?
Aゼロ=スザクという事実を知っているのはカレン達だけで主人公エミリオ達は知っているのでしょうか?
Bできれば原作キャラ達が合衆国ブリタニア・超合衆国連合のどちらに属しているのか知りたいです。
上記の点をよろしければお教えください、キャラ設定の模索に活用したいと思います。
[36479] JIN - 2012年09月25日 (火) 12時37分
基本的には小説版ナイトオブラウンズの最終編で描かれた、戦後世界をベースにしています。
あと『亡国』で初めて思い付いた、アーブ関係を除けば、かつてメイン掲示板で載せた諸設定もベースにしていますので、取り敢えずはこちらも参考にされてください。
@ラウンズ小説によれば、ナナリーは帝位に付かず、旧帝室財産を基盤に作られた、復興支援団体「CRC」の代表になっています。 一応、本人的には一応の処理が終わり次第、隠棲する志望があるみたいですが、政治状況的に、あるいは象徴的な皇帝に将来就く可能性も無くは無いと。
A基本的に、かつてのスザクを知る者を中心に、新たなゼロの正体は実際的に広く知られているという感じです。 ただしそれを口にしたり、問題にしても誰も得をせず、むしろ政治的に著しく事態を面倒にするだけのため、基本的にはそれに触れないという暗黙の了解が成り立っているというかで。
B一応の主要区分は
ブリタニア…ナナリー、シュナイゼル、カノン、ロイド、セシル、ミレイ、リヴァル、ニーナ、ジノ、コーネリア
超合集国(特別区)…神楽耶、カレン、ラクシャータ
日本…扇、藤堂、千葉、玉城、ヴィレッタ
中華…天子
アトランティス…ゼロ
といった感じです。
|
JIN 2019年05月01日 (水) 19時49分(59) |
|