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とある昼下がり。 ナスタシアが自分の部屋で一人、本を読んでいた。
ナスタシア 「・・・。」 真剣な顔つきで本を読むナスタシア。
そこへ仮面をつけた道化師、 ディメーンがやって来た。
ディメーン 「休日になればずっと部屋にこもってばかり、 そんなに本読むのが好きなのかい?」
ディメーンがヒマそうに言う。
ナスタシア 「はい。・・・というより、 部屋に入る時はノックしてください」
いつものように冷静な態度で接するナスタシア。
ディメーン 「フフッ、ノックするの忘れててね〜」
そう言うとディメーンは 本棚から一冊の本を取り出す。
ディメーン 「ふ〜ん、こういう本見てるんだ」
ナスタシア 「・・・」
黙ったまま本を読み続けるナスタシア。
ディメーン 「ん〜・・」
つまらなそうにするディメーン。
ナスタシア 「用がないなら出ていってもらえますか?」
若干不機嫌そうに言う。
ディメーン 「相変わらず冷たいなぁ〜 特に、ボクに対して。」
ナスタシア 「・・・・。」
黙り混むナスタシア。
ナスタシア 「・・ッ?!」
ディメーン 「そんなにボクのこと嫌い?」
ディメーンがナスタシアの背中に触れながら言う。
ナスタシア 「なっ・・やめてください」
冷静に言うが、緊張と戸惑いが隠せないナスタシア。
ディメーン 「・・伯爵なんかよりも、ボクを見てよ」
ディメーンがナスタシアの耳元で吐息混じりに呟く。
ナスタシア 「・・・っ」
「な、何してるのよっ!!?」
突然大きな声が響く。
ディメーン 「ん〜良いところだったのに」
ナスタシア 「・・あ、 ま、マネーラ」
声の主はマネーラだった。
マネーラ 「ちょっと! ディメーン! アンタ、ナッちゃんに何してたのよ!!」
ディメーン 「それは言えないよ♪ ボクとナスタシアだけのひみつだからさ♪」
マネーラ 「・・!! この変態道化師!!!」
ディメーン 「んっふっふ♪ ・・それより、 ここはナスタシアの部屋だよ? ちゃんとノックしたのかい?」
マネーラ 「・・ッ!」
ディメーン 「ふふふっ おっと それじゃ ボクは帰らせてもらうよ〜♪ 今度じっくり話し合おうね、ナスタシア。 また無視とかしたら、 大事な時に邪魔とかしちゃうからね?」
マネーラがハッとしている間に そそくさと逃げるディメーン。
マネーラ 「なっ!? コラ! 待ちなさい!! ナッちゃん、ごめんね!;」
マネーラが後を追いかけるように部屋から出ていく。
ナスタシア 「・・・なんなんですか一体・・」
▼あとがき▼
はい、ということで((← 世にも珍しい、 ディメーン×ナスタシアの小説を 書いてみましたが どうでしょうかっ!(°∀°´) ディメーンとナスタシアの組み合わせも 何故か結構好きなのよね私((← でもディマネはあっても ディナスなんて聞いたことないですよね。 なんで無いんだろうな〜
やっぱりゲームの中の2人は 良い関係(?)じゃなかったからですかね?;
(ー∀ー`;)
まぁディメーン×ナスタシアの小説 書くのは楽しかった!(´∀` )
ここまで読んでくれて感謝です!(^^)
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