続けて「オアフ島攻防戦」と並行して勃発する「マウイ島攻防戦」の大まか（？）な初期プロット。

こちらは何と言ってもサクラダイト貯蔵施設を巡る攻防がメインになりそうで。

「オアフ島攻防戦」についての捕捉にも若干触れ、「撤退戦」についても書いた結果結構長くなってますが、そこはご了承下さい。



�@サクラダイト貯蔵施設攻撃担当は趙雷鋒直々に率いる直属部隊と王環明の第二中隊、孫斗高の第三中隊。第一工場群担当は程廉の第一中隊。

�A斬利は海中のカルーガで全体の戦局を管理。直属のリンウェイ率いる第一中隊はカルーガの直掩に、李範率いる第二中隊はモロカイ島のシルヴィオ本隊を牽制。

�Bこちらでも「カルキノス隊」による水中戦に勝利。ただマウイ島はオアフ島と違って海中から内部に入れる場所が無く、敵の抵抗の激しさから上陸するのも極めて困難との判断からそのまま「カルーガ」の直掩に専念。

�C第一工場群を巡る攻防は数の優位もあってシルヴィオ軍が優勢。ただ攻撃側もメインターゲットはサクラダイト貯蔵施設であり、程廉の部隊は言わば足止め役。彼自身の巧みな部隊運用もあって、シルヴィオ軍は優位に立てども圧倒出来ず膠着状態に。

�Dサクラダイト貯蔵施設を巡る攻防は激戦。ハーレン、ブルーメ、リーとこの箇所の担当は指揮能力にも定評のある連中を固めており、そもそもこの箇所はシルヴィオ軍が最優先で防衛機構を整えた事もあって雷鋒達も攻めあぐねる。

�Eオアフ島司令部の混乱に乗じ、ゼラート本隊が進軍開始。「ネプチューン」はオアフ島水中部隊が壊滅し「目」が無くなった事で密かにオアフ島の司令部に近づいており、モロカイ島のシルヴィオ本隊よりも遥かに近い所にまで接近していた。

�Fオアフ島の危機を知るや否やシルヴィオは木宮とエリアを伴い救援に向かう。この動きを見て斬利はリンウェイの部隊を第一工場群への援護に向かわせ、李範の部隊は残ったザカライアの部隊と対峙。「カルーガ」はマウイ島に接近させる。

�Gサクラダイト貯蔵施設を巡る攻防で「羅龍」を駆る雷鋒の突破とそれに呼応した副司令官・文衛玄の連携によって十勇士のリーが戦死。状況はシルヴィオ軍不利に陥りかけるがここでザカライア率いる増援部隊が到来。

�H一方の第一工場群。リンウェイの増援が到来し「炎鳥」を軸に猛攻を仕掛け、十勇士のフィッシャーが重傷を負い戦線離脱。ただ程廉の部隊も損傷率が激しく限界に近かった為、ここで一旦後退し「カルーガ」に戻る。その後もリンウェイ率いる部隊によって第一工場群の損害も多数発生する事となる。

�Hハーレンはザカライアに指揮権を委譲し、ザカライアの直属部隊が雷鋒達を抑えている間にハーレンはブルーメと共に王環明の部隊に猛攻を仕掛け、彼を敗死させる。

�I一方のザカライアとモロカイ島外縁部で対峙していた李範の部隊は、ザカライアが先に動いたのを見て彼への追撃に向かわんとするが、斬利からの命令もあってマウイ島への増援ではなくオアフ島へのシルヴィオ本隊への追撃＆ゼラート本隊への援護に向かう。

�J各地で激戦が繰り広げられ、美恵がウェンディと激突し両者共に負傷して後退（ウェンディ隊の指揮はアサドが引き継ぐ）、グレイバーが木宮に敗れ重傷を負い戦線離脱したりするが、「本国増援軍」の到来をゼラート経由でキャッチした斬利が「撤退」を選択。

�K各隊と比較して消耗率が然程ではなかったゼラート本隊、リンウェイ隊、李範隊が殿を担当するもシルヴィオ軍の追撃の前に李範、ゼラート軍副司令官のハクチェフが戦死。



…な所ですかね。オアフ島と違って、こちらは「正攻法」しか選択肢が無かった（あるいはシルヴィオの事前準備でそれ以外の道を潰した）感じ。

そしてオアフ島攻防戦と合わせての、名を列挙した面々の現時点の死傷者（予定）としては…

『シルヴィオ軍』

戦死…リー（雷鋒により敗死）、アーネスト（ゼラートにより敗死）

重傷…イェーリング（ニコロスに敗北。部下に救助される）、フィッシャー（リンウェイに敗北。こちらも部下に救助される）

負傷…美恵（アーネスト敗死後に逆上してウェンディを襲うも敗北）、ハーレン（王環明の捨て身の一撃によるもの）　

『ハワイ攻撃軍』

戦死…王環明（ハーレンにより一矢報いるも敗死）　ハクチェフ（撤退戦で殿を務め、シルヴィオにより敗死）　李範（ハクチェフと同じく殿を務め、エリアにより敗死）

重傷…グレイバー（木宮に敗北、辛うじて李範隊が救出）

負傷…ウェンディ（美恵に襲い掛かられ何とか退けるも負傷）、程廉（第一工場群を巡る攻防の最中負傷。無理をする前にリンウェイと交代）