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シーナとシルトの怪盗話 続き
こんにちは(こんばんは)ハルピーです。今回のお話はシーナとシルトの怪盗話を書こうと思います。 登場人物 シーナ(メリア)シルトの姉。ストリートクラウンの卒業生でカフェで働いている。 シルト シーナの弟。シクロと一緒に怪盗をしている。カフェの常連客。 シクロ シルトと一緒に怪盗している。カフェの常連客。 父 シーナのお父さん。 店長 カフェの店長。 マカ カフェで働くメンバー。 ダイヤ 店長の知り合いでマジシャンをしている。シーナに興味を持つ。
省略なし、ではどうぞ。
♦ストーリー♦ 第一章 いつものカフェで ネックレスの事件から一週間経ちました。 カランカラン♪(二人のお客さんが来る) シーナ、マカ いらっしゃいませ。 シルト 今日もカフェオレをお願いします。 シクロ カプチーノをお願いします。 シーナ、マカ かしこまりました。 店長 おぉ、シルト君とシクロ君か。いつも来てくれてありがとね。 シルト いえいえ、ここのカフェが一番美味しいですから。 シクロ そういえば、昨日怪盗Sが大手企業にあるダイヤを盗んだっていうニュース見ましたか? 店長 あぁ見たよ。 マカ 私も見たよ、凄いよね。 シーナ 私も見ました。怪盗Sのファンまでいるっていう噂を聞きましたよ。 シクロ メリアさんとマカさんは怪盗Sの事どう思いますか? シーナ、マカ あ! シルト どうしました? シーナ 実はお二人にはお話していませんでしたね。実はネックレスの事件に関わっていたシーナという女性は私なのです。 シルト、シクロ え! シルト それはびっくりですね。 シーナ 私が持っていたネックレスを守るために偽名を使っていました。本当の名前はシーナと言います。 シクロ でも、ネックレスは奪われたんだろ。 シーナ ええ、でもそのおかげで不安が消え、大切な方にも巡り会えたわ。 シルト それは良かったですね。 シクロ じゃあこれからはシーナさんって呼ぶよ。 シーナ ありがとうございます。 マカ お待たせしました。カプチーノです。 シーナ カフェオレです。 シルト いつもありがとうございます。 店長 あぁそうだった、今日は私の知り合いを紹介しようと思っていたんだ。
第二章 マジシャン シルト ということはいつもの問題は無しなんでしょうか? 店長 そうだな、たまには転換してみて違う事をしてみようと思ってな・・・・・そろそろ来る頃だが。 カランカラン♪(一人のお客さんが来る) 店長 お、来たようだ。紹介しようこちらはダイヤだ。 ダイヤ 初めまして、ダイヤと申します、お見知りおきを。(礼) 店長 こちらは、マカさん、シーナさん。カフェで働いているメンバーだ。こちらはシルト君とシクロ君、カフェの常連客だ。 マカ、シーナ、シルト、シクロ 初めまして。 店長 彼はマジシャンをしている。新しい作品を見てほしいと言われたのでカフェに呼んだんだ。 マカ マジックって面白いよね。 シーナ 昨日の夜、マジックの番組をやっていたので見ました。 シルト 僕も見ましたよ、錯覚に騙されそうになりましたね。 ダイヤ 僕のマジックは物を浮かせたり出来ますが、今日は新しいマジックを披露したいと思いました。 シクロ どんなマジックなんですか? ダイヤ 心の声を聞くマジックです。体験したい方は挙手でお願いします。 マカ はい、はい、私やりたい。 シーナ わ、私もやらせていただきたいです。 シルト 僕も体験したいですが、女性が先に体験して頂くのが良いかな。 シクロ レディファーストだね。 ダイヤ では、シーナさんに体験してもらいましょう。 シーナ やった。 マカ いいなー。 ダイヤ それでは始めます。シーナさん、目をつぶって好きな食べ物を心の中で言って下さい。 シーナ はい。(目をつぶる) ダイヤ ・・・・・・・・・・なるほど、シーナさんの好きな食べ物はお寿司ですね。 シーナ (目をあけて)あ、当たりです、よく分かりましたね。 マカ 凄い! ダイヤ 次は机に置いた帽子の中から鳩を出します。・・・(指を鳴らす)出ました。シーナさん、帽子を取ってみてください。 シーナ はい。(帽子を取る)まぁ、可愛らしい。 マカ 鳩が帽子から!え?? ダイヤ それと(指を鳴らして薔薇を出す)これは私からのプレゼントです。 シーナ ありがとうございますダイヤさん。 店長 薔薇を差し出すなんて珍しいな。いつもならショーが終わっても女性に花をあげることはないのに。 ダイヤ なぜか分かりませんが、僕はシーナさんを気に入りました。 シルト、シクロ ええ! マカ 素敵だね、なんかこういうの映画で見たことある気がするよ。 シーナ え!・・・・。 ダイヤ あ、もうすぐで10時になりますね。 マカ なにかあるの? ダイヤ はい、10時30分に隣町の市民会館でマジックショーをすることになっていますので。 店長 では急がないとな。 ダイヤ はい。それではカフェのショーを閉幕とさせていただきます、ご協力ありがとうございました。(礼)また来ます。 カランカラン♪(ダイヤがカフェを出る)
第三章 仕事 その夜、シーナはシルトと電話をしていました。 シーナ 怪盗、上手くやっていますね。 シルト シクロが計画を立ててくれるので、今は一度も失敗した事ありません。 シーナ シクロさんは計画するのが得意なのですね。 シルト はい。僕より頭の回転が早く、少し計算がずれてもすぐに立て直してくれます。 シーナ シルトだって計画を完璧に実行するじゃない、それに星座についても詳しいもの。 シルト そうですね。 父 シーナ、そろそろ寝なさい。あのことをカフェで働く人達に伝えておくのだぞ。 シーナ はい、お父様。シルト、また明日ね。 シルト はい。おやすみなさい姉さん。 つぎの日、いつものカフェで。 店長 シーナさん、昨日ふと思ったのだが。カフェはいつまで働くのだ? マカ あ、そう言えばネックレスの事件で身を隠すために転職して来たんだっけ。 シーナ その件について昨日お父様と相談したのですが、もっとカフェの事を知りたいので続けようと思います。 マカ じゃあまだここで働いてくれるんだね。 シーナ はい。 店長 ありがとう、そう言ってくれて安心したよ。 カランカラン♪(二人のお客さんが来る) シルト、シクロ こんにちは。 シルト 今日はミルクティーをお願いします。 シクロ 僕も同じのをお願いします。 マカ かしこまりました、シーナ。 シーナ ・・・・・あ、いらっしゃいませ。 マカ え?どうしたのいきなり。 シーナ え?あ、すみません。なんだか最近ぼーとすることが多くて。 マカ きっと疲れが出たんだよ、ミルクティーは私が作っておくからゆっくり休んでて。 シーナ ありがとうございます。 カランカラン♪(一人のお客さんが来る) ダイヤ こんにちは。 店長 おぉ、ダイヤか。今日は休みなんだな。 ダイヤ はい、今日はお客としてカフェに来ました。ココアをお願いします。 マカ ココアも私が作るよ。 シーナ ありがとうございます。 ダイヤ シーナさん、どうしたのですか? シルト 疲れが出たみたいです。 ダイヤ それは大変です。シーナさん、大丈夫でしょうか? シーナ はい、大丈夫です。・・・昨日頂いた薔薇、とても綺麗だったので私の机に飾ってあります。 ダイヤ それは光栄です、もし良かったら連絡先をお聞きしてもよろしいでしょうか? シーナ はい、良いですよ。 マカ お待たせしました。ミルクティーです。 シルト ありがとうございます。うん、ミルクティーも美味しいですね。 シクロ そうですね、たまには違うのも頼んで見るものです。 マカ 良かった、いつもコーヒー系を頼むから腕が鈍っていたらどうしようと思ってたんだ。 シルト そんなことないですよ。 ダイヤ 登録しました、ありがとうございますシーナさん。後で連絡しますね。 シーナ はい。 その夜、シーナの住む別荘で (スマホが鳴る)
第三章 闇の薔薇 シーナ もしもしダイヤさん。 ダイヤ 連絡先あっていますね。あの薔薇はまだ咲いていますか? シーナ ええ、でも花びらが散ってきていますね。 ダイヤ そうですか、きっと全ての花びらが散った時に何か起こると思います。 シーナ この薔薇にもマジックがあるのですか? ダイヤ はい、ちょっとしたしかけです。 シーナ それは楽しみですね。 ダイヤ ではまた今度お話しましょう、おやすみなさい。 シーナ おやすみなさい、ダイヤさん。 つぎの朝 父 た、大変だ! シーナ た、大変です。 父、シーナ 怪盗Dが来る。 父 知っていたのか? シーナ はい、執事から聞きました。怪盗Dという方によると今夜私を盗むみたいですね。 父 ネックレスの事件が落ち着いてきたというのに・・・・今日はカフェを休んでくれ。 シーナ 分かりました。 一方、いつものカフェでは マカ 今日のニュース見た! 店長 あぁ、またシーナさんが狙われているみたいだな。 (携帯が鳴る) 店長 もしもし、シーナさん。 シーナ もしもし店長、今日のニュースはご覧になりましたか? 店長 あぁ、大変な事になっているみたいだな。 シーナ はい、なので今日はおやすみさせていただいてもいいでしょうか? 店長 いいぞ、気をつけてな。 シーナ ありがとうございます、では失礼いたします。 カランカラン♪(二人のお客さんが来る) シルト 店長!シーナさん来ていますか? シクロ 次は怪盗Dが登場しましたね。 店長 今連絡があって休むことになった。 マカ 心配だな。 シルト 怪盗D、どんな人達なんでしょうか? シクロ 今夜なんですよね、盗まれないといいのですが。 店長 そうだな・・・・今日は何にするんだ。 シルト カプチーノをお願いします。 シクロ カフェオレをお願いします。 マカ かしこまりました。 その夜、シーナの別荘で シーナ お父様!怪盗Sからの予告が来たわ。内容は怪盗Dがシーナさんを盗んだら、僕達はシーナさん取り戻します。ですって。 父 怪盗Sが来てくれるのか助かる。 シーナ 盗むまで後2分。もし、私が盗まれたとしてもシルト達が助けてくれるわ。 父 そうだな、怪盗Sを信じよう。シーナは部屋にいてくれ、現れたら呼ぶんだぞ。 シーナ はい、お父様。 2分後、シーナの部屋で シーナ 時間になりましたね。あら、薔薇が全て散ってしまったわ。確か、何か起こると思うんだけどあれ?・・草原が目の前に・・・広がってる・・・・(シーナの目が黒くなる) 怪盗D ふふふ、僕のマジックにかかりましたか。 父 シーナ! 怪盗D おや、来ましたね。ですが手遅れです。貴方のお嬢さんを盗みに来ました。(礼) 父 そんなことはさせない。 警備員1 あいつを捕まえろ。 警備員達 おぉーー。 怪盗D 軍隊のお出ましですね、しかし私を捕まえることなど出来ません。行きましょうシーナさん。 シーナ はい。 父 なんてことだ。シーナ!しっかりするんだ! 怪盗D では、シーナさんをいただきます。(煙をまく) 父 煙をまかれたか。警備員、奴を捕まえてくれ。 警備員1 うわぁ。 警備員2 なんだこれ。 警備員3 ひゃー。 警備員4 こっちだ。 警備員5 いや、こっちに行ったぞ。 警備員達 どこだ? 一方、怪盗Dはシーナを連れて空を飛んでいました。 怪盗D 可哀想なことをしましたね、次は違う方法を考えましょう。シーナさん、大丈夫ですか? シーナ はい怪盗D、私貴方の物ですから。 怪盗D 良かったです。あの薔薇にはマジックをかけてあると言いましたね。あれは僕の得意な想像を作り出し心を惑わすマジックです。 シーナ 素敵なマジックですね。 怪盗D お褒めに預かり光栄です。
第四章 怪盗との戦い 一方、シーナの住む別荘で 父 怪盗D、なんて奴だ。 怪盗S やはり盗まれましたね。 警備員 か、怪盗Sだ。 父 来てくれたのか怪盗S、奴はシーナを。 怪盗S はい、僕達で必ずシーナさんを取り戻します。 S仲間 それに、怪盗Dの正体が分かったかもしれませんからね。 怪盗S達はすぐ怪盗Dを追いかけました。一方怪盗Dは 怪盗D そろそろ着きます、先にシーナさんを降ろしますね。 怪盗Dはシーナをある屋敷の二階にある部屋に降ろしました。 怪盗D よっと、無事に着地出来ました。 シーナ 大きな別荘ですね。 怪盗D 僕の祖父が住んでいる迷路屋敷です。見かけは普通の屋敷ですが、スイッチを押すと迷路に変わります。 一方、怪盗Sは 怪盗S シーナさんの居場所分かりますか? S仲間 あぁ、シーナさんにつけておいたGPSが役に立ちました、北の方向にある屋敷にいます。 怪盗S もう少しで着きますね、急ぎましょう。 一方、怪盗Dは 怪盗D もう少ししたらシーナさんが良く知っている方が来て貴方を奪います。 シーナ そんな!私は貴方の側に居たいのに。 怪盗D 僕もです。なので、あなたを守るために屋敷を迷路にして奴と戦います。 シーナ 大丈夫なのでしょうか? 怪盗D はい、シーナさんがいる場所は迷路のゴール地点です。先に僕がシーナさんに着くことが出来たら身を引いてもらうことにします。 シーナ 分かりました、お気をつけて。 怪盗D シーナさん。もし、僕が勝ったら・・・・・僕と結婚してくれませんか。 シーナ !!・・・・はい。 一方、怪盗Sは屋敷のてっぺんにいました。 S仲間 着きましたね。さてと、シーナさんを探しますか。 怪盗S いや、まずは怪盗Dを捕まえましょう。 怪盗D ようこそ迷路屋敷へ。 怪盗S 僕のお姉さんを返していただけませんか?ダイヤ君。 ダイヤ 僕の正体を知っていたとはさすがですシルト君とシクロ君。 シクロ やはりそうでしたか、シルトの言うとおりですね。 ダイヤ シーナさんを渡すわけにはいきません。ですが、どうしてもというのであれば、賭けをしましょう。 シルト 賭けですか、いいでしょう。 ダイヤ この屋敷は迷路となっており、僕も初めて挑戦します。先にゴールした方が勝ちということはどうでしょうか? シルト 分かりました。 ダイヤ ではスイッチを押して迷路屋敷にします。(スイッチを押す)僕が勝ったらシーナさんから身を引いて下さい。もし貴方達が勝ったらシーナさんの催眠をとく鈴を渡します。 ガタン(屋敷から迷路に変わる) ダイヤ ではお先に失礼します。 ダイヤは先に進みました。 シルト これは大変な作業になりそうですね。シクロ、この屋敷について調べて下さい。 シクロ 今やってます。かなり複雑な暗号や仕掛けがあるようです、慎重に進みましょう。 シルトとシクロも屋敷に入りました。 シルト おぉ、豪華な迷路屋敷ですね。 シクロ あそこにあるランプの色を赤に変えるようです。 シルト 解読早いな。とするとスイッチか何かあるかもしれませんね。探ってみましょう。 一方、ダイヤは ダイヤ まだ彼らは来ませんね。これなら先にゴール出来そうです。ここは廊下の間のようですね。ならば、これで。 ダイヤはポケットからトランプを出し、遠くへ投げました。すると、奥から火の玉が近づいてきました。 ダイヤ おやおや、ここはお化け屋敷なのですか?お金をかけすぎですよ叔父様。 ダイヤは火の玉をよけて走り、奥の扉を開けました。 ダイヤ ここは、扉の間。五つの扉がありますね。 ダイヤは左から順に扉をノックしました。 (コンコン)(コンコン)(コンコン)(ゴンゴン)(コンコン)ん?右から2番目に入ってみましょう。 一方、シルト達は廊下の間にいました。 シルト 普通の廊下みたいですね。 シクロ シルト、ちょっとパソコンを見てくれないか。 シルト どれどれ・・・こ、これは! シクロ どうやらこの廊下の間には二つの道があるようです。一つは火の玉をスルーしてまっすぐ行った扉で、二つは火の玉に吊るされたひもを引いて二階へ行ける階段です。 シルト なるほど、近道ということことですね。 シルトは廊下を少し進み、火の玉が近づいてくると、吊るされたひもを引っ張りました。(ガチャン) シクロ 階段が現れましたね。 シルト 先へ進みましょう。 シルト達は二階へ進むと シルト こ、これは! 一方、ダイヤは二階へ繋がる階段を上がっていました。 ダイヤ やはり、あの扉で正解ですね。シーナさんがいる部屋はもう少しで着きそうです。 二階に着くと ダイヤ ここは会議の間、なんだか怪しい場所です。 おや?椅子にボタンがありますね。 ダイヤはボタンを押してみると、机からお菓子が出てきました。 ダイヤ なるほど、そういうことか。 ダイヤ 残り7脚ある椅子のボタンを全て押し、机に紙や資料などが置かれました。 (ガチャン) ダイヤ 扉があきましたね。行きましょう。 ダイヤが扉を開くと、ゴールと書かれた看板がありました。 ダイヤ やりましたね。先にゴール出来ました。 シーナ いいえ、残念ながら先に着いたのはこちらの方です。 シルト ダイヤ君、僕達の勝ちですね。 ダイヤ な、なんだって。先に入って僕が負けるなんて・・・・。 シクロ 実は火の玉がある廊下の間には隠し階段がありました。その先へ進むとシーナさんがいる部屋の近くへ行くことが出来たのです。 ダイヤ なるほど、叔父様が造った屋敷をすぐ攻略してしまうとは・・・・シーナさんの催眠をとく鈴を渡しましょう。二回振ると元に戻ります。 シルト ありがとうございます。 シルトはシーナの前で鈴を二回振りました。(シーナの目が元に戻る) シーナ ここは? シルト 目が覚めましたか姉さん。ここは、ダイヤの叔父が住む屋敷です。 シーナ 私、さっきまで草原にいましたの。とても寂しかった、けれどシルト達が助けてくれると信じていたわ、ありがとうございます。 ダイヤ シルト君、シクロ君。僕は君達にとってライバルであり、尊敬する師匠でもあります。またいつか会いましょう。(礼) ダイヤは空を飛んでどこかへ行きました。 シーナ ダイヤさん・・・。やはり貴方だったね。 シルト 姉さん、怪盗Dの正体分かっていたのですね。 シーナ ええ、怪盗だったのはショックですが、彼もきっと良い怪盗だと思うわ。 シルト そうなのですか。 シクロ さてと、シーナさんの屋敷に戻りましょう。お父様が心配していますよ。 シルト そうですね。 シルトはシーナをお姫さまだっこをしました。 シーナ きゃ、ちょっとシルト。 シルト さぁ、行きますよしっかりつかまってて下さいね。
第五章 再びいつものカフェで シルト達はシーナの別荘へ行きました。 警備員 怪盗Sが来たぞ。 父 戻って来たか。 怪盗S シーナさんを取り戻しました。 シーナ お父様! 父 シーナ!無事でよかった。ありがとう、怪盗S。 怪盗S いえいえ、シーナさんにはお世話になっていますから。 S仲間 では、僕達は行きますね。 怪盗S達がどこかに行くと 父 シーナ、悪いのだが。 シーナ 騒動が落ち着くまで、避難していたあの屋敷に行かないといけませんね。 父 ありがとう、何かあったら連絡してくれ。 つぎの日、いつものカフェで マカ ニュース見たよ。怪盗Sっていい人達なんだね。 店長 そうだな、シーナさんが無事で良かったよ。 シーナ 騒動が落ち着くまで避難用の屋敷にいます。 カランカラン♪(二人のお客さんが来る) シルト、シクロ こんにちは。 マカ、シーナ こんにちは。 シルト カフェオレをお願いします。 シクロ モカをお願いします。 店長 よし、今日は私が作ろう。 シルト 来ました!店長のスペシャルコーヒー。 シクロ 久しぶりのスペシャルコーヒーです。 シーナ あら、店長のスペシャルコーヒーなんてあったのですね。 マカ そっか、シーナは知らないよね。まぁ店長の気分次第だけど、それがめっちゃ美味しいんだよ。 シーナ という事はコーヒーの秘訣が分かりそうですね。
こうして、シルトとシクロにライバルが現れ、シーナの人生を変えようとしていましたが、二人の腕で阻止しました。二人の活躍はまだまだ続きそうです。 終わり
(後書き) どうでしたか?久しぶりに風邪を引いてしまい、お話が上手く進みませんでした。誤字があったらすいません。次のお話はアニモンの続編を書こうと思います。
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