| タイトル:試練IF 第三次朱禁城事変 A |
SF |
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(No.1)
蓬莱島近海。
高速で海面ギリギリを飛行している一機のKMF。
その右湾部に刻まれている「雷鎚」の文字。
秀作「スゲエ! ヴィンセントの改造機だと舐めてたが、動きの鋭さはアストラッド以上だぜ! 動作の一つ一つで痺れが走りやがる!」
その前に現れる、巨大な高波。
それに対して横一線で振り払われる右手のハンマー!
まるでそれに斬られたかのように、上下に分かれ、はるか頭上で断ち割れる!
千鶴『秀作様』
秀作「なんだ。ツル?」
千鶴『フェンリル本部より帰還命令です』
秀作「ち、なんだよ。ようやくノッてきたばかりだってのに!」
(No.2)
上丹羽「順調な様ですね。新武器もいい感じに仕上がっていますし」
千鶴「はい、実戦投入するにも問題も無いでしょうが…本部からの帰還命令、何かあったのでしょうか?」
上丹羽「そこは現在騎士団首脳陣との会合から戻って来た大佐から伝えられるでしょうが…初陣の日は近いかな」
千鶴「…」
(No.3)
ラクシャータ「ま。あの機体の元からのシステムを試す意味もあったんだけどね。なかなかに興味深い物もあったし」
上丹羽「とにかくこちら製のコクピットは絶対嫌だっていうのが最初だったわけですが」
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| Ryu 2024年05月25日 (土) 07時09分(123) |
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