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タイトル:試練IF もしも蓬莱島でパーティーが行われるとしたら C SF

(No.1)

良二「…たく、神楽耶の奴。相変わらず偉そうにしやがって…」

千鶴「…どうぞ。武石様」

良二「あ! こ、これはどうも…」

千鶴「何か御不満や御不便がございましたなら遠慮なく申してください」

良二「は、はい…」

千鶴「それでは。失礼させていただきます」

良二「は、はあ…」



良二「…」

ライル「どうしたんだ。良二。さっきからずっと気が抜けたような顔をして?」

良二「え、ええ!? そ、そんな事は!!」



(No.2)

フィリップ「…」

彼の視線の先にあるのは、ライルと会話しているクラリス。

お互いそれまで気を張っていた様子から、話し易い相手を見つけたのか割と自然体に近い形となっている。

フランシス「…お隣、宜しいですかな?」

フィリップ「え、ええ。貴方は…」

フランシス「フランシス・T・ヴィトレットと申します。フィリップ・ポテ中尉」

フィリップ「…」



(No.3)

フランシス「いやあ。あれほどのお美しい方を上に持たれると…苦労ですかな?」

フィリップ「…」



(No.4)

上丹羽「おっ、これまた見物の組み合わせが…」

ラクシャータ「はぁ、今度は何……へぇ」

上丹羽達の視線の先には、ライルの騎士として同伴しているレイの姿が。

そしてそんな彼女に近づいて行ったのは…騎士団不動の最強エース、紅月カレン。

上丹羽「確かあの2人、初対面って訳でも無いんでしたか」

ラクシャータ「一時期同じ『皇族騎士』だった事があったものねぇ、その時に会っていてもおかしくはないって訳?」

扇「…」



(No.5)

カレン「…どうも…お久しぶり…」

レイ「これはこれは。命を救ってくれた主人を見捨ててよくぞおめおめ…おっと、これは言い過ぎでしたか?」

カレン「…」



(No.6)

良二(はぁ…わかってたとは言え、やっぱり居心地悪いなぁ)

ライルやレイと一旦分かれてからの良二も、参加客の面々と軽い対話を行っていた。

良二(どうする…一旦殿下の所に戻るか? 少なくとも……レイの所には近づきたくないし)

チラっとレイが紅月カレンと何か話しているのが視界に入ったが、別に険悪という程では無いにせよ関わってはいけないオーラを何となく感じていた。

良二(とはいえ、流石に神楽耶に対して何も挨拶無しってのも体裁悪いだろうしなぁ、はぁ…)

どうしたもんかと悩んでいると、視界に1組の男女が見えた、向こうも自分の事を確認したようである。

藤堂「…久しぶりだな、良二君」

良二「…ええ、こちらこそ」

千葉「…」



(No.7)

千鶴「これはこれは。御相伴させていただいてよろしいでしょうか。武石様?」

千葉「北川…」

良二「え? 北川って…」

藤堂「そう。我々と共に、厳島で戦った北川龍馬の娘だよ。彼女は」

良二「…」



(No.8)

上丹羽「ほほう、あっちも面白い組み合わせが…」(藤堂達と良二を見やって)

ラクシャータ「にしてもあの付き人(千鶴の事)、目立たないながらも中々いいわねぇ」

上丹羽「ええ、普段はもう少し御洒落に気を使ってもいいんじゃないかと思う時もあるんですが…」

?「少し宜しいですかな?」

扇「? あ、貴方は…」

フランシス「この度は当方をこの場にお招き頂きありがとうございます。扇事務局長」

扇「いえ、こちらこそわざわざの挨拶、ありがとうございます」

フランシス「丁重ですね…そちらの方はラクシャータ・チャウラー化学長官と上丹羽考助化学副長官でしたか。お初にお目にかかります」

ラクシャータ「あら、私達の名前もご存じでしたか」

フランシス「当然です。両名ともブリタニアでも有名でしたし…」



(No.9)

フランシス「先日のハワイへの強襲作戦。実に見事な物でしたなあ」

上丹羽「それはどうも」

フランシス「私など地下で身を縮こまらせていたものですよ。まさに暴風でした」



(No.10)

フランシス「所で…その暴風を発生させた人物はいないのですか?」

上丹羽「ええ、このレセプションにはいませんよ」

フランシス「そうですか、それは残念」

扇「もしこの場に居たら挨拶を…とでも思ってましたか?」

フランシス「まあそんな所です。ついでにハワイで発生した諸々の被害総額について愚痴ってやろうかなと」

上丹羽「聞かされた所で『そうか、それは残念だったな』とスルーされるのがオチだと思いますがね」(『そうか、…』の辺りはあえて低い声色で喋った)

ラクシャータ「それあの傭兵隊長の真似?」



(No.11)

イヴァン「会えないのを残念がってる方々が結構いそうですね」

セラート「俺はあくまで現場の人間だ。儀礼は他の奴がやればいい」

ニコロス「イイ顔の連中が揃っているからってか?」



(No.12)

レイ「『彼』の事が気になられますか。やはり?」

ライル「当然だろう。あんな『大突破』をやってのけた人物。興味を持たないのが無理だ」

Ryu 2024年05月26日 (日) 08時46分(129)
 


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