[36458] コードギアス　復讐のエミリオ　（アーブ編）
ＪＩＮ - 2012年09月18日 (火) 19時24分
　ユーロ・ラシア・ブリタニア評議帝国（Ｕ・Ｒ・Ｂ）

　本来は旧中華連邦とユーロピア連合の長き係争地帯であり、後に旧ブリタニア帝国によって征服占領された、ウラル西部からシベリア、ベーリング海に至る、広大な北ユーラシアに建設された新国家。
　悪逆皇帝の内部粛清を逃れた旧貴族層と、先代皇帝シャルルから既に現地の統括を委任されていたユーロ・ブリタニアが手を組み、亡き第一皇子オデッセウスの息子テレマコスを皇帝に擁立することで成立。
　未開拓の巨大資源を擁するも、表面的には不毛の大地の開拓を促進するために、一種の競合分権体制が取られている。
　国家の基幹である幹線網を除く、各地の運営はそれぞれに入植した貴族層に大幅委任されており、その利害調整など、国家の最高意思決定は、各地の代表が集う皇帝臨席の「神聖評議会」において決定されている。
　軍事機構としては、各地の入植地単位に私兵軍が認められているが、旧ユーロ系が結集した「大中央騎士団（グランド・セントラル）」が中核を占め、少数精鋭の即応部隊としては、旧ラウンズの後衛である「ナイトオブリングス」が機能。
（また幹線ルートを防衛するための、「重機甲守備隊」も存在する。）
　その由来からして、中華やユーロピアにとっては回復すべき失地なわけで、成立間もない時点において双方からの攻勢（ヴォルガ戦争＆ウスリー戦争）を受けたが、それぞれに跳ね退け、超合州国本部と「零の騎士団」の介入調停で成立した停戦協定によって、事実上の国家承認を得ることと共に、有事システムの基幹を確立させる。



　エミリオ（エミリア）・バーンスタイン

　１８才。女性。アーブ帝国近衛軍団ナイトオブリングス所属。ナイトオブジーベン。
　二年前のルル−シュの「皇帝革命」において反抗し、族滅された名門バーンスタイン侯爵家における唯一の生き残り。
　皮肉にも（迫害の理由でもあった）庶出であったが故に処罰されず、見逃されたわけだが、殺された家族の復讐を誓い、アーブに流れ着く。
　本来は資格無き庶女子であるが、アーブ内部の政治バランスもあり、最高評議会議長ティベリウスから他に後継者のいないバーンスタイン家の新当主と認められ、初陣のウスリー戦争で示した、その卓越した武術の才能から、新設の「ナイトオブリングス」の一人にも加えられる。
　悪逆皇帝以上に、家族を粛清した直接の執行者でもある、ナイトオブゼロを憎悪しており、それが故に禁断の「ジーベン（セブン）」を敢えて身に付けている。
　（実は悪逆皇帝暗殺計画の際に、ナイトオブゼロを誘惑する役を父から命じられたとされており、一部からは「裏切りの騎士と寝た女」とも噂されている。）
　操るＫＭＦは「ファタ・モルガーナ」。

　声のイメージ／佐藤利奈。『マリア様がみてる』武嶋蔦子、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』ナトーラ・エイナス。



　テレマコス・ウ・ブリタニア

　１０才。男性。アーブ帝国初代皇帝。
　ダモクレスのペンドラゴン破壊によって死んだ、オデッセウスの息子。
　早くして亡くなった母はユーロ系貴族出身であり、父の死の時点では欧州にいて難を逃れ、後にティベリウスらの手によって初代のアーブ皇帝に擁立される。
　父譲りか、とにかく賢か愚か外見からは全く読めない。
　ただし非常にマセた一面があり、何故か気に入っているエミリオに「皇后になりたい？」と言ったりもする。

　声のイメージ／山本和臣。『Another』望月優矢、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』キオ・アスノ。



　ティベリウス・リチャード・ハイランド

　２８才。男性。アーブ帝国神聖評議会議長兼軍事総監兼文化総監。
　先代ヴェランス公オーガストの異母弟。またシュナイゼルとは母同士が姉妹であり、どことなく雰囲気も近い。
　旧ブリタニア帝国崩壊の後、彼自身をユーロ系の王に推す声もあったに関わらず、敢えてテレマコスを擁立することによって、旧ブリタニア系を取り込んだ新帝国の輪郭を作り上げる。
　バランス感覚に長けた能吏タイプで、内外の動きを同時に睨み、時には慎重、時には大胆。
　人当たりもよく、非常にモテるが、なぜか一切の浮いた噂が無い。

　声のイメージ／竹本英史。『キン肉マン二世』キン肉アタル、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』セリック・アビス。



　ローランス・ジョージ・ヴァルトシュタイン

　２４才。男性。アーブ帝国近衛軍団ナイトオブリングス所属。ナイトオブアイン。
　ティベリウスの従弟に当たり、事実上最後のナイトオブワンにして、子供を持たず戦死した、ビスマルク死後のヴァルトシュタイン家に死後養子で入り、従兄の名代役としてナイトオブリングスのリーダーの座にも付く。
　戦士としては強力有能でリーダーシップも高いが、テレマコスのようなこまっしゃくれたタイプを苦手かつ嫌っており、その度に尊敬する従兄から窘められている。

　声のイメージ／寺島拓篤。『剣聖のアクエリオン』アポロ、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』デシル・ガレット。



　※　自分的にも自信作の「最後の辺境帝国」。

　直接のモデルは、元から個人的にも関心の高かった、中世中国の「東晋」王朝。ティベリウスについても、その初代宰相にしてバランス政策の達人として知られる「王導」を意識しています。（当然にローランスは「王敦」）

　ちなみに初代皇帝である「元帝」は、即位の時点で四十を超えていたので、こちらは敢えて「少年」に設定し直しました。





[36462]
RANGE - 2012年09月21日 (金) 22時58分
とりあえずキャラ投下といきます（どれくらいの人がキャラ出してくるかなぁ）。

　ミンク・ハミルトン
　16才。女性。バーンスタイン家に仕えるメイド。
　エミリオの身の回りの世話や、掃除、洗濯、炊事、付き人などあらゆる家事や雑務をこなす（ただし、戦闘はできない）。
　幼少の頃からバーンスタイン家に仕えており、エミリオの事も庶子であることも特に気にせず主として接し（ほとんど彼女の専属メイド状態だった）、バーンスタイン家が取り潰されてからエミリオが新当主となるまでの間も彼女を支えていた。
　少し天然の入った穏やかな性格で、差別や偏見という考えは持ち合わせておらず、誰に対しても人種や身分を問わず平等に接している
　また、エミリオの事を主として慕う一方で、大切な友人としての感情も抱いている。
　
声のイメージ／豊崎愛生。『けいおん！』平沢唯、『とある科学の超電磁砲』初春飾利。


　続いて二人目投下です。

　ジル・A・マニゴルド
　３０才。男性。アーブ帝国近衛軍団ナイトオブリングス所属。ナイトオブツェーン
　元ブリタニア軍人で、数々の戦地で合法的（いろいろと理由をでっち上げたり、情報操作、捏造等を行ってきた）に殺戮（その中には表に出ないようなものもある）を指揮していたのだが、　悪逆皇帝即位の際には、これまでの行いを問いただされ、国外逃亡をし（そのためフレイヤから逃れることができた）、欧州に潜伏した後に、アーブへ渡り軍に入る。
　入隊後はこれまでの功績から部隊長に任命され、ヴォルガ戦争、ウスリー戦争においても功績（この戦争でも多数の虐殺を指揮した）を立て、新設の「ナイトオブリングス」の一人にも加えられナイトオブツェーンに任命される。
　己の快楽の為に殺戮を行っているのだが、その本意は基本的には表に出さず、表向きには適当な建前を並べている。
　ルキアーノとはかつて同じ部隊に所属していた時期もあり、意気投合していた模様。
　ミドルネームの「A」はアルタルフの略である。

　声のイメージ／中井和哉。『ONEPIECE』ロロノア・ゾロ、『戦国BASARA』伊達政宗。






[36463]
ＪＩＮ - 2012年09月22日 (土) 00時03分
　どうも早速ありがとうございます。早速ネタを思い付いたのでギャグでやらさせていただきます。

　一時に比べ、すっかり低調になった、この板の活性化の役に少しでも立てられれば幸いです。



　
　エーリカ・エイゼンシュタイン

　２９才。女性。アーブ帝国宮内総監。
　テレマコスの最側近として、「外朝」のティベリウスと並んで「内朝」を取り仕切る。元はオデッセウスの乳母子にして、その秘書長。
　とにかく少女時代から恐ろしいくらいの切れ者であり、早くから神童の名が高かったシュナイゼルに比べ、とかく凡庸無能とされたオデッセウスがそれでも後継者レースの首位を維持し続けることが出来たのは、彼女の超人的なまでの奔走と努力によるとも言われていた。
　悪逆皇帝即位の際には、テレマコスと共に欧州に滞在していたが、それ以降のオデッセウスの異常を見抜き、帰国命令を拒否する。
　旧ブリタニア帝国崩壊後は、ユーロ系の代表者であるティベリウスと提携する形で、アーブ帝国の成立に尽力。
　本国の基盤を喪失したため、ティベリウスに依存せざるを得ない立場であることを理解しつつ、いつかはかつての旧帝国と同様の専制権力の復活を夢見ている。

声のイメージ／嶋村侑。『ギルティクラウン』校条祭、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』ミレース・アロイ。


　フィリップ・マグノリア

　５５才。男性。アーブ帝国工務総監。
　シャルルによって抜擢された、庶民出身の天才テクノクラート。
　ペンドラゴンや各植民エリアの租界都市など、シャルル以降のブリタニアにおける大胆な都市設計のほとんどは彼が手掛けたといっても過言でない。
　シャルルが死んだ当時は、当時占領地だったシベリア開発に参加しており、寒冷地における幹線整備や居住ドームに幹線移動要塞などをも次々に考案。その流れでそのままアーブ帝国にも参加する。
　一応、シャルルから授与された子爵号を持つが、本来の名門貴族出身でないという意味では唯一の評議会議員であり、新首都の建設など、彼の手腕を必要とする、合衆国ブリタニアからも帰国の要請があったが、「やりかけた仕事がある」という理由だけで、敢えて敵視の多い現地に残留。
　アーブの建前からすれば、本来あってはならない存在であるが、彼の存在なくしては居住条件の改善もままならない以上、ティベリウスの支持の下、完全な例外的存在となっており、必要とあれば、評議会でも遠慮なく発言する。
　
　声のイメージ／大友龍三郎。『勇者警察ジェイデッカー』冴島総監、『機動戦士ガンダムＡＧＥ』フェザール・イゼルカント。






[36464]
Ryu - 2012年09月22日 (土) 08時53分
クレイン・オズヴァルド

３５歳。男性。アーブ帝国外務総監

名門オズヴァルド辺境伯家唯一の生き残り。オズヴァルド家はルルーシュの即位に「賛成」しており、後にダモクレスのフレイヤ投下によって当時外務官として欧州に赴いていた彼以外が全員無くなっている。その為、悪逆皇帝よりもフレイヤ投下の実行者であるシュナイゼルや合衆国ブリタニアを強く憎んでいる。
アーブ成立後は外務総監として、アーブを合衆国ブリタニア以上の強国にするべく優れた外交術で日々奔走している。これは、そうする事が自分に出来る合衆国ブリタニアへの「復讐」であると考えている為である。
元々国家の為に動く人間である為かアーブの方針には比較的従順であり、合衆国ブリタニアへの対応は個人の感情は抜きにして行っている。
情を感じさせない人間に見えるが、フレイヤの投下によって失った妻子が贈ってくれたロケットペンダントに家族３人で撮った写真を入れており、非常に大切にしているという一面も持つ。

声のイメージ／安元洋貴。『第二次スーパーロボット大戦Ｚ』アイム・ライアード、『アクエリオンＥＶＯＬ』イズモ・カムロギ






[36465]
白執事 - 2012年09月23日 (日) 01時10分
キャラ投稿という事で、何案か投稿していきたいと思います。

イースリット・リア・アリューシア
２３歳・女性・アーブ帝国近衛軍団　ナイトオブリングス所属。ナイトオブフィアー。

備考：赤髪の長髪と血の様な赤眼と整った顔立ちを持った女性。イメージは病弱設定のカレンが髪を伸ばした感じです。
性格は常に余裕気な雰囲気と相手を小馬鹿にした口調で話し、一見温厚な「深窓のお嬢様」のような雰囲気を出しているが、それは表の顔で本質は大変に冷酷非道で幽鬼のような不気味な空気をだし、口調も狂気的、特にナンバーズに対しての偏見は強く「下等種族」「劣等種」等などと呼び完全に見下しており、ナンバーズを殺す作戦や思想を何とも思っていない。
逆に「ブリタニア人」という血筋こそが万物の霊長と信じ誇りに思っており、「同族」と呼び大切にしているがその為、ハーフや超合衆国の「裏切り者」には強い嫌悪感と殺意を持っている。

アリューシア公爵の娘に生まれ幼少時から、貴族思想の高い両親と家督を狙う親類の異常な期待と敵意を向けられ、「勝者で在り続ける」事を絶対として育ち、ブリタニア貴族である事を誇りとし、皇帝の側近であり最高の名誉である「ナイトオブラウンズ」に人一番の憧れと尊敬を抱いていたが、年下のジノやアーニャに次々と先を越され、更には彼女が最も軽蔑するナンバーズのスザクが襲名した事とヴァルトシュタインを始めとしたラウンズがナンバーズに討ち取られ、ルルーシュの「皇帝革命」により両親を粛清されるなど数々の悲劇が彼女の自尊心と誇りは完全に砕けさせ、現在の様な狂気的な性格になる。

テレマコス皇帝や皇族への忠誠心は消えてはいないが、アーブ帝国の繁栄よりも裏切り者やスザクがいるブリタニア合衆国やナンバーズの巣窟である超合衆国連合など外敵の殲滅を第一に考えている節がある。
ラウンズ並のKMF操縦技術を持つが、それに見合った指揮能力も併せ持ち、趣味のチェスに例えて指揮を出す事もある。髪の毛や瞳の色である「赤」を好み機体のカラーリングも血の様な真っ赤な色にし、軍服の上から常に赤いケープを羽織っている。その姿と凶悪な性格から「スカーレッド」（傷んだ赤色）の異名で呼ばれている。
紅茶が好きで何処に行くにも折り畳み式のテーブルとティーセットを持ち歩いている、逆にコーヒーを「泥水」と呼ぶほど嫌っている。

イメージCV：斎藤千和。『化物語』戦場ヶ原ひたぎ、『ガンダムOO』ルイス・ハレヴィ

イメージとしては女性版ジェリド・メサですかね、彼がカミーユに戦いに狩り立たせられた事と同じ様に主人公であるルルーシュやスザクが原作で行ってきた事が原因で結果的に狂ってしまったのが彼女です。たとえ主人公の行動でも結果的にその性で不幸になる人間もいるだろうなというのがコンセプトです。






[36467]
kazuhide - 2012年09月23日 (日) 14時08分
エルネスト・バルテルミー

33歳　男性　アーヴ帝国客将

傭兵出身でかつては反ブリタニア勢力に雇われて活動していたがゼロレクイエムによってそれらの勢力が壊滅に追いやられたため食い扶持を求めて帝国に身を寄せる。

ティベリウスとの直談判で客将格で迎え入れられるも正式な叙勲や任官は受けていない。あくまでも現状はティベリウスとの契約に基づいての居候である。

ヴォルガ戦争において、愚連隊を組織しての破壊活動で功績を上げるが敵地での激しい「乱取り」が批難されており騎士や貴族からは毛嫌いされている。だがティベリウスは黙認しており、これも彼との契約の一部であると思われている。

当人の慇懃な態度も嫌われるもとであるが、皇帝からはむしろ気に入られており戯れに「ナイトオブゼクス」の称号を与えるという話も出た。(もちろん当人は丁重に断ったが)

皇帝によからぬ話を(特に女絡み)吹き込んでいるという噂もありそれが寵を受けている理由とも言われてる。

声を押し殺した「ククク・・・」という笑いが特徴。

　声のイメージ／飛田展男






[36468]
ＪＩＮ - 2012年09月23日 (日) 15時02分
　アッシュ・レイ・ラザフォード

　１５才。男性。アーブ帝国近衛軍団ナイトオブリングス所属。ナイトオブアハト。
　旧ブリタニア系の筆頭者であるラザフォード侯爵の庶出の甥ということになっているが、真相は不明。
　旧帝国崩壊後の混乱の収まらぬ、正式発足以前のアーブに忽然と現れ、退廃と自棄の渦巻く、初期の社交界において、ラザフォード侯爵の庇護の下、男女の相手を問わず、愛玩的な美少年として渡り歩く。
　外見は少女と見紛うばかりだが、実は恐ろしいくらいの戦闘力の持ち主で、不粋に言い寄った相手の腕を軽く圧し折った事件を皮切りに、その実力を注目され、いくつかの実戦参加の後、遂にはラザフォード侯爵の推挙と、エミリオのバーンスタイン家相続との交換で、ナイトオブリングスの一員となる。
　その戦闘力はローランスも一目置くほどで、リングスの「最年少」であると共に「最強」とも噂される。
　男女に粉を掛けられるのは相変わらずだが、現在では勝気で独占欲の強いイースリットの一応の「専属」となっており、彼女の怒りを恐れる者にはとても手を出せない。
　（ただし時々無謀を試みる者もあり、その都度イースリッドに「とても口では言い表せない」報復を味合わされる。）
　　
　声のイメージ／水樹奈々。『鋼の錬金術師 FULLMETALALCHEMIST』ランファン、『黒執事�U』アロイス・トランシー。






[36469]
Ryu - 2012年09月23日 (日) 16時02分
２人目入ります。

アレウス・アルフォード・アレキサンダー

２５歳　男性　アーブ帝国近衛師団ナイトオブリングス所属　ナイトオブツヴァイ

ユーロ・ブリタニア屈指の名門貴族・アレキサンダー家出身。ローランスとは数年前から互いに切磋琢磨し合った間柄であり、ライバルと呼べる存在である。ローランスがナイトオブアインの座に就任すると、彼からの要望でツヴァイの座を得た。その事で一時は貴族たちの間で悪く言われた物の、実力でそれを黙らせている。現在はナイトオブリングスのナンバー２として、ローランスの補佐に回っている。実家との折り合いは良いとは言えず、元々軍人になったのも自由の無い実家の家風を嫌ったと本人が公言している。

常に飄々とした態度を取り、大貴族にありがちな選民思想といった物が一切無く、誰に対しても気さくで面倒見が良い為年下からは兄貴分として慕われている人物。年下のナイトオブリングスが曲者揃いで一見ぞんざいな扱いを受ける事も多いが、少なくともエミリオは彼の事をちゃんと慕っており、彼女とのやり取りは知らない人間が見たら兄妹のようにも見える。本人も彼らの事を気に入っており、エミリオを「エミリー」、イースリッドを「イース」と略称で呼び親しんでいる一方で、時には必要とあれば厳格な態度を取る事もある。ローランスとは考え方の違いで衝突する事も多いが、お互いに認め合っている仲。

戦士としての実力以外にも様々な方面の能力が高く、司令官・参謀から料理・裁縫と恐ろしくそのスキルの幅は広い。司令官・参謀はともかく、恐らく一生関わる事が無いであろう料理や裁縫の技術を一体どこで手に入れたのかはナイトオブリングスの最大の謎となっている。今まで数人が直接本人に聞いても「何でだろうな〜？」と返される始末である。ローランス曰く「超万能人間」との事だが、本人は「器用貧乏」と卑下している。

声のイメージ／鳥海浩輔。『テイルズオブヴェスペリア』ユーリ・ローウェル、『ガンダムＡＧＥ』アセム・アスノ