タイトル:コードギアス 追憶のエミリオ MEMORY−8 休戦地帯 U |
SF |
アンブロシウスを従えながら、河岸を高速移動中のライオネル。
そのコクピット内。
アンブロシウスに中継された映像が映っている。
「ジーベンの様子はどうだ。バーラ?」
(さっきやっと目が醒めたとこよ。例のメイドが思いっきりイチャついてるわ)
「おいおい。連れて来たのか?」
(ハバロフスクからね。とにかく凄い剣幕で「連れてけ」ってね。あたしにあんな態度と口を利いた奴なんて初めて。断ったら殺されるかと思ったくらいよ)
「おまえがか?」
(ええ。マジにね。それにしてもちょっと薬が効き過ぎなんじゃないの。ローランス。もっと穏便な方法はなかったの?)
「血に狂った猛獣をその目で見た事が無いからそんな事が言えるんだ。俺としてはもっと速効の強力な奴に変えて欲しいくらいだね」
(メイドには言わないでおくわ)
「そうしてくれ。ところで見つかったか。アレウス?」
(モルゴースとアグロヴァルのビーコンを探知した。まもなく現場に着く)
「了解。まあとにかく連中を回収してから戻る。もうしばらく頼むぞ。バーラ」
(早くしてよね。マニゴルドの連中がうちの子たちに言い寄ってきてうるさいんだから)
「ははは。殺すなよ」
(ええ。半殺しくらいにしとくわ)
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JIN 2019年11月17日 (日) 18時23分(100) |
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