| タイトル:「英雄」の特訓 |
SF |
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(No.1)
秀作「うおおおお!」
ゼラート「フン!」
秀作「うわああ!?」
ゼラート「だめだだめだ! 何度言ったら分かる! そのやり方に拘っていては、いつまでたっても『彼』には勝てんぞ!」
秀作「うるさい! これが俺のやり方だ!」
ゼラート「ああ。貴様の気質が先手必勝の先制攻撃型なのは分かってる! だが相手のスピードとパワーは貴様よりも遥かに上だ! 同じ土俵では絶対に勝てない! それはハワイで思い知らされたはずだ!!」
秀作「だから! 俺も!!」
ゼラート「こないだのテストで血反吐を吐いたのにか! 確かに貴様の耐G能力は通常よりは遥かに上だ! だがエナジーウィングを使いこなせるレベルじゃない! トップに近付いた瞬間、間違いなくその場で失神の戦闘不能だぞ!!」
秀作「く…」
ゼラート「そんな貴様が勝てる可能性があるのは! 相手のスピードとパワーを逆用しての一瞬のカウンターだ! とにかくいかなる相手の動きにも合わせて、それに対応出来るだけの反射力を身に着けろ!」
秀作「俺に受け身のままでいろってんのか!?」
ゼラート「ああ! また負けたくなければな!」
秀作「く…」
ゼラート「貴様はプライドは高いが、決して愚かな男じゃない! だから自分でも分かってるはずだ! これしか勝ち目はないという事を!!」
秀作「うう…」
(No.2)
「それにしてもフェンリルもいつのまにかスケールアップしたもんだよな。元々問題連中が多かったのは確かだが…」
「現在ではますます問題連中の嵌め込み場所になってるようだよな」
「え? そうだったんですか?」
「そうか。おまえはこっちに着てからだったよな」
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| Ryu 2024年05月25日 (土) 07時19分(125) |
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